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Channel: 大ぼら一代番外地
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新年迎えしと知れど、今更年の瀬の饕餮ぶり晒す

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2016年も明けし今更、果たして昨年末の顛末なんぞ、最早綴るも面倒なれど、これも全てはブログ更新に関する強迫観念の為せる愚行と知れば、悪しからず。気づけばNANI君も年末の顛末を以て、ブログ更新されし次第、ブロガーの性とは真に哀しきものなるかな。下は単なるイメージ画像にして、本文とは一切関係あらざれば、是亦悪しからず。



来年3月中旬には、AMT宗家ネクスト・ジェネレーションにて初めて迎える北米ツアー控えれば、それに合わせリリースすべき新譜録音作業に突入せり。如何せん猶予あらねば、作業開始よりラストスパートなる尋常ならぬ展開に、最早悠長に飯なんぞ拵える心の余裕もあらざれば、此処は備蓄食材よりレトルトカレー「LEE レッドカレー 辛さ×30倍」召喚、



トッピングとしてエリンギ、玉葱、ジャガイモを炒め合わせぶち込めば、皿に盛り付けしごはんに加え、コールスロー用サラダミックスにて嵩増し図り、いざトッピンッグと和えしルーをON! 河端家特製辣韮も添え、更にはインスタントなれど「マッシュルームスープ」も添え、斯くして食らえば辛さ不足、思わず自家製ハバネロオイルを投下、然れば心地良き刺激と芳しさも得られ美味。



何故かしら奈良はガソリン代安価にして、今宵は遂に100円を切り99円と相成れば、思わず満タン給油せり。果たしてガソリン代(レギュラー)が100円を切りしとはいつ以来か。冬将軍到来も控えれば、況して極寒の明日香の深山、暖房用燃料費も考慮すれば、今年は灯油も安価と思われ嬉しき限りかな。



久々に、里中満智子「天上の虹 持統天皇物語」の装飾施されし奈良交通バスに遭遇せり。



ついぞ残れど捨てるに捨てられず溜りがちなる刺身のつまを、ヤマサ昆布つゆと自家製実山椒佃煮にて炊き合わせし「つまの山椒煮」拵えれば、



蕪をヤマサ昆布つゆにて炊き、きずしをつま共々ごはんにON! 薬味たる刻み葱施し、山葵溶きしヤマサ昆布つゆをひと回し、而して「きずし丼+蕪の炊いたん+つまの山椒煮+ワカメの味噌汁」食すや大いに美味。



本日の録音作業も取り敢えず終了、然れば己れの労働を労うべく、鍋なんぞに興じんとす。今や定番と化せし感すらある海鮮系しゃぶしゃぶ、



今宵は「間八しゃぶしゃぶ」なり。



然れど先ずは豆腐より頂くが河端流、豆腐をポン酢少々+とろろ昆布にて食らえば、大いに美味。熱燗呷れば、正に本日の労苦も労われん。



「焼き秋刀魚+納豆+つまの山椒煮+大根の葉と油揚げの炒め合わせ+大根の味噌汁+ごはん」食せば美味なり。



玉葱、人参、生姜、キャベツ、唐辛子、水にて戻せし高野豆腐を刻み、



それらを具材に、我々が呼ぶ処の「ドライカレー」今時はカレー炒飯なんぞとも呼称されにけれど、矢張り飽くまでも「ドライカレー」なる名称に固執させて頂けば、その「ドライカレー」拵えし。付け合わせに「揚げ焼売」と付けダレたるウスターソース+芥子も添え、斯くして「ドライカレー+揚げ焼売+ワカメの味噌汁」食せば、何処ぞの喫茶店のランチメニューの如しと苦笑すれど、大いに美味。ドライカレーにウスターソースは必須、何気にパクチーも添えれば一層美味かな。



