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Channel: 大ぼら一代番外地
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時差ぼけ惰眠貪飲餮食譚 其之弐

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GongのDaevid Allenことアレン翁が、 you me & us来日も含め今秋に予定されるGong欧州ツアーもキャンセル、頚部皮膚癌の除去手術と伺えば、嘗て2006年Amesterdamにて開催されし大ゴング祭ことGong Unconに於いて、アレン翁率いるGlissando Orchestraとして共演せし我々グリッサンド・ギタリストが、アレン翁の手術成功早期回復平癒祈願を込め、その手術開始と共に、各々グリッサンドギターを奉納せんとの連絡頂きし。因みに参加されしは、国境を越え、Steve Hillage、Harry Williamson、Steffy Sharpstrings、Fabio Golfetti、Josh Pollock、Andy Bole、Brian Abbott、而して私なる総勢8名、Gongやアレン翁のユニット等に名を連ねるギタリスト歴々揃いなり。然れば手術開始時刻1時間前を以て、明日香当山寺の本堂にて、畏れ多くも御本尊臨みてセッティング、いざ現地時刻にて手術開始と相成れば、予め指示されし通り、先ず「Heart」たる「F drone」を9分間演奏、続けて「throat」たる「G drone」を9分間、而して「end close ceremony and "give thanks for it is done"」として、私は「D drone」9分間を以て幕。これは各自録音すれば、Harryがこれらをひとつに纏められるとの事。アレン翁の手術は無事成功されにければ、1日も早き復帰を切に祈るばかりなり。



どうにもあの刺激は中毒性を誘わんや、中国製即席麺を召喚、具材にレタス、中国製昆布の唐辛子漬け、贅を尽くさんと鶏腿肉なんぞもぶち込み、花椒も投下、然れば痺れ捲りて堪らぬ程に美味なり。



噂に聞きし日清「トムヤムクンヌードル」を試さんとす。如何せん私は、タイ製即席麺「トムヤムクンラーメン」を御贔屓にする身なれば、果たして天下の日清、如何な代物を拵えられしか。



いざ食らえば、成る程大いに美味なり。そもそも海老への拘りとは、カップヌードル開発時に於ける最大重要ポイントなりければ、海老料理たるトムヤムクンとは打って付けかな。如何せんタイ製袋入即席麺には、流石に海老は付随せぬ故、この些かなりともプリプリ感堪能し得る海老の存在こそ、勝利への決め手たりしか。



中国製即席麺、日清トムヤムクンヌードルを来れば、次なるは我が十八番たる「混ぜ麺」堪能せん。具材は、レタス、セロリ、人参、大葉、パクチーにして、茹で上げし素麺1把と共に、ヤマサ昆布つゆにて延ばせしトムヤムペーストを以て和えるのみ、仕上げにハバネロオイル、花椒、更にはアキさんハーブことパレスチナ産ハーブミックス「Za'atar(ザータル)」を施せば、一層美味と相成る次第。



さて男らしく豪快に撹拌、いざ食らえば毎度乍ら美味。



「混ぜ麺」些かバリエーションに変化加えれば、コールドスリープに処されしベーコンを湯引き、駆櫛切りに処せしトマト共々添えれば、これにて名付けて「混ぜ麺2014夏DX」完成せり。



さて男らしく豪快に撹拌、トマトも敢えて崩し和え乍ら食らえば、爽やかなる酸味も相俟り、是亦美味なり。



中国製即席麺、日清トムヤムクンヌードル、混ぜ麺との流れなれば、愈々「混ぜ飯」出番ならん。然れど今回は和風路線にて挑まんとすれば、その具材は、レタス、セロリ、大葉、パクチー、更には茗荷、実山椒、干し海老、而してポン酢を以てごはんと和えるのみ。



然れば「鰺フライ+和風混ぜ飯+わかめの味噌汁」を食せり。さてその和風混ぜ飯、具材各々の味わい風味食感芳しく、ポン酢を以て見事な融和ぶりなれば何とも爽やか、大いに美味なり。



