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Channel: 大ぼら一代番外地
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Nottingham

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大英帝国&欧州ツアー14日目を迎え、愈々時差ぼけ悪化すれば、僅か1時間睡眠にて午前5時、釈迦牟尼とのヨガの眠りより目覚めし次第。



本日は、5時間に及ぶバス移動も控えれば、朝飯&道中弁当拵えるべく、即席麺2袋、カット野菜残党、生ハバネロ等召喚、



冷蔵庫よりカリフラワー外側の葉を、どの道捨てられる運命なればと救済すべく失敬、更に玉葱1個も失敬、斯くして具沢山となれば、味付けは即席麺に添付されし粉末カレースープに、スパイス棚よりあれこれ適当にぶち込めば、斯くしてインプロクッキング「カレー焼そば」完成せり。



半分を青の器に詰めるや、これにて道中弁当「カレー焼そば弁当」も完成、共に大いに芳しくして美味なり。



Tanyaの愛犬Hendrix、何故か昨夜初対面せし以来、猛烈に私に懐けど、そもそも私は犬を好まぬ質にて大いに有難迷惑、然れば遂に私の心意察せられしか、寂し気に黄昏れられし有様なり。



自他共に認める溺愛愛犬家たるNullさんなれば、云わずともHendrixと親睦深めんとされれど、何故かNullさんに対してのみ唸り吠え捲る有様にして、流石の愛犬家も些か躊躇されし。所詮犬畜生なんぞ斯くも畜生なれば、何の不思議でもなし。



Tanyaが朝飯拵えて下されば、大胆にもベーコンを挟みしのみなる、その名の通り「ベーコン・サンドウィッチなり。



Tanyaはカメラマンを生業にされにければ、御自身の作品がずらり廊下に展示され圧巻なり。



LOVE & PEACHなるTanyaなれば、入口には「Hippies use side door」なる看板掲げられし次第。



TanyaがNew Castle Coach Station即ちバス乗り場まで御送り下されば、いざ高速バスの旅にてNottinghamへ、5時間のバスの旅なれど、途中Leedsにて30分休憩あれば、その間に道中弁当も食らいし。
午後3時半過ぎ、Nottingham到着、オルガナイザーPieterが迎えに来て下されば、先ずは市内へ。
日本のロボット技術に対抗すべく、大英帝国が現在開発中なる「Plant Man」即ち植物なれど人間同様の運動機能を備える、謂わば真の「植物人間」にして、それのプロトタイプが遂に完成されれば、現在デモパフォーマンス披露中なり。



Pieterの案内にて彼御用達のパブへ赴けば、



バーテンダー御薦めなるスコッチ頂けど、是亦スモーキーな味わいなり。



何と今宵のオルガナイザーたるPieterは、先達て彼女と別離、賃貸せしマンションは大家が突如売却、更に均かの失業すれば、この忌まわしき因縁断つべくLondonへ転居されしばかりにして、然れば本日は、早朝より出勤され、その足にてLondonより遥々Notthinghamまで列車にて赴かれれば、いやはや人生の転機とは斯くなる次第か。

彼曰く「週末は3ヶ月先まで予約取れぬ」大人気店なるハンバーガーレストラン「The Original Annie's Burger Snack」にて晩飯の段取り頂けば、その御品書に掲載さるハンバーガーの種類の多さに戸惑い隠せずして、当初は「The Malibu Surf and Turf」なる豪華にも海老フライすら乗せられし一品にせんと思えど(下の画像は、参考までにとネット上にて拾遺せり)





隣の席に運ばれしを見るや、その形状に思わず唖然驚愕、最早私なんぞが知る処のハンバーガーたる概念を打破されれば(下の画像は、参考までにとネット上にて拾遺せり)



片やみつるちゃん御用達間違いなし重量級バーガーの毒気にも晒され(下の画像は、参考までにとネット上にて拾遺せり)



大いに悩みし挙げ句、我乍ら何とも屁垂れか、中途半端な保守路線たるメキシカン・スタイル「The Fajita」なんぞにて手を打たんとせり。勿論その名の通りメキシコ料理「ファヒータ(Fajita)」インスパイア系バーガーにして、必須たる玉葱、ワカモレ、サルサ、サワークリーム等盛り合わされれど、



矢張り紳士の国たる大英帝国なれば、野蛮極まりなき極悪ホットソース添えられねば、女給にホットソースを依頼、然れば凡そ他の料理に使われるべきピリ辛トマトソースを頂戴、これを投下すれば、その煮え滾らん熱さに衝撃受けれど、弩級の厚み誇るパティも焼き加減上々にして、大いに美味と相成りし。



いざ今宵の会場Stuck On A Nameへ。



因みにこちらが、今宵のチケットなり。漢字にて綴られし私の名前あらざりて、亦、店名すら訳されれど、凡そ翻訳ソフトに由るその滑稽な訳に、思わず苦笑せり。



ハードコア系の店と伺えば、店内至る所にバンドのステッカー貼り捲られ、能く能く眺むるや「OH FUCK! AYUHARA」「NAGASAKI BIRTH DEFFECT」なんぞと、日本名を含む名前少なからず、扨はハードコア界に於いて、日本語バンド名ブーム到来せんや。然れば「YAMADA DEATH」「DAMN SUZUKI」なんぞたるも現れんや。



時差ぼけ悪化を以て、開場時刻前より楽屋にて爆睡、前座の2バンドに関せば、ドゥーム系ベース音が遥か彼方に聴こえれど、全く以て意に介せず、そもそも睡魔襲来するや眩しさ喧しさなんぞ一切苦にならぬ性分なれば、結局出番と相成りNullさんに起こされる始末、然れば大いに熟睡叶い、気分は正に早朝ライヴか。
今宵も大爆音にて大放射大乱射、大いに盛況にて幕。
下のライヴ写真はネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。





終演後、本日は遥々Londonより参じて下さりしオルガナイザーPieterと記念撮影せり。



今宵の投宿先は、そのPieterの友人夫妻宅にして、秘蔵のルーマニア産強烈な酒すら振舞い頂き恐縮至極。



午前2時も回れば、皆様消灯就寝されれど、如何せん開演前に爆睡せし私なれば、睡魔なんぞ遥か彼方へ失せられ、然れば禁断の夜食食らうべく、ババ・ニョニャ料理の代表的麺ラクサよりインスパイアされしMaggi製即席麺「Assam Laksa Flavor」なるを召喚、冷蔵庫より青唐辛子失敬すれば投下、いざ食らえば、正に東南アジアを想起させるエスニックな味わい。



ネット接続にて、今夏今秋に予定されるツアーあれこれのブッキング〆に勤しめば、斯くしてNottninghamの夜は更け、愈々朝を迎えし。

[後記] 迂闊にも昨日更新せしブログ記事に、愚かしくも間違え上書き保存すれば、哀しくも昨日のブログ記事消滅の憂目に遭い、斯くして昨日の記事を再度執筆投稿せしとは、正に愚の骨頂なり。ブログ断筆の大義名分探さんとする昨今なれど、是にて亦、好機逸せしか。南無三。


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