本日の録音作業も終了すれば、亦しても鍋なんぞに興じん。最早備蓄食材残党選抜なれば、主なる具材は小籠包、焼売、牛蒡天にして、これらを野菜類と共に、トムヤムペーストをベースにせしスープにて炊けば、今宵の鍋は「トムヤム鍋」にして、パクチー投下すれば、一層美味なり。



御近所さんより「正月用大根」御裾分け頂けば、大いに感謝して余りあるばかり、これにて正月迎え得る次第。然れど餅粉好まぬ私なれば、概ね雑煮拵える否や定かならずして、然れど雑煮以外に使えど罰も当たるまじきと思えば、何はともあれ有り難き限り。



JR大和路線こと我々が呼ぶ処の「関西線」にて、斑鳩の実家経由にて天王寺へ向かわんとすれば、車窓より発見せし看板に思わず失笑せり。王寺町の隣町たる斑鳩町は、勿論世界遺産たる法隆寺を以て、全世界に名を馳せれど、その王寺町は「聖徳太子の愛犬 雪丸のまち」なるコピーを掲げ、その名を世に問わんとされるや。大変申し訳なくも、聖徳太子が犬なんぞ飼うてたなんぞと云う事実も、その雪丸なる犬畜生の存在も、全く以て聞いた事もあらへんねんけど。



鰺の刺身が叩き売られれば、自家製大葉味噌を召喚、是を以て「鰺のなめろう」とせり。然ればそのなめろうを、つま共々ごはんにON! 斯くして「鰺のなめろう丼+ワカメの味噌汁」食せば、大いに美味なり。



皿に盛りしごはんに御手軽コールスローミックスをON! 自家製ハバネロオイルとパクチードレッシング施し、更に鰺フライをON! 斯くして手抜き適当インプロクッキング「鰺フライサラダライス」食せり。



久々に「タコライス」拵えんとすれば、久しくコールドスリープに処されしサルサも召喚、ごはん、タコス、玉葱微塵切り、千切りレタス、サルサ、パクチー、絶品「タケシオイル」なる順に連続ON!すれば、周囲に櫛切りトマト巡らせ完成せり。



「オニオンスープ」も添えれば、久々に食らう「タコライス」大いに美味なるかな。



録音作業に勤しめば、調理面倒にして即席カップ麺「一平ちゃん 夜店の焼そば タイ風グリーンカレー味」召喚、



カップ麺とてそのプラ容器にて食するを厭う私なれば、皿に盛り付け、折角なればと刻みパクチー施し、辛味不足にして絶品「タケシオイル」も投下、付け合わせにレタスを自家製ハバネロオイルにて和え、パクチー投下せし「ハバネロ風味サラダ」更には玉葱スライスとパクチーを具に、トムヤムペーストを以て「トムヤムオニオンスープ」も添え、斯くして「大パクチーセット(パクチー入りグリーンカレー焼そば+パクチー入りハバネロ風味サラダ+パクチー入りトムヤムオニオンスープ」食せば、パクチー芳しくして大いに美味。



続けても袋入即席麺「寿がきや 名古屋の味 台湾ラーメン」召喚、



然れど気分が汁麺にあらざれば、急遽昨今話題となりける新名古屋名物「台湾風混ぜ麺」なんぞへアレンジせんとす。然りとてその「台湾風混ぜ麺」なんぞ食せしどころか、果たして如何な代物か拝みし経緯もあらざれば、ここは我が想像力のみにて鋭意創作せん。斯くして茹で上がりし麺を、刻みしキャベツ、人参、玉葱、ジャガイモ、大蒜、生姜を炒め合わせし和え、粉末スープ投下、パクチー施せば、これにて完全想像インプロクッキング「極私的台湾風混ぜ麺」完成、



辛味不足にてハバネロオイル投下、十八番たる「タイ風混ぜ麺」の足許にも及ばぬとは云えど、充分美味なり。付け合わせに焼売用意すれば、折角とばかり、付けダレは本場中国式「麻辣醤+花椒粉」にて食らえば美味。



