厳寒なる明日香の深山の冬も、愈々終わりを匂わせれば、待ち遠しき春の足音も遥かに聞こえん。今冬も無事越冬叶いしを、森羅万象八百万の神々に感謝せり。
然れば亦しても月変わりしを以て、慌ただしくも耄碌貪飲餮食譚なんぞ書き殴らんとすれど、今やこれも月に僅か二三度の更新を以て定番化、写真眺めては朧げな記憶辿りつつの駄文乱文悪しからず。
「人参しりしり」拵えごはんにON! 目玉焼きも添え、無塩野菜ジュースをベースに、ブイヨン、セロリ、オレガノ、玉葱なんぞぶち込みてのインプロクッキング「なんとなくトマトスープ」も拵えれば「人参しりしりライス+なんちゃってトマトスープ」完成せり。共に史上最強の万能辛味調味料「タケシオイル」施せば、激烈に美味なり。
以前猪肉を頂戴すれば仕込みてコールドスリープに処せし猪カツを召喚、千切りキャベツと激安スーパー玉出の総菜コーナーにて購いし「ハンバーグセット」を盛り合わせ、斯くして無駄に豪勢な「猪カツ&ハンバーグ・セット」なんぞ食らえば、猪カツは脂分僅かなればあっさりして美味、ハンバーグは何とも陳腐な味わいとは云え、このB級ぶりの味わいこそ懐かしかれ。況してケチャップ味スパゲッティーや赤ウインナー、プラスティックの如くコチコチに堅焼きされし目玉焼きまで添えられれば、堪らぬ程にB級感も高められしかな。
史上最強の袋入即席麺たる「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、味噌煮込みうどんを茹でる間に、毎度乍ら天婦羅なんぞ揚げれば、斯くして「天婦羅(紅生姜と玉葱の掻き揚げ+牛蒡+海苔)+味噌煮込みうどんセット」食せり。紅生姜の掻き揚げとの相性は抜群にして、大いに美味。
増々薄味嗜好高まれば、煮物に砂糖も不要と相成り、ヤマサ昆布つゆ+昆布出汁+酒+生姜のみにて充分、斯くして「鯖の煮付け+味付海苔+山椒昆布ごはん+ワカメ増量即席蜆汁」食せば、自画自賛なる誹謗中傷大いに結構、然れど鯖の煮付けの味わいたるや上品至極、これは絶妙なる案配にして激烈に美味。
懲りずに貧乏人の御馳走たる鰺フライ召喚、斯くして「鰺フライ+味付海苔+山椒昆布ごはん+ワカメ増量即席蜆汁」食せり。
「オムライス+舶来謎のクリームスープ」美味なり。
丸美屋「麻婆豆腐の素 大辛 花椒付き」なんぞ好奇心にて購入、果たして如何程の刺激を与えて下さるか。
叩き文句にては「芳醇な香りとしびれる辛さをお楽しみ頂けます!」との事。
然れど味見すれば物足らぬ事この上無し。斯くして「激辛 麻婆豆腐の素」と実花椒を追加投入せん。
付け合わせには「せみ餃子」とは云わずもがな。
斯くして結局強烈に刺激度痺れ度チューンナップせし麻婆豆腐をごはんにON! 「麻婆丼+せみ餃子」食せば、心地良き刺激に快感すら漂えば、大いに美味なり。
鍋の季節も終わらんとすれど、未だ明日香の深山は、下界の冬本番程度の冷え込みなれば、今宵は「鶏牛蒡鍋」なんぞに興じんとす。
先ずは昆布出汁に豆腐を投下、
とろろ昆布を添えて食らえば「湯豆腐」堪能満喫せり。
而して具沢山なる「鶏牛蒡鍋」へ。これを史上最強万能辛味調味料たる絶品「タケシオイル」+ポン酢にて食らえば、激烈に美味なり。
勿論翌朝は、〆たるべく鍋の残りに「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」投下、是亦絶品至極。御馳走様。
下山すれば、界隈にて梅も満開。Spring has comeやがな。