然れば亦しても中国製即席麺を召喚、最早完全に中毒と化せしか。具材はレタスのみならず、中国製昆布の唐辛子漬けやら「麻辣香茄醤」やらも投下、花椒なんぞは湯を沸かす時点にて投下済み、矢張り美味。
仮令大阪市内に於いても、中華料理店なんぞは無数にあれど、本場「中国式料理」特に雲南料理や西安料理を提供する店なんぞ稀なれば、遂に「朋友 雑穀食府」なる本場西安料理店の情報確保、何とメニューも中国語のみ、客もほぼ皆中国人と聞けば、これは是非とも何れ突撃すべし。場所は日本橋が最寄駅と聞けば、打ち上げにて嘗て訪れし中国料理店「東北菜館」も、あの界隈たりしを思い出せり。因みにこの東北菜館は、ネットにて検索するや、既に「現在閉店」なりければ、この朋友 雑穀食府が、現在繁盛される事を祈るばかり。



鯣烏賊を2杯入手すれば、その内の1杯を以て、久々に「烏賊焼そば」なんぞ拵えんとす。愛用の鉄板とコテ2本を召喚、先ずは解体せし烏賊に、酒をぶっ掛け蒸し焼きに、傍らにてキャベツと人参を炒め、いざ麺を投下するや、空かさずソースも投下、今こそ全て合体すべしと手早く炒め合わせ、皿に盛り付ければ、紅生姜を添え、削り節と青粉を大量投下、更に七味も施せば、矢張り目玉焼きも欠かせぬと、鉄板の端にて仕込み済みとは常識、これにて「焼そば」堪能せんとすれば、而して無料動画サイトに吉本新喜劇を鑑賞しつつ食らうは、ガキの時分より、これこそ焼そばの正しき食し方と信じて疑わぬものなり。



鯣烏賊の残党たる1杯を召喚、こちらを以て、是亦久々なるスパゲッティーなんぞ拵えんとす。如何せん先の北米ツアーに於いては、パスタ完全拒否を旨とすれば、毎度の如く手軽さ故にとスパゲッティー拵えるを自ら封じ、亦賄いにて登場せしショートパスタも拒否せし経緯あれば、正に久々なるパスタ料理なり。スパゲッティーを茹でる傍らにて、先ずは大蒜とイタリア産唐辛子peperoncinoを、オリーブオイルにて炒め煮とするや、続けて解体せし鯣烏賊を投入、酒をぶっ掛け蒸し焼きとすれば、烏賊腸とトマトを投下、茹で上がりしスパゲッティを投下するや、アキさんハーブと自家製バジルオイルを施し、フライパンを振り軽く和えれば、これにて「spaghetti aglio, olio e peperoncino con calamaro volante giapponese e pomodoro(烏賊とトマト入りスパゲッティー・ペペロンチーノ)」完成せり。烏賊腸が素晴らしき風味醸し出せば、烏賊本体も柔らかに仕上がり、而して忍ばされしトマトの酸味も心地良くして、これは大いに美味なり。



亦しても「焼そば」拵えんとすれど、今度は豚肉を召喚、矢張り豚焼そばには豚焼そばの、烏賊焼きそばには烏賊焼きそばの美味さあれば、到底優越付け難けれど、そもそも焼そば事時始め、誰が豚と烏賊を選ばれしか。凡そ蛸や鶏肉や牛肉にては、斯くの如く美味ならざりしと思えば、お好み焼きもまた然り、果たして誰が豚と烏賊を選ばれしか。



今や海外ツアー生活も20年近くに及べば、然して日本食に飢える無様も晒さねど、矢張り時折恋しくなる一品にトンカツあり。然れば待望のトンカツ食らわんと、格安輸入豚フィレ肉を確保、これを以て「豚フィレカツ」拵えれば、丼にごはんを盛り、山盛り千切りキャベツをON! そこへ豚フィレカツをON! 以前木村君より頂戴せし、長野は「駒ヶ根ソースかつ丼ソース」をぶっ掛け、芥子も添えれば、当山寺の界隈にて摘みし三つ葉浮かべし即席赤出汁も添え、斯くして「ソースカツ丼セット」食さん。豚フィレカツ大いに柔らかにして美味、このソースカツ丼ソースは甘めにて濃厚、千切りキャベツとの相性も抜群なり。



予てよりハバネロやジョロキアを自家栽培せんと思えど、今こそ苗木が販売される季節と伺うや、いざホームセンター等巡れども、残念乍ら発見出来ずして、結局葉山椒の苗木2株、ゴーヤの苗4株を購入、早速境内の隅に植えれば、



