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Channel: 大ぼら一代番外地
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耄碌貪飲餮食譚 忘却の果てに今更乍ら(前編)

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如何せんライヴに明け暮れるや、赤貧独身四十路男の自炊ブログとして、殆ど記事を綴る暇もなければ、最早デジカメの残されし写真眺めし処で、無情にも既に1ヶ月以上も経過すれば、扠、是は何ぞや?写真由りその料理が何たりしか思い出せぬ始末にして、そもそも斯くもワンパターンなる赤貧自炊記録、果たして誰が愛読されるか、然れど旅先に於いて「いつも楽しみにしてます」なんぞと煽てられれば満更でもなしとは愚の骨頂。
然れば詳細一切割愛させて頂き、料理の写真なんぞ並べ、後は勢い書き殴るのみなる駄文乱文ぶりにて御勘弁頂きたし、悪しからず。

大阪アジト界隈の行き着け某居酒屋にて、絶品「きずし」に舌鼓打ちつつ、熱燗を呷れば至福の刹那。



昨冬も散々牡蠣食らえば、今冬も凌ぐ勢いにて牡蠣を貪り堪能せんと「牡蠣フライ」食らえば美味。



是亦絶品「鰤照り焼き」流石は元有名ホテルのシェフたりし大将、所謂家庭の味とは一線を画する上品な味わいかな。



名物たる「肉豆腐」甘めに炊かれし牛肉山盛り、正にすき焼きなんぞ食らうが如し、絶品至極。



史上最強袋入即席麺「寿がきや 名古屋名物 味噌煮混みうどん」召喚、麺を茹でる間に天婦羅も拵えれば、海苔天と紅生姜掻き揚げを添え、是こそ味噌煮込みうどん最善最強の楽しみ方かな。



十八番たる「混ぜ麺」毎度乍らトムヤムペースト重宝すれば、インプロ似非ニック料理に於ける最終兵器ならん。花椒大量投下、ハバネロオイル施せしとは云わずもがな、未来永劫大いに美味ならん。



大阪アジト界隈の銀杏並木が、紅葉せし葉を落さんとするに先駆け、今年も亦、枝悉く全て剪定されし有様、是にて落葉掃除も回避されれば手間要らず、晩秋の風情や情緒なんぞ何処吹く風、斯様なるは果たして大阪のみなるや否や。



徐ろにとんかつ専門店KYKの豚カツを、何せか無性に欲すれば、天王寺へ赴きし際、アベチカの店を訪れ「沖縄産 琉香豚 ロースかつ膳」を所望、



揚げたて豚ロースカツに3種のソース添えられれど、保守派の私はとんかつソース+芥子にて充分、ごはん+味噌汁+サラダ+漬け物も添えられれど、ごはんやサラダはお替わり自由、



豚ロースカツは、サクサクな揚がり具合、肉汁滲み出る案配にて大いに美味。己れにて拵えれば充分美味と知ればこそ、滅多に外食なんぞせぬものなれど、本日は正にプロの妙味を満喫せり。



斑鳩の実家に預けし愛車を引き取らんとすれば、JR法隆寺駅構内に設置される記念撮影コーナー、然れどやんやと賑わう様、未だ御目に掛かれぬ有様。如何せん背景たる法隆寺の絵が、余りに稚拙御粗末なればこそか。



欧州行脚の際に購入せし烏賊墨缶と、冷凍庫にてコールドスリープに処されし下足を召喚、大蒜とイタリア産唐辛子peperoncinoをオリーブオイルにて炒め煮、其処へ下足をぶち込み、白ワイン投下にて軽く炒めるや、空かさず茹で上がりしスパゲッティーと烏賊墨缶投下、手早く撹拌すれば、これにて「spaghetti aglio, olio e peperoncino con i calamari al nero di seppia(烏賊入り烏賊墨ペペロンチーノ)」完成、 大蒜とオリーブオイルと烏賊の邂逅とはスペイン料理的味わいにして、大いに美味とは云わずもがな。



即席ラーメンの麺のみ利用すべく茹でれば、最早浸かり過ぎなる河端家の辣韮を救済すべく、豚バラ肉と胡麻油にて炒め合わせ、其処へ麺と刻み葱を投下、ヤマサ昆布つゆをひと回し、仕上げは史上最強の万能辛味調味料「タケシオイル」を施すや、これにてインプロクッキング「豚辣韮麺」完成せり。河端家の辣韮とは、所謂甘酢仕立てにあらず、唐辛子大蒜酢に浸かるものなれば、豚バラ肉の薬味と相成り芳しきばかり、酢を以て爽やかさも演出されれば、大いに美味。