神戸Helluva Loungeへ訪れんとすれば、大衆酒場「樽八」へ赴き、絶品「きずし」と「ポテトサラダ」をアテに、熱燗呷れば、
旬たる「新子」も堪能、大いに美味なり。
Helluva Loungeにてカラフトワークのライヴ観戦せり。
前回の鏡餅に続き、今回は菱餅の被り物なれば、
恐縮至極乍ら、私も是非にと被らせて頂きし。
ぶらり「ひでぞう」へ赴き、是亦絶品「きずし」を堪能しつつ一杯呷れば、
更には「蝦蛄」と「蛍烏賊刺身」に舌鼓乱打、
大好物「酢牡蠣」に熱燗、至福感に満たされ昇天せり。
梯子酒とばかり「大国屋」へ赴けば、
「厚揚げ温奴」絶品至極。
今冬のマイブームたる「八町しゃぶしゃぶ」堪能すべく、先ずは御存知「湯豆腐」より始めれば、
愈々主菜たる八町と牡蠣を堪能せん。
自家製「白子ポン酢」己れにて調理せし白子、スーパー玉出にて購いし代物なれど、丁寧に下処理しれば、臭みなんぞ全く以て皆無にして大いに美味。
飽きもせず鰺フライ食するは、赤貧に喘ぐも理由のひとつに数えられれど、我乍ら食に対し保守派なればこそ、本日も亦「鰺フライ+黒酢もずく+味付海苔+大根の味噌汁+ごはん」食すものなり。何か文句あるかいな。
史上最強袋入り即席麺「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、毎度乍ら茹でる間に天婦羅も揚げれば「天婦羅(海苔+百合根+紅生姜と玉葱の掻き揚げ)+味噌煮込みうどん」美味たりしとは云わずもがな。
生秋刀魚に塩も打たず焼けば、是にて「焼き秋刀魚+黒酢もずく+大根の味噌汁+味付海苔+滑茸ごはん」食せり。
キャベツと鯖味付け缶をタジン鍋へぶち込み、ヤマサ昆布つゆ少々、実山椒を合わせ8分間加熱調理、仕上げに練り七味を添えればインプロクッキング「鯖とキャベツの蒸し合わせ」完成、何とも優しき味わいの中にも、山椒の刺激煌めく次第、大いに美味。
動画投稿サイトにて「吉本新喜劇」なんぞ鑑賞せんとすれば、当然「焼そば」なんzの拵え食らわんとす。目玉焼きも添え、七味も投下、大いに美味なり。
キャベツ、ジャガイモを以て煮込み料理なんぞ拵えんとすれば、ブイヨン、セロリ、月桂樹の葉、ヤマサ昆布つゆにて味付け、インプロクッキング「キャベツとジャガイモのセロリ風味煮込み」完成、優しき味わいにして美味。
「八町&牡蠣しゃぶしゃぶ」なんぞに興じんとすれば、先ずは前菜鍋として「湯豆腐」満喫せん。
而して主菜たる八町と牡蠣へ、自家製練り七味にて頂けば、激烈に美味なるかな。
ぶらり「ひでぞう」へ。「きずし」「間八」等、絶品刺身あれこれ堪能しつつ一杯呷れば一発昇天極楽天国。
「筍の天婦羅」絶品至極にして激烈に美味。
「蛍烏賊の天婦羅」酒の肴として秀逸至極。
「菜の花芥子和え」旬なればこそ美味。
「生蛍烏賊の沖漬け」堪らぬ程に美味。
玉子含有率高め「ポテトサラダ」濃厚にして美味。
「蛸の桜煮」大いに美味なり。
絶品「白子」に舌鼓ネヴァーエンディング乱打し捲り。
美酒美食堪能すれば、素晴らしきかな人生は。
住之江より来られし御一行様と意気投合、賑やかに呷る酒も亦美味なり。
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耄碌貪飲餮食譚 弥生(前編)
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