果たして今夏にはゴーヤ収穫叶うや、何れ山椒味噌なんぞ拵え得るや。如何せん嘗て「枯れないから大丈夫」と、幾度かサボテン頂きし経緯あれど、それらすら見事全滅させし前科を持つ、園芸下手な私なればこそ。



亦しても「混ぜ飯」今回はスタンダードに、レタス、セロリ、人参、更には当山寺界隈にて摘みし三つ葉を刻み、トムヤムペーストを以てごはんと和えし次第、更に「麻辣香茄醤」やら花椒も投下、仕上げにハバネロオイル垂らせば、主菜たる鰺フライには、刻みし大葉とポン酢を施せし次第、斯くして「鰺フライ+混ぜ飯」食らえば、いやはや毎度乍ら、野菜各種の味わい食感堪能しつつも、トムヤムペーストにて見事に融和されれば絶品至極、炒飯とも全く異なる、些かサラダ感覚すら漂う新たな一品たらん。均か混ぜ麺&混ぜ飯の店なんぞ出さんと企てられる奇特な御仁おられれば、その節は是非ともプロデュースに伺わせて頂かん。



芹を入手すれば、大葉、海苔、海老、紅生姜共々、天婦羅とせり。勿論ここは国内最強袋入即席麺たる寿がきや「名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、三つ葉と玉子も投下すれば、これにて豪華絢爛「天婦羅味噌煮込みうどんセット」食せり。味噌煮込みうどんと抜群の相性を誇る紅生姜掻き揚げ、前回は迂闊にもラインナップより落とせど、今回は確と戦列復帰、見事味噌煮込みうどんの美味さを倍増させれば、大いに美味とは云わずもがな。



七味の備蓄尽きれば、業務用大袋を以て追加すれど、その成分表示眺むるや、何と「唐辛子、陳皮、胡麻、青さ」なる4品目のみにして、山椒、芥子、麻なんぞが欠落せしとは如何すべきか。これやったら七味ちゃうがな、四味やがな。しょぼ。然れば手前勝手に、オリジナル追加ブレンドさせて頂く所存。



御近所さんより、掘りたて新玉葱を御裾分け頂けば、感謝感激にて有り難き限りかな。



再び「和風混ぜ飯」拵えんとすれば、芹、縮緬山椒、茗荷、三つ葉、実山椒をぶち込み、ポン酢をひと回し、主菜には鯖味噌缶を召喚、斯くして「鯖味噌+納豆+和風混ぜ飯+わかめと三つ葉と玉葱の味噌汁」食せり。和風混ぜ飯芳しくして美味、鯖味噌の如く、味の太きにも素晴らしき相性誇れば、正に秀逸至極かな。



コールドスリープに処されしえんどう豆を召喚、日高昆布をも忍ばせ「豆ごはん」炊き上げし。



豚フィレカツの残党を召喚、コールスローなんぞも拵えれば、斯くして「豚フィレカツ+コールスロー+自家製セロリ浅漬け+玉葱とわかめの味噌汁+豆ごはん」食せり。豆ごはん美味とは当然。



秋刀魚開きを召喚、斯くして「秋刀魚開き+自家製セロリ浅漬け+わかめの味噌汁+豆ごはん」食せば美味。



「焼そば」なんぞ拵えれば、さて食らいつつ、無料動画サイトにて吉本新喜劇鑑賞せん。目玉焼き2個とはささやかな贅沢なり。



豚フィレカツ最後の1切れを召喚、然れば今年に入り封印せしカレーなんぞ拵えんと、玉葱、人参、ジャガイモ、椎茸を以て、所謂「炒めカレー」を拵え、器に豆ごはんとキャベツ千切りを盛るや、炒めカレーを盛り合わせ、豚フィレカツをON! 斯くして禁断の一品「炒めカツカレー」食せば、大いに美味。然れど昨年暮れより、カレー食らうや猛烈な胃凭れ勃発すれば、新年より封印せし経緯あれど、兎に角スープカレーやインドカレーの如くしゃびしゃび液体状なれば、斯様な症状勃発せぬと確認済み故、今回の炒めカレーも、可成りしゃびしゃび液体状に拵えし次第、然れば無事事無きを得し。然れど個人的嗜好とすれば、カツカレーに関せば、カレールーがどろりとせしが一層美味ならん。