一見晩酌の如きなれど、独り自宅にて晩酌するなんぞ希有の極みなれば、湯呑みの中身は焙じ茶なり。酒は飲まねど、アテの如きを食らうを好めば、今宵の膳は「八町刺身+有頭海老刺身+スナップ豌豆+黒酢もずく」何れも美味にして、ビデオ鑑賞しつつゆるり堪能せり。



「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、麺を茹でる間に天婦羅拵え「味噌煮込みうどん+天婦羅(海苔+椎茸+紅生姜掻き揚げ)」食せば、大いに美味。紅生姜掻き揚げと味噌煮込みうどんの遭遇は、正に味の奇跡かな。



八町刺身を以て御手軽「八町丼」拵えんとすれば、丼にごはんを盛り、隠し味に実山椒煮を忍ばせ、八町をON! 刻み葱を惜し気もなくたっぷり施し、小皿にて溶き合わせし山葵とヤマサ昆布つゆを打っ掛ければ完成、付け合わせは「大根の味噌汁」なり。実山椒の芳しさもあれば、大いに美味。



御馴染み「混ぜ麺」なれど、今回はプチトマトや茹で玉子も添え、パクチー大量投下すれば「混ぜ麺DX」今や我が食卓に於いて、定番たる地位すら築き上げし美味さかな。



心地良き日本晴れなれば、ぶらり新世界へ。



派出所前に掲げられる「つっこみ回数」掲示板。



ガキの時分より御贔屓にさせて頂く串カツ屋「近江屋」にて、名物串カツ堪能せん。パン粉纏わぬ串カツは、アメリカンドッグとたこ焼きの間の子の如しと云えば想像し得るか、ソースの沁み込み具合絶妙至極、堪らぬ程に美味。



新世界には、未だ旧き良き名画館が数軒残れば、学生時分に足繁く通いし新世界東映にては、高倉健追悼上映中。



是亦懐かしや、寺島まゆみ主演ロマンポルノ「ピンクカット 太く愛して深く愛して」のポスター発見、嘗て板宿まで「寺島まゆみ10本立て」を観るべく遠征せしも今は昔。ネットモラル遵守せんとされる保守派アメブロなれば、ポスター画像に自主規制施せしも悪しからず。



冬と云えば「粕汁」これはアキさんが投宿されると知れば、以前御好評頂きしに調子付き拵えし次第。アキさんはベジタリアンなれば、昆布と干し椎茸にて出汁を取り、具材も大根、人参、牛蒡、里芋、油揚なる顔触れ。



冷飯にて炒飯なんぞ拵えんとすれば、生姜、大蒜、クミンシード、唐辛子にて香り付けせしオリーブオイルを以て、ジャガイモ、人参、玉葱を牛豚合挽ミンチ共々刻み炒め合わせば、冷飯投下、固形カレールーを刻み投下、隠し味にヤマサ昆布つゆをひと垂らし、刻みしパクチーと目玉焼をON! 斯くして正しくはカレー炒飯なれど喫茶店等に於いては通称「ドライカレー」完成、炒飯の如きパラパラな仕上がりは、ドライカレー然とせし美味さを損なえば、しっとり仕上げるがコツ、大いに美味。食す際にはウスターソースはマストと知れ。



亦しても「混ぜ麺」なれど、冷蔵庫冷凍庫に眠る備蓄食材一掃すべしと、鶏軟骨を唐揚げに、長芋を短冊にすれば、刻みパクチーや茹で玉子共々ON! 勿論史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」を施せば、是にて「コリコリネバネバ混ぜ麺SP」完成、この鶏軟骨と長芋の食感素晴らしくして、これは当初の予想を遥かに凌ぐ程に美味かな。



中国製即席麺「紅焼牛肉面」と搾菜「芥菜」召喚、パクチーと花椒大量投下、最早「花椒香菜芥菜面」ならん、美味。



欧州にて購入せしマテ貝缶召喚、



大蒜とイタリア産唐辛子peperoncinoをオリーブオイルにて炒め煮、其処へマテ貝缶とワインを投下するや、素早く茹で上がりしスパゲッティーぶち込み、ヤマサ昆布つゆをひと回し、自家製バジルオイルもひと匙、刻み葱も施せば、疾風の如く撹拌、斯くして「spaghetti aglio, olio e peperoncino ai cannolicchi(マテ貝のスパゲッティー・ペペロンチーノ)」完成、海鮮缶を用いてのスパゲティーは御手軽にして常々美味。



