多忙と怠惰を理由に、当拙ブログ現在の投稿状況は、約3週間の頓挫遅延ぶりを露呈、何とか時系列追い付くべく、書き殴り書き棄て書き逃げ御免決め込まんとすれど、残される写真眺めし処で、既に記憶失せつつあれば、記事の内容希薄たらんと憂うも当然かな。悪しからず。
然れば先月半ばに遡り、マニさん迎えての「Acid Mothers Guru Guru / Mani Neumeier Session 京阪神3days」2日目たる神戸公演@Helluva Loungeへ。
大阪アジトと同じ最寄り駅前のホテルに投宿されるマニさん&エツコさん御夫妻と待ち合わせ、いざ神戸へ。今宵の会場たるHelluva Loungeへ到着せり。
筒が無くサウンドチェック済ませれば、今宵はMani Neumeier Session in Kobeもあり、サイケデリックの新鋭kotsubokuと、台湾サイケデリックシーンの牽引車Dope Purple率いる劉堅白君に由るセッション、サウンドチェック之圖。因みに彼等若手全員の年齢を合算すれど、齢83歳たるマニさんには及ばざる次第。サイケデリックリアルタイム世代ことオリジネーターたるマニさんと、21世紀サイケデリックシーンの今後を担わんとする新鋭達との邂逅、レジェンドから何かしら直接御教示頂く機会となればとの目論見なり。
Helluva Loungeトイレの壁には、此処にて行われし数々のライヴポスター遺されれば、嘗てマニさんとマゾ君と私に由るトリオMMM唯一のライヴたりし神戸公演ポスターもあり。MMMとは、Mani Neumeier (Guru Guru)、Maso Yamazaki (Masonna)、Makoto Kawabata (Acid MOthers Temple) 3名の頭文字「M」を並べし次第にして、マニさんがドラム、マゾ君がエレクトロニクス、私がギターを担当、所謂プロテクノ的エクスペリメンタルエレクトロなんぞ模索せんとすれど、残念乍らこの1公演のみの活動に留まりし。
扨、津山さん、劉君、秘部痺れのChangchangと共に、毎度御贔屓にさせて頂く海鮮居酒屋「地魚屋台 元町豊丸」へ繰り出し、前打ち上げに興じんとす。
定番たる「泳ぎアジ姿造り」あらねば「皮剥活け造り」なんぞ所望、
肝が見当たらねば「肝何処やねん?」些か遅れて別途着陣、
皆して大いに舌鼓乱打、骨も揚げて頂き「骨煎餅」として、一切残さず堪能させて頂きし。
美酒美食堪能しつつ、毎度乍らの阿呆話満開、
〆に「シューアイス」所望、甘味と日本酒の出逢いこそ、恍惚的至福感誘うかな。
今宵、先鋒務められしはサイケデリックの新鋭kotsuboku (骨卜)、緩急の妙味含め、正にサイケデリック王道を邁進せんとする超新星、今宵の幕開けに相応しきかな。
次鋒務められしはMani Neumeier Session in Kobe、先のサイケデリックの新鋭kotsubokuと、台湾サイケデリックシーンの牽引車Dope Purple率いる劉堅白君に由る、独台日超世代セッションにして、マニさんもいきなり全力全開、ソリッドなギターカッティングも心地良き、痛快サイケデリックセッションたりしかな。開祖マニさんから新鋭達へ、サイケデリックの奥伝は手渡されしか。
而して三番手たりしは、御馴染みマニさんソロ。今回はトレイ群に交えカオシレーターも同時演奏、カオシレーターが刻むエレクロトビートに、ガムラン等彷彿させるトレイ演奏絡めば、一人人力テクノたらんや。
殿務めさせて頂くは、平均年齢68.66歳たるAcid Mothers Guru Guru、今宵も初期Guru Guruセルフカヴァーのみならず、ダモさん憑依状態の津山さんが歌えば、CAN宜しくクラウトロッキーな即興演奏も交え、60分余のセットを披露せり。今宵是にて3セット連続出演となるマニさんなれど、全く疲れ知らずの全開熱演ぶり、いやはや正にドラム魔人なるかな。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。
今宵、Acid Mothers Guru Guru @Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
マニさんとkotsubokuの御二人之圖。
マニさんと劉君之圖。
最寄駅が同じなれば、マニさん&エツコさん御夫妻と共に帰阪。
大阪アジトへ帰還するや、今宵も一人セルフ打ち上げに興じんと「天婦羅 (祝蕾、竹輪磯辺揚げ)」拵え、作り置き「粕汁」召喚、缶ビール呷る次第。
明日は京都Urbanguildにて、Mandog宮下敬一君ことマンちゃんとのトリオなり。