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Channel: 大ぼら一代番外地
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魚食と鍋に興ぜし暖冬2016(前編)

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閏年なれば1日御得な感あれど2月も末日を迎え、今冬は暖冬なれば、厳寒なる明日香の深山も、拍子抜けする程の温さにして、結局積雪は僅かに2度、ライフラインたる水道凍結に至っては皆無にして、既に12年目を迎える深山生活に於いて、斯くも快適至極な冬の暮らしは初めてかな。酷寒の冬を想定し、例年通り冬支度に先ず灯油80L準備すれど、今以て20L残す有様とは是如何に。
麓を走れば、未だ2月初頭なれども、よもや春の足音すら聴こえんと思える程の陽気なり。



大和三山のひとつ天香具山を臨むこの道も、下山し街へ赴く生活道路の1本なり。



先月末に仕込みし「河端家特製カレーコロッケ」召喚、斯くして「河端家特製カレーコロッケ+コールスロー+味付海苔+ワカメの赤出汁+ごはん」食せば、大いに美味なり。



コールドスリープに処せし業務用鰺フライ最後の1枚を召喚、キャベツの千切りに珍しくマヨネーズなんぞ添え、斯くして「鰺フライ+黒豆納豆+大根と人参の味噌汁+大葉海苔+ごはん」食せば、美味なり。



八町1尾購い、3枚卸しに処すや、



昨冬より開眼嵌まり捲る海鮮しゃぶしゃぶに興じんと、今宵は「八町しゃぶ」堪能せん。巷にては鰤しゃぶこそ定番なれど、鰤は脂乗り過ぎ且つ高価なれば、赤貧五十路男たる私的には、八町にて充分贅沢至極なり。八町片身の他、蠣、豆腐、菊菜、白菜なんぞ用意、



御馴染み「自家製練り七味」をポン酢に溶きつつ食らえば、堪らぬ程に美味かな。因みに原則として一人酒嗜まぬ故、焙じ茶啜りつつ、而してDVDやビデオ等にて映画鑑賞し以て、一人鍋堪能するが常なり。



八町残り半分たる片身を以て、亦しても「八町しゃぶ」堪能せり。今回は小蕪や椎茸も取り揃えし。



斯くも大振りの牡蠣、何とも贅沢至極かな。然れど1パック298円也なれば、有り難き限りなり。



冷凍庫の掃除も兼ね、久しくコールドスリープに処されし豚小間召喚、斯くして「豚焼そば」拵えるや、無料動画サイトにて、今更と云うなかれ最近ハマる「NMB48 feat 吉本新喜劇」シリーズなんぞ、大爆笑鑑賞しつつ食せば美味。自宅にて昼飯に食らう焼そばやお好み焼きとは、矢張り吉本新喜劇なくしては、何とも味気なきものと思うは、関西人の哀しき性か。



豚小間の残党召喚すれば、斯くして「水菜と豚肉と油揚げと玉葱の炒め合わせ+厚揚げと紫萁の炊いたん+黒豆納豆+鯖味噌缶+蕪の味噌汁+ごはん」食せり。



「河端家特製カレーコロッケ」召喚、更には「水菜と豚肉と油揚げと玉葱の炒め合わせ」残党をごはんにON! 斯くして「カレーコロッケ+厚揚げと紫萁の炊いたん+水菜サラダ+白菜の味噌汁+水菜と豚肉と油揚げと玉葱の炒め合わせごはん」食せば美味。



随分久しくコールドスリープに処されし巨大烏賊召喚、



然れば先ずは「いか焼そば」拵えるや、亦しても無料動画サイトにて、今更と云うなかれ最近ハマる「NMB48 feat 吉本新喜劇」シリーズなんぞ、大爆笑鑑賞しつつ食せば、是亦美味。自宅にて昼飯に食らう焼そばやお好み焼きとは、矢張り吉本新喜劇なくしては、何とも味気なきものと思うは、関西人の哀しき性か。そもそもガキの時分より、土曜の昼飯とは、焼そばやお好み焼きが定番にして、吉本新喜劇を鑑賞しつつ食らいしが由来とは、云わずもがな。



