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Channel: 大ぼら一代番外地
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SKY SHINE@大分県立美術館「シアター・イン・ミュージアム」

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大分県立美術館OPAMにて4月上旬より凡そ1ヶ月余に渡り開催される「シアター・イン・ミュージアム」に、光の魔術師liquidbiupilとのコラボユニット「SKY SHINE」にて招聘頂けば、いざ大分へ赴かんとすれど、我乍らアホの極み、前乗りにて大分入りせんとliquidbiupilアキラ君と約束すれば、何せ黄金週間最中の事ゆえ、予め新幹線の切符等も購入すれど、全て1日間違いて5月1日当日出発の切符を購入すれば、アキラ君より「小倉行き深夜バスに乗車」とのメールにて、初めて己れの勘違い発覚せり。如何せん明日香の深山より大阪アジトまで車にて赴けば、コインパークに駐車中、均か数日間も駐車するは叶わぬ次第にして、然れば奇しくも時差ぼけを利用し、午前4時に奈良は斑鳩の実家の駐車場へ愛車停めに出発、機材等全て携えれば、無事始発列車にて新大阪駅に午前6時半前には到着、切符を払い戻し新たに購入し直せば、博多行き新幹線に乗車叶いし。下の写真は、新大阪駅構内にてネット接続、未だ深夜バス車内なるアキラ君へ、無事待ち合わせに間に合う旨を連絡序で、九州へ向け出発せんとFacebookへ投稿せし際の1枚なり。



新幹線の車窓より大阪アジトを眺めし。



而して午前10時前、無事小倉駅到着。小倉より特急ソニックにて大分へ向かう段取りなれど、アキラ君達てのリクエストにて、小倉は「白頭山 紺屋町2号店」にて待ち合わせ、絶品「石焼チャンポン」食らわんとの次第。斯くして「白頭山 紺屋町2号店」へ赴きし。



24時間営業なれど、未だ昼飯時前なる午前10時半なれば、客は私1人にして、然れどいきなり「桜肉のユッケ」なんぞアテに、生ビール(小)を所望、病み上がりとは云え、矢張り旅の楽しみとは、各地の美酒美食なれば、未だ完全復調は遠からんと感ずれど、酒を嗜み得る程度には復調せしかと実感すればこそ。「桜肉のユッケ」絶品至極、小倉駅より機材携え徒歩にて漂着すれば、些か汗も滲む有様、然ればこそ久々に呷る生ビールの美味さ、喉より全身へじんわり沁み渡るばかりかな。



アキラ君の到着を待てば、生ビール(小)を御替わり、更には「ハラミ鉄板」所望、是亦多いに美味なる一品を摘みつつ、生ビール呷れば、アキラ君到着、先ずはビールにて乾杯せり。



斯くして私は「激辛石焼チャンポン」所望、目の前にて熱々に焼かれし丼へ、スープ共チャンポンぶち込まれれば、コア付近のマグマの如しかグツグツ煮え滾る有様にして、いざ食らうや絶品至極、海老やらも入れば豪華絢爛、久しく小倉を訪れれば必ず食らう逸品なり。



「石焼チャンポン」所望されれば、御満悦なるアキラ君之圖。



斯くして九州の美食ツアー幕開ければ、腹熟しも兼ね、楽器屋へ赴き必要なあれこれ購入せん。然れどローカルな楽器屋を訪れれば、所望せし代物あらざりし。そもそもCD屋と楽器屋が合併せし店構えとは、正に地方都市なればこその学生やら素人相手商売にして、是亦致し方なしと納得。店頭にて「こちらの商品はVHS(ビデオ)です」との注意書き添えられしワゴンセールとは、何と「まんが日本昔話10本組ボックス」各種にして、いやはや思わず衝動買いせんとすれど、否々、未だ演奏もせぬ端より散財せざるべしと、不毛にも己れを戒めし。



何故「不毛」かと云えば、結局イシバシ楽器へ赴くや、何と通りを挟み向かいに、小倉を訪れる度に毎度襲撃するレコード屋「田口商店」あれば、是も宿命かと急襲、然れば1枚54円也なる能楽レコード大量発掘、更には箏曲大全集たるLP20枚組ボックス680円也なんぞ衝動買い、斯くして1箱分程も購えば、宅急便にて発送依頼せし有様、愚かしくも阿呆の極みにしてレコードハンターの哀しき性かな。



アキラ君と特急ソニックにて大分へ赴けば、今宵の投宿先たるAthall4階へ漂着、Athall河村さんに御挨拶せし後、明日の現場たる大分県立美術館OPAMへ、下見に赴かん。



現場を確認、主催の能勢さんや、スタッフ木藤さんにも御挨拶果たせば、今宵は伊藤篤宏氏のライヴあれど、病み上がり長旅疲れに加え、時差ぼけもあれば、体調低下にて投宿先へ一旦帰還せり。
而して仮眠後、大分を訪れれば是亦必ず立ち寄る程に御贔屓にさせて頂く「庄八」へ、アキラ君共々繰り出せば、