コールドスリープに処されしベーコンを玉子共々召喚、洋風朝飯宜しくベーコンエッグなんぞ拵えんといつ以来か、コールスローも拵え盛り合わせるや、わかめの味噌汁、自家製セロリの浅漬けも添えれば、主食は勿論パンにあらず豆ごはんにして、そもそも国内にて食パンなんぞ最後に購入せしとはいつまで遡るべきか、固よりガキの時分よりの筋金入りパン嫌いなれば、殆ど記憶あらざる有様、20代前半に超弩貧乏に喘ぎし際、コールドスリープに処せし10枚切り食パンを、3日に1枚取り出しては食せし程度か、斯くして「ベーコンエッグ豆ごはん定食」食せば、目玉焼き1個分は、豆ごはんにON! 半熟玉子を崩しつつ食らうが醍醐味か。



亦しても「混ぜ麺」食らわんとすれば、レタス、セロリ、人参、刻みし三つ葉が具材、濡縁にて鶯の囀りに耳傾けつつ食らえば、一層美味かな。



コールドスリープに処せし豚コマ召喚、解凍せずにアルマイト鍋にぶち込むや、胡麻油を垂らし軽く炒め、其処へ酒をしこたま注ぎ、ヤマサ昆布つゆ投下、斯くして軽く煮るや、玉葱と生姜を投下、程良く煮汁が減るや、丼に盛りし豆ごはんにON! 更に紅生姜をON! 而して「黒酢もずく」「わかめと三つ葉の赤出汁」を添えるや、これにて「豚丼(豆ごはんバージョン)セット」食せり。豚丼は、そもそも砂糖使用せねば、甘味僅かなれど胡麻油の風味芳しくして、豚肉との相性も秀逸、所謂牛丼チェーンにて提供される代物なんぞとは、味のベクトルも異なれば、完全に一線を画する一品にして美味。



某件に関しChangchangと打ち合わせ、然れば久々に「地魚屋台 とっつぁん 天満店」へ繰り出せり。



「きずし」ほぼ生鯖なれば、絶品至極。



初めて食せし「穴子刺身」是亦美味。



「煮付け(魚名失念にて悪しからず)」やら「鱧湯引き」やら摘みつつ、冷酒ちびりちびり。



必殺「スルメイカのワタ焼き」なんぞ摘みつつ、調子良く冷酒呷れば、2人して御機嫌至極とは云わずもがな。



然れば我等が桃源郷こと「ムジカジャポニカ」へ。今宵行き掛けの駄賃にて、ライヴチラシ共々、先日拵えし実山椒も献上済み。是亦上機嫌にて日本酒呷れば、既に記憶希薄にして、



而して「ムジカジャポニカ」も閉店されるや、是を以てお疲れ様なるせいちゃん&久保隊員共々、御二人御馴染みの店へ繰り出せり。促される侭美酒美食に興ずれば、最早記憶随分希薄にして、我がiPod touchに残されし写真を辿り、何とかその時の様子を思い出すべしと思えど、如何せん残されしはこれら謎の連続写真のみ。

















更にもう1軒梯子酒せし記憶こそあれ、既に記憶ほぼ皆無にして、写真も皆無なれば、扨はカウンターにて轟沈せしや否や。然れば午前6時、これにて御開きと相成り散開。下の写真は、せいちゃんより送られし1枚にして、酩酊せしとは云え何ともナイスな1枚かな。



斯様なポスター発見、



芸能活動35周年記念シングル発売記念ディスコパーティーと知れば、況してや僅か3000円(税込み)にて2drink&特典CD付きとは大盤振る舞い、これは大いに興味津々なれど、残念乍らAMT & Space Paranoid@高知Chaotic Noiseなれば参戦不可なり。



地下鉄梅田駅前にてChangchangと別れ、いざ地下鉄に乗り込むや不覚にも爆睡、目覚めれば終着駅とは是如何に、御陰様にて均かの通勤ラッシュに揉まれつつ、浪花の朝を迎えし次第。



未だ絶賛時差ぼけに苦悶せられれば、回復の兆しすら伺えぬ有様、日がな徒然なる侭に、惰眠を貪り餮食三昧に明け暮れるばかりかな。


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