滅多にスナック菓子類食さねど、ガキの時分より大好物なるは「ぼんち揚」と「おにぎりせんべい」にして、先日偶然「ぼんち揚 うに味」なんぞ発見すれば衝動買い、「NMB48 feat 吉本新喜劇」シリーズ鑑賞に際し食せども、矢張り定番たる「ぼんち揚」の方を好むものなり。かっぱえびせん然り、完成されし定番あれば、それにて既に充分と知れ。



生姜、ヤマサ昆布つゆ、酒のみを以て「烏賊と大根の炊いたん」拵えれば、



白菜を塩昆布にて揉み、摺り黒胡麻施せしのみたる簡易漬物「白菜の塩昆布揉み」も拵え、斯くして「烏賊と大根の炊いたん+白菜の塩昆布揉み+粕汁+ごはん」食せば美味。



残党あれこれ召喚にて「烏賊と大根の炊いたん+粕汁+黒豆納豆+味付海苔+ごはん」食せば美味。



世界最強袋入即席麺こと「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、うどんを拵える傍らにて、牛蒡と人参と生姜の掻き揚げ、椎茸、蓮根、南瓜の天婦羅を拵え、更に蓮根の穴に芥子詰めるや、これにてインチキクッキング「何となく芥子蓮根」も完成、斯くして「味噌煮込みうどん+天婦羅盛り合わせ(牛蒡と人参と生姜の掻き揚げ+椎茸天、南瓜天、何となく芥子蓮根」食らえば大いに美味なれど、流石に五十路となるや、揚げ物一気食いは往生こくばかりにて、完食に至らじ。



タジン鍋に南瓜を並べ、ヤマサ昆布つゆと蜂蜜を、その南瓜に直接垂らし、酒少々を注すや、蓋を閉じ8分間加熱調理、何とも御手軽に「南瓜の炊いたん(タジン鍋にて調理せし故、正確には『蒸したん』になる筈とは重々承知之介なれど、敢えてなれば御理解あれ)」拵えれば、残党あれこれ召喚、斯くして「南瓜の炊いたん+烏賊と大根の炊いたん+何となく芥子蓮根+南瓜の天婦羅+じゃこおろし黒豆納豆」なんぞアテに、ビデオにて映画鑑賞しつつ、珍しく独り晩酌に興ぜり。



ぴか様と「光宙☆魔呼斗」新譜録音せんとすれば下山、先ずは大阪アジトへ赴けば、界隈の激安スーパー玉出の総菜コーナーにて所望せし鰺フライ2枚を、貝割大根共々、ごはんにON! 斯くして御気楽手抜きクッキング「鰺フライ貝割丼+ワカメの味噌汁」食せば美味。貝割大根の層にはポン酢を垂らし、鰺フライにはハバネロソースを施せし次第。



スタジオパズルの壁に貼られし「Judas Princess」なるバンドのポスターに、思わず爆笑。Judas Priestをカヴァーする大阪のレディースバンドなりけれど、ぴか様さえも「この人等ってニューハーフちゃう?」とのニューハーフ疑惑生ぜし故、後日チェックするや、ドラマーの方のみ女装されにけりて、然ればこそかと思えど、僅か1人の女装メンバーが、他のメンバーすら何処となくニューハーフの如く目に映さんと誘い、挙げ句全員ニューハーフたらんとの疑念へ到るとは、いやはや人間の思い込みとは恐ろしきかな。



無事ベーシックトラックの録音完了せり。ぴか様と、向こうに写るは「akamar22!」ことスタッフの赤松ちゃん之圖。



大阪アジトへ帰還すれば、今宵はChangchangと821君と、3月初旬に控える「秘部痺れ」1stアルバムの録音について打ち合わせなれば、簡素ながらもアテなんぞ拵え酒宴の席構えし。ラインナップは「焼鳥+鰤の刺身+合鴨ロース+スナップ豌豆+なんちゃて芥子蓮根+胡桃入りポテトサラダ+揚げ焼売+鶏肝煮」界隈の激安スーパー玉出の総菜も交えての、御手軽ラインナップなり。





土佐鶴なんぞ熱燗にて嗜めば、〆はChangchangが持参せしアイスクリーム食らいつつの熱燗が、是亦堪らぬ美味さと知れ。



これも私に負けぬ甘党Changchangなればこそ。



大阪にての所用全て完了すれば、明日香の深山へ帰還せんと、浪花の街を爆走せり。


(「中編」へつづく)


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