如何せん先のAMT宗家英国ツアーより帰国せし以来、ブログ記事更新せぬ儘、AMT宗家台湾&香港ツアー出発を迎えれば、毎度乍らドタバタの中、徹夜にて出発の朝を迎えし辺りより、この際なれば潔く時系列なんぞ拘らず綴らせて頂く次第、悪しからず。
斯くして難波より午前10時発南海電鉄ラピートβにて関空へ赴けば、早く着き過ぎしか、チェックインカウンターに人影疎ら、今回は中華航空を利用すれば、受託手荷物は個数制限なけれども総重量20kgなりけりて、然ればこそ軽量化極めしギターケース&スーツケース以て何と僅か16kg、未だ4kgの余すどころかサービス3kgも加算されるや、何と7kgも余裕あり、ならばと機内持ち込み手荷物より物販商品も詰め込みめど、余裕綽々にて無事クリア、如何せん僅かライヴ3発分の装備なればこそ。
同じく関空出発組たる津山さんと遭遇、出発前之圖。
午後1時10分発中華航空台北行きに搭乗、僅か140分強のフライトと知れば、映画リストより短めの作品を選択すべく、斯くして上映時間123分なるギャレス・エドワーズ監督作品「GODZILLA ゴジラ(原題:Godzilla)」を鑑賞せんとす。ガキの時分より大の怪獣映画ファンなれば、アメリカ産ゴジラに関せば今や信用希薄とは当然なれど、果たして今作は如何に?なんぞと、不安と期待入り交じりつつ鑑賞せり。成る程世の凡その評宜しく、ゴジラ映画としては充分堪能し得る次第、然りとてハリウッド娯楽大作なればこその勿体振りには、些かうんざりさせられしも亦事実、況してハイライトたる後半、ムートーとの戦闘シーンは殆ど夜の設定なれど、機内明る過ぎにして、画面上にて何が行われしか確認困難な情況なれば、後半のみ余せし時間を以て、再度鑑賞すれど、残念乍ら戦闘シーン堪能し得ぬどころか、如何にしてゴジラがムートーに勝利せしか、全く理解し得ぬ有様。昼間のフライトにて、夜間屋外シーンが主たる作品の鑑賞は、今後差し控えるべしと、これを以て肝に銘ぜし。
機内食配膳されればチキンを選択、大いに優しき味わいなる「チキングリーンカレー」の如しなり。
斯くして無事台北桃園空港到着、尋常ならぬ蒸し暑さに思わず即死。如何せん今年の夏は、欧州ソロツアーやらAMT宗家蘭英ツアーやらもあれば、況して英国の異常気象もありて、酷暑を然して知らず終いなればこそ、尚更かな。最早9月にして、日本も涼しくなり始めし矢先たるこの酷暑、正に失われし夏2014、此処に均かのカムバックとは、勘弁して下されや。1時間前に到着せし名古屋組たる東君と合流せり。
今回の主催たる「本事現場 ORIGINALIVE」のスタッフWillemとWeniが出迎えて下されば、後続部隊たるみつるちゃんと兄ぃを待つべく、Weniは此処に残留、我々はWillemと共に、豪華高速バスにていざ台南へ。何と驚異の2列シートなる贅沢ぶりにして、
各席にパーソナルテレビも装備、リクライニングも可成りの角度まで倒し得れば、これは何とも快適至極。
朝飯の残党「鰺フライ+コールスロー」を弁当として携行すれば、関空の売店にて購入せしおにぎり共々、今こそ食らわんとす。
日没を迎えれば、車内は斯くの如し。私は「狄仁傑之神都龍王」なる映画を、台湾語発声にて鑑賞すれば、況してや「狄仁傑之通天帝国」なる作品のスピンオフ作品なりけれど、そもそも本編たるそちらも存ぜねば、キャラ設定も掌握困難、詰まる処、大仰しさ抱腹絶倒たるCGアクションと、ヒロインたる揚穎(アンジェラベイビー)の美貌を堪能するに留まれば、軈て転寝せしも当然か。
約5時間のドライヴを以て、台南到着、
先ずはホテルへチェックイン果たすや、台北より引率下さりしWillemのみならず、日本語通訳を務めて下さるミルクちゃんも合流、界隈の軽食屋台へ腹拵えすべく出動せり。
何やら見慣れぬ様の代物もあれど、御二人の見立てなれば、いざ挑戦すべし。
「小籠包」は、嘗て西安にて食せし逸品、西安名物たるスープ入り小龍包「灌湯包」には、到底及ばぬどころか、汁がほぼ皆無とは、そもそもこれを小籠包と呼ぶべきか。扨は大陸より追われ久しき中華民国なればこそ、所変われば何とやら、小籠包も斯く変わりしか。然れど斯くなる代物と割り切れば、これはこれにて大いに美味なり。
酒類の販売されねば、向かいのセブンイレブンにて缶ビールを購入、斯様な場合は持ち込みOK、
然れば先ずは乾杯せん。
東君と津山さんも、料理ひと頻り試食されし後、各々の御気に入りを食らうのみ。
続けて、Willemの友人が務めるロックバー「KInks」へ繰り出せば、御馴染み台湾ウイスキーを呷るべし。
漸く後発部隊なる帝都組第1班みつるちゃん到着、更には第2班たる兄ぃも合流果たされし。
ホテルへ帰還せんとすれば、セブンイレブンにて買い出し。日本同様おにぎりや弁当の類い販売されれど、アメリカのセブンイレブン宜しくホットドッグも販売されれば、正に和洋折衷式ならん。
こちらはおでんこと「関東煮」なれど、つゆが漆黒なれば思わず戦慄せり。
日本にても馴染み深きスナック菓子あれこれ売られれば、ちびまる子ちゃんが施されし一品発見せり。
スナック菓子と云えばみつるちゃん、ずらり並ぶスナック菓子群に、思わず脳汁大噴出されしか、満面の笑顔を以て、早速あれこれ物色中。
素晴らしき笑顔 Part.1
素晴らしき笑顔 Part.2
ハウス食品ボンカレー発見されれば、素晴らしき笑顔 Part.3
ジャワカレーもあるでよ、素晴らしき笑顔 Part.4。
今回の台湾&香港ツアー限りにて、AMTより脱退される兄ぃなれば、久しく展開されしみつるちゃんとの「仁義なきハゲデブの戦い」も、愈々「最終章~完結篇」へ突入せり。
同じホテルに投宿されるWillem&Weniも合流、缶ビール、缶チューハイ、台湾ウイスキーなんぞ啞呷りつつ、アホ話から真面目話に至るまで大いに歓談せり。
「台湾版カール」と信じ購入されしスナック菓子が、何と「キャラメルコーン」の如きなりければ、些か失意落胆されしみつるちゃん之圖。
斯くして台北の第1夜は更け行きし。
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いざ台湾へ バック・トゥー・失われし夏・2014
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