グリーンボールを浅漬けにせんと、ジッパー付ビニール袋にグリーンボールをぶち込み、粉末出汁と七味を加え、後は袋共握り潰すが如く揉むのみ。



然れば僅か数分にて「グリーンボール漬け」完成せり。



斯くして「鰺フライ+グリーンボール浅漬け+味付海苔+粕汁+ごはん」食せり。



「鰊昆布巻+納豆+グリーンボール浅漬け+粕汁+ごはん」食せり。鰊昆布巻にはたっぷり粉山椒施せば、大いに美味なり。



大阪アジト界隈の銀杏並木は、先述の通り既に剪定済みなれど、公園の銀杏は然にあらず、



初頭の公園、樹々よりの木漏れ日、いとをかし。





成る可く塩秋刀魚ならぬ「生秋刀魚」を購入せんとするは、塩秋刀魚は塩っぱ過ぎにて予め塩抜きせねばならず面倒なればこそ。然れば私が秋刀魚を焼く場合、塩を打つ葉尾鰭のみ。食らう際に酢橘、若しくは大根おろし添えれば、そもそも秋刀魚本体に潜む塩分にて充分至極、斯くして「焼秋刀魚+納豆+グリーンボール浅漬け+粕汁+ごはん」食せり。



タイ製即席麺「グリーンカレーヌードル」召喚、折角なればパクチー大量投下、もやしも加えれば茹で玉子もON! パクチーにて麺も伺えぬ様にして「泰式香草绿色咖喱面」なる様相呈すれど、何故斯くも眉唾中国語にて綴りしかと首傾げつつも食らえば美味。



亦しても「混ぜ麺」拵えれば、今回は具材に玉葱スライスともやしを追加、山盛りパクチーも添えれば、花椒大量投下は云わずもがな、斯くして余りに適当なる命名「混ぜ麺DX ver.2」大いに美味。



魚肉ソーセージ購入すれば、これを以て炒飯なんぞ拵えん。魚肉ソーセージ、人参、パクチーの茎を刻み炒め合わせ、冷飯投下、味付けは胡麻油とトムヤムペースト、仕上げに世界最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」施せば、インプロクッキング「タイ風魚肉ソーセージ入り炒飯」完成、トムヤムペースト偉大なれば激烈に美味。



「焼秋刀魚+おろし納豆+味付海苔+グリーンボールの浅漬け+豚汁+ごはん」食せり。



「焼秋刀魚+味付海苔+グリーンボールの浅漬け+豚汁+縮緬山椒ごはん」食せり。



中国製袋入即席麺「今麦郎 香辣牛肉面」召喚、



湯を沸かす際に花椒の実をひと掴みぶち込むが、中国製即席麺を一層美味く拵えるコツと知れ。而してもやしも加え、パクチー大量投下、芥菜もON! 付け合わせには「鶏軟骨唐揚げ」添えれば、衣には、先のJapanese New Music Festival欧州行脚にて随分重宝せし粉末調味料「激辛 汁なし担々麺の素」を隠し味に利用、斯くして「香辣牛肉面SP+鶏軟骨唐揚」共に大いに美味。



大の鯖好きにして鯖中毒たる私は、常々100円也なる鯖味噌缶を大量に備蓄する次第、斯くして本日も1缶召喚、ごはんにON! 刻み葱と七味投下、然れば「鯖味噌丼+グリーンボールの浅漬け+味付海苔+大根と油揚の味噌汁」食せり。



明日香の深山に初雪積もれば、愈々今冬も寒到来。

















再び「グリーンボールの浅漬け」拵えんとすれば、今回は塩昆布も駆使、ええ塩梅に仕上がりしかな。



「鰺フライ+グリーンボールの浅漬け+味付海苔+ワカメの赤出汁+縮緬山椒ごはん」食せり。



「鰺フライ+グリーンボールの浅漬け+山葵三杯酢+蜆汁+縮緬山椒ごはん」食せり。



胡麻油にて壬生菜と豚切り落としを唐辛子共々炒め合わせ、ヤマサ昆布つゆひと回し、其処へ茹で上がりしスパゲッティー投入、空かさず溶き玉子を投下するや疾風の如く撹拌、余熱にて玉子がスパゲッティーに絡めば、これにて「spaghetti Giapponese di mibuna e maiale(壬生菜と豚肉の和風スパゲッティー)」完成、和風な味わいが壬生菜とも相性良ければ美味。




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