年の瀬ならば、好物を「食い納め」るべく、鰻蒲焼きなんぞに散財、ごはんにON! するや、実山椒と粉山椒なる「W山椒」施せば、これにて「鰻丼+ワカメの味噌汁」を堪能、大いに美味なり。



好物の食い納めなんぞ思い巡らすや、近頃は「酢豚」なんぞ殆ど食す機会も稀なれば、如何せん海外ツアーに於いて、時折中華料理屋にて所望すれど、到底酢豚と信じられぬ代物に、涙飲まされしも一度や二度ならずして、自ずから敬遠気味と相成りしか。精々「台湾料理 味仙」訪れれば、必ず「台湾酢豚」堪能する次第なれど、あれはまた全くの別料理と知れば、生憎豚肉の備蓄あらざれど、鶏腿肉にて代用せんとすれば、いざ酢豚ならぬ「酢鶏」拵えんとす。鶏腿肉に唐揚げ宜しく下味施し、片栗粉施し揚げれば、傍らにて生姜、玉葱、人参、ピーマンを炒め合わせ、ヤマサ昆布つゆ、酢、酒をぶち込み、そこへ揚げし鶏腿肉投下、いざ和えるや水溶き片栗投入、刻み葱散らせば。これにて「酢鶏」完成せり。



斯くして「酢鶏+ごはん+大根の味噌汁」食せば、大いに美味にて満喫せり。



京都男前豆腐の「男前厚揚」なるを所望、



斯くして「大根の葉と油揚げの炒め合わせ+厚揚げ焼+納豆+ワカメの味噌汁+ごはん」食せば、大いに美味。



録音作業の合間にて「日清カレーヌードル」食さんとすれば、湯を沸かす序でに茹で玉子なんぞ拵え、その傍らにて玉葱、人参、ジャガイモを刻み、炒めカレーの如きを拵えるや、如何せんカップヌードルすらあの忌まわしきプラ容器にて食すを厭う私なれば、丼へ盛り付けるや、拵えし炒めカレーの如きもON! 茹で玉子も据えれば、ハバネロオイルをひと回し、これにてチューンナップ即席麺「カレーヌードルDX」完成、個人的にはこのカップヌードル特有のジャンク感溢るる麺を好めば、況してトッピング追加せし具沢山ぶりにて、況してジャガイモの食感とカレー風味が出会う絶妙さとは、正にカレーヌードルの真骨頂にして、大いに美味。



愈々大晦日を迎えれば、年越し蕎麦なんぞ食らうべく「豚焼そば」拵えるや、焼そばかて「そば」に相違あらざらん。



立ち寄りしスーパーにて、鰊の甘露煮なんぞ見付ければ、果たして何の気紛れか「鰊蕎麦」として食らうや、是を以て年越し蕎麦とせり。鰊は大好物なれば、昆布巻なんぞ無限に食し得る様なれど、そもそも蕎麦を好まぬ私なれば、酔狂にも鰊蕎麦なんぞ食らいしとは、いと愚かし。2015年最後の愚行たりしかな。



録音作業も小休止、2015年最後の鍋に興じんとすれば、矢張り今冬嵌まる「海鮮しゃぶしゃぶ」こそ相応しきかなと、鰤、蛤、塩鯖、有頭海老、牡蛎なんぞ揃え、



更には鯨も用意、



熱燗呷りつつ、いざ「海鮮しゃぶしゃぶ」興じれば、何れも大いに美味。



今年は、敬愛するミュージシャンが次々逝去されれば、アレン翁ことDaevid Allen、



Tangerine DreamのEdgar Froese、



ClusterのDieter Moebius、



MotörheadのLemmy、



更には妖怪なれば然う然うくたばる筈なしと信じし水木しげるさえも、遂に逝去されれば、



そもそも私の好きなミュージシャンやら映画監督やら俳優やら、殆どが既に鬼籍に入られれば、今や天国や地獄の方が楽し気ならんや。
斯くして2015年は過ぎ行きし。


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