明日の本番に向け、ささやか乍らも壮行会せんと乾杯せり。



勿論此処は白眼卍。



「庄八」の絶品料理各種に舌鼓乱打すべく、先ずは「りゅうきゅう」所望、アキラ君は初大分なれば、大分の郷土料理の美味さ堪能、私も大分は「庄八」の絶品料理満喫せん。



嘗てMaquiladoraの面々曰く「世界一美味いフライドチキン」なりける大分名物「鳥天」所望せり。此処の鳥天こそ最高の逸品にして、何と口に放り込むや、肉が溶け果て衣が残る奇跡の逸品、アキラ君もこの美味さには驚愕感動され、



更にあのカナダよりのAMT祭常連客たるClintonが、嘗て1人にて数皿もぺろり平らげし逸品「鳥のしそ揚げ」是亦アキラ君大いに感動されれば曰く「これもう一度頼んでもいいですか?」



「関鰺たたき」所望、絶品至極にして酒も進むは当然か。



ホワイトボードに綴られる本日の御薦めに「マテ貝」発見、バター焼所望すれば、折しも終演されし伊藤君と彼女、能勢さんや山内桂さん等も合流、皆して「庄八」の絶品あれこれ満喫頂きし。「マテ貝バター焼き」激烈に美味とは云わずもがな。



「薩摩地鶏の骨付き腿焼き」是亦絶品至極なり。



美酒美食堪能しつつ、大いに歓談すれば、午後11時にも及び是を以て散開せん。山内さんと伊藤君、興味深き対面に思わず記念撮影せし1枚。



投宿先たるAthall4階へは徒歩2分程にて無事漂着、然れど時差ぼけもあれば、久々に日本酒嗜みし所以か、即寝成仏せり。

朝日を全身に浴びれば、余りの暑さにて起床せり。昨夜は美酒美食堪能、伊藤君や山内さんと歓談も楽しきひと時たれば、心地良く熟睡叶い、愈々体調復活も実感、何とも御調子者な肉体なれど、これも如何せん御調子者の極みたる性格なればこそか。

アキラ君と遅き朝飯、些か早き昼飯かを求め、いざ「五車堂」へ赴けば、



名物たるカツカレーの豪華版たる「スペシャルカレー」所望せり。先日の病魔に冒され高熱続けば、解熱するや、10年余も嗅覚失われしが突如復活、然ればカレーの匂いも久々に嗅ぎ得る次第、矢張り香り伴わぬカレーの味気なさ尋常にあらずして、久々にカレーの香り堪能しつつ食せば、その美味ぶり200%増とは大袈裟に非ず、況して名物カツカレーなれば大いに美味、添えられし櫛切りにされし林檎1切れが、いとをかし。



街中に「シアター・イン・ミュージアム」のポスター貼り巡らされれば、



いやはやその行政絡めての盛り上げぶりに、唸らされるばかりかな。



時差ぼけもあれば、投宿先たるAthall4階にて仮眠、搬入時刻と相成ればいざ会場入りせり。サウンドチェックも終えれば、今回アキラ君はOHP2台にて挑まれん。



斯くして1時間のセットを展開、ホール内の自然残響心地良くして、亦光量より画角の大きさを優先されしアキラ君のパフォーマンスも毎度乍ら秀逸至極、サイケデリック亜空間現出に成功せしと大いに実感せり。
残念乍らライヴ写真の類い、未だネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。
今夕、SKY SHINE@大分県立美術館「シアター・イン・ミュージアム」に御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
[追記]
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。



館内展示にて、スイミングプールあれば、いとをかし。



今宵は、美術館に隣接するホテルへ投宿。



然れば亦してもGrady Twinsが御出向け下さりし。



打ち上げは「ドラゴン餃子楼」なる中華料理店にて、然れば能勢さんが薦めて下さりしは「ドラゴン麻婆豆腐」なる程花椒と唐辛子効かせれど、日本の麻婆豆腐なればこその甘さも共存、これは本格四川式とも異なる一品にして大いに美味なり。日本酒嗜めば「りゅうきゅう」も所望すれど、如何せん中華料理店にして、大分名物なればこそ御品書に並ぶ次第とは重々承知之介、然れば案の定及第点差し上げうるや否や、微妙な味わいなれど、それもこれも昨夜食せし「庄八」の逸品が美味過ぎなれば尚の事か。



名物たる餃子所望すれば、アキラ君共々思わず彦根の「をかべ」の絶品餃子を想起する有様なれど、これはこれ大いに美味なり。思わず写真撮影忘れ貪れば、ネット上にて拾遺せしイメージ画像にて御茶濁す次第、悪しからず。



その他「ピータン」と「具沢山冷奴」を所望、セルフにて合体「ピータン奴DX」と化せば、是亦美味なり。能勢さんや山内さんと歓談、楽しきひと時過ごせし。



日付変わらんとすれば散開、ホテルの部屋は16階にして、夜景も素晴らしきかな。斯くして大分の夜は更け行きし。


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