午前6時起床。朝飯を食らうべく階下の食堂へ繰り出せば、イングリッシュならぬ「スコティッシュ・フル・ブレックファースト」なり。ブラックプディングも添えられし完全版、流石に食い飽きしとは云え、この先に控える欧州ラウンドに於いては、御粗末至極なコンチネンタル・ブレックファーストを食らわされると知ればこそ、辟易しつつも大いに感謝して食らうべし。
このホテル、毎度投宿させて頂く定宿なれど、如何せん館内構造複雑怪奇、気分は迷宮ラビリンス、
扉を開けるや亦扉、果てしなく扉開け続ける次第なり。
道中弁当拵えるべく、茹で上げし即席麺に、刻みしレタスと玉葱をON! 昨夜のケータリングより失敬サルサディップを、更には備蓄食材よりメキシカンソース鯖缶召喚、いざ投下すれば、仕上げに自家製ハバネロオイルを施し、斯くしてインプロクッキング「メキシカン鯖混ぜ麺」完成せり。メキシカンな味わいに気分も救われれば美味。
奇しくも同じホテルに投宿されし組合長が、チェックアウト時に撮影されし1枚を、此処に無断借用転載させて頂きし、悪しからず。
名うてのベジタリアンレストランにしてライヴ会場、更にはThe Pastelsのスティーヴンが営むレコード屋「Monotrail Records」も出店されるMonoへ向かわんとす。
初欧州初スコットランドなるうっちーなれば、観光客気分も存分に満喫堪能される次第。
仲睦まじき賢兄NANI君と愚弟ミツルコさん。
なんちゅう顔の天使やねんな。
天使と悪魔なる決定的違いこそあれ、思わずIan Gillan在籍時Black Sabbathのアルバム「Born Again」のジャケなんぞ想起せられし。
これぞ彼の有名なるスコティッシュ・ピラミッドなり。ケルト系スコット人到来遥か以前、古代よりスコットランドを支配せし「謎のピクト人」の謎を探るべく研究施設も兼ねる建造物なり。
開店数分前にMono到着、流石人気店なれば、既に相当数の客と思しきが待機中。
開店するやいきなり満員御礼、
注文承るカウンターも長蛇の列なり。
而して「Monotrail Record」急襲すれば、そもそも入手困難なれども、地元なればこそ種類在庫も豊富なRichard Youngs諸作品あれこれ購入せり。
カウィワイの古着屋にて、ドレスに憧れる「ミツルコ」さん之圖。
こちら貴族感溢れ出る豪華な1着、大いに気に入られし東君なり。
「マダム・ミツコ」への道。
素晴らしきスパンコール満載の1着、いざ試着されん。
然レど「いやん、ちょっとキツいわ!」
「あれ〜!脱げなくなっちゃったわ!あっ、ビリって嫌な音が…。」斯くして残念乍ら素敵なコスチュームと相成らんと思われれど、諦めざるを得じ。
スーパーにてパクチー求めんとすれば、野菜コーナーなれど何と鉢植え状態にて販売中。
斯くして道中弁当「メキシカン鯖混ぜ麺」にパクチー投下叶えば、一層メキシカンな味わいと化し、大いに美味なり。
麺神こと東君は、茹で上げしスパゲッティーと、チリ・コン・カーン缶を以て、見事に付け麺スタイル「チリ付けスパ」完成されれば、堪能せられし。
有名店なる触れ込みの店にて「Fish & Chips」購入されしうっちー、完食されれど余りの諄さに苦悶せられれば、御愁傷様。
コスメあれこれ買い出しに赴かんとされれば、テンションもマックスまで急上昇、脳汁大噴出されし「ミツルコ」さんの圖。
巨大Tesco店内には、ハロウィン用スターウォーズ変身グッズも売られし。
NANI君の見立てにて、コスメあれこれ購入検討中の「ミツルコ」さん之圖。
Tesco名物「鶏の丸焼」存分に堪能中なるNANI君之圖。
私は「ポークリブ」所望せり。
「肉食万歳!」ポークリブ貪り食らう野蛮人之圖。
果たしてあれは家畜運搬車両ならん。
「Live Animals」なんぞとは云えライヴアルバムのタイトル「アニマルズのライヴ」の意にあらねば、誠に以てどないせえ云うねんな。
Dandee到着、車窓よりレコード屋確認すれど、突撃の機会あらざりし。
今宵の会場Buskersへ到着せり。
今宵はフェス出演にして、サウンドチェック放棄、出番直前に出撃会場入りせんと思えば、先ずは投宿先たるホテルへチェックイン果たせり。
能く能く見れば「ミツルコ」さんの着熟しぶり、正に不思議且つ奇天烈なれど、最早見慣れしせいか、一般社会に対し微塵の違和感さえも感じ得ぬ有様。
今宵の部屋、巨大sダブルベッド vs 御粗末シングルベッドなり。私は柔らかなベッドを厭うものなれば、その御粗末シングルベッドに漂着せり。
夜も更ければ、再び今宵の会場Buskersへ。
今宵も90分フルセットを展開、ミツコ☆タバタ嬢の妖艶パフォーマンスも大炸裂、今宵も大いに盛況にて幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
終演後疾風の如く撤収。今宵御来場頂きし女性より、スコティッシュキルト・マフラー頂戴すれば、今回荷物の重量制限の為、薄手のパーカー1着以外一切の防寒具持参せざりし故、これは何とも有り難き限りかな。
ホテルへ帰還果たせば、先日Londonにて購入せし「ワンカップ+納豆」堪能せん。電気ケトルにて湯を沸かし、そこへワンカップ仕込むや熱燗完成。熱燗呷りつつ納豆食らえば、堪りませんな。
NANI君も、車中にて貪られし「鶏の丸焼」残党をリサイクルされれば、
其処へ打ち上がらんとうっちー参戦、
ひと足御先に乾杯させて頂きし。
三者一品ずつアテ供すれば、今回の大英帝国&アイルランド・ラウンドも残す処1発にして、些か早けれどプチ打ち上げに興ぜり。
其処へ「ミツコ」登場、何とも仲睦まじきNANI&ミツコ之圖。
結局備蓄せしビールとワンカップ全て空となり、アテも食い尽くせば、此れにて散会。
斯くしてDundeeの夜は更け行きし。
NANI君ブログ、一気に怒涛の連続投稿更新されれば、同時間軸上Dundeeの記事たるこちらも御併読頂きたし。