午前6時起床、朝飯を食らわんと、昨日スーパーにて所望せし台湾製カップ麺「味王 紅焼牛肉麺」召喚、
冷蔵庫より白菜を少々失敬、具としてぶち込めば、花椒粉も投下、いざ食らえど矢張り所詮は台湾製、本場中国製若しくはせめて香港製とは随分異なり、唐辛子と花椒の刺激希薄なる事この上なし、無闇にジャンクな味わいなれば、嘗て大英帝国にて食らいし激不味カップ麺「Pot」なんぞ想起せり。
例の猫、愛も変わらぬ有様なれど、
下手糞なりに毛繕いすれば、
その鈍臭さ半端ならず、観賞用品種改良の末なればこそとは云え、何とも哀れかな。
チャーサンが朝飯を用意下されば、フランスの朝飯たるバケット&クロワッサンに、チャーサン自家製絶品榠樝ジャムを堪能せり。
Julienが、車にてCDG空港まで送って下されば感謝感激、どうも有り難う Merci Beaucoup。斯くしてエールフランス午後12時40分発Warsaw行き搭乗。機内食は、フランスなればこそサラミ+チーズのサンドウィッチ、而して赤ワイン、サンドウィッチは何とも御粗末にして、具材のチーズとサラミをアテにワインを嗜みし。
午後3時前、Warsaw空港到着すれば、オルガナイザーにて今宵の会場Pardon To TuオーナーたるDanielが御出迎え下されば、先ずはタクシーにて投宿先たるホテルへ。何と「Business Class」なれば、
本格コーヒーマシーンやらケータリングやらまで用意され、更には映画チャンネルも無料にて視聴可、何とも贅沢至極かな。
今宵の会場Pardon To Tu到着。
店内にてレコードや本も販売されれば、ライヴ無き日はカフェ&バーとして営業との事。
サウンドチェックも済ませれば、界隈のギリシャ料理屋にて晩飯なり。先ずは前菜、烏賊に米が詰められし烏賊飯の如きが美味。
Jean-Françoisが所望されしは蛸料理にして、
何とも大胆、巨大な蛸足1本+炊き込み御飯なり。
Pardon To TuオーナーDanielと彼女が所望されしは、各々海鮮リゾットとパスタ、巨大な貝殻を象りし器に盛られれば、いとをかし。
斯くして私は、給仕御薦めたるラムチョップを所望、シンプルな一品なればこそ、その焼き具合も絶妙至極、肉汁滲む程に柔らかなれば、大いに美味なり。
斯くして今宵は、ワイン呷りつつグラスハープに興じしより始めれば、静寂より轟音へ、約60分のセットを展開、盛況にて終了。ライヴ写真なんzのネット上にて拾遺叶えば、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。亦、ライヴ動画もアップされれば、興味抱かれし御仁は、こちらやこちらより御覧じられたし。
終演後、扠はポーランドなればこそポーリッシュ・ウォッカ堪能せん。然れば初めて訪れし以来、その美味さに病み付きなれど、毎度飲み過ぎ轟沈させられし代物マッドドッグ、それもいきなり2杯並ぶとは、
勿論初めてのポーランド公演以来前回公演まで御世話になりしMichauの仕業、何せ彼は、私が毎度マッドドッグを飲み倒し挙げ句轟沈せしを、眼の当たりにされておればこそ。而してその隣にて、激レアなる宇宙地獄組オペラTシャツを纏うは、ポーランドのAMT狂ことDariusz、共に久々の再会なり。
斯くして再会を祝し、マッドドッグ呷るものなり。
今宵のサウンドエンジニアKuba、
ポーランド初訪問なるJean-Françoisにもマッドドッグを薦めれば、3人揃いてマッドドッグにて乾杯。
Danielと女性バーテンダー、スタッフ皆様も大変親切なれば、有り難き限りなれど、無限にマッドドッグが振る舞われれば、何やら危険な予感も感ずる次第。
アテにピザも出て来れば、最早可成り御機嫌にして酩酊状態、煩悩に委ね、禁断の夜食を食らいしも仕方なし。
更には何故かジュースなんぞ飲む写真が、デジカメに残されれど、最早記憶皆無なれば、何故かなんぞ知る由もなし。
果たして如何にしてホテルへ帰還せしか、ほぼ記憶皆無なれど、兎に角マッドドッグ15杯目までは勘定すれど、それ以降は最早飲み倒せしばかりにして、然れど嘗ては毎度24杯目までは勘定し得れば、AMT酒豪伝説も今は昔、今やそこそこ飲むや記憶喪失酩酊轟沈、これも経年劣化と思えば当然の理なり。折角の豪華なホテルに投宿すれど、床にて倒れれば、明け方目覚め漸くベッドへ漂着せし有様。斯くしてWarsawの夜は更け行きし。
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河端一 + J.F. Pauvros@ Pardon To Tu Warsaw
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