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Channel: 大ぼら一代番外地
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ナカタニ・タツヤ+河端一 in Miami

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午前5時起床。昨夜起動せしバーチャル猫、バッテリー切れならん凍結せり。

 

 

Miamiを目指し、投宿させて頂きしAndrew宅を出発、道すがらレストエリアにて朝飯食らうべく小休止、タツヤ君のVan Cooking本日も炸裂せり。

 

 

見事な手際の良さ、正に疾風の如き迅速ぶりにて炒飯拵えつつも、昨日のおでん温め直されれば、斯くして朝飯は「キャベツ炒飯+おでん+自家製ザワークラウト+キムチ」食せり。おでんの美味さ尋常ならぬ有様にして、到底海外ツアー中に食し得る味わいのレベルにあらねば、キャベツ炒飯も大いに美味なり。

 

 

レストハウスの東屋にて、楽しき朝餐之圖。

 

 

食材補充すべくスーパーへ立ち寄れば、鮮魚コーナーにて販売されし蟹爪の様に、思わず苦笑せり。

 

 

本日も9時間弱の長旅にて、Miamiへ到れば、

 

 

今宵の投宿先たる、Miami地下音楽界を司る超重鎮ノイズミュージシャンにしてオルガナイザーたるFrank "Rat Bastard" Falestra氏宅へ。「King of Noise」こと御存知Jojo広重社長も投宿されにけりと伺えば、況んやRatの異名も「Miami's Godfather of Noise」なれば納得せり。

入るやいきなり膨大な数のギターが並べられ、

 

 

「Dan Hosker Studio」と名付けられし自宅スタジオなんぞ圧巻、

 

 

レコード屋宜しくネームプレートにて仕切られしレコード棚は、正にレコード屋そのものにして、我々レコード愛好家の夢ならん自宅レコード屋の様相を呈する次第。

 

 

他にもグランドピアノ、ビブラフォンを筆頭に、膨大なギターアンプ群、壁じゅうにはライヴポスター等が所狭しと貼り尽くされ、いやはや六十路なる彼の辿りし歴史すら伺えん。

 

 

今宵の会場Churchill's Pubに到着せり。

 

 

 

今宵のタイムテーブルは、

22:00 Carlos Torres

22:30 Emile Blair Milgrim

23:00 Ed Matus

23:30 Audrey Horny

00:00 Makoto Kawabata & Tatsuya Nakatani

01:00 Rat - Human Fluid Rot - Xela Zaid
以上の通り発表されれど、DJブースの如きにて演奏されし方々多ければ、果たしてどれが誰にして、何れが幕間SEかさえ判然とせぬカオスな進行ぶり。

下の写真は、我々の前に出演されし男2人のインダストリアル系デュオにして、何処となくTGの匂い漂わせられしか。

 

 

今宵は、互いのソロを内包しつつも40分強のショートセットにて一気に疾走、流石は「Miami's Godfather of Noise」の異名を取られるRatのアンプならん、爆音放射可能にして、昨夜の屁垂れアンプとは月とスッポン、タツヤ君もスティック折れ捲りなる怒涛の演奏繰り広げれば、大いに盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

殿務められしは、重鎮Rat率いるトリオ「Rat - Human Fluid Rot - Xela Zaid」にして、正にノイズの王道、ギター2本と発信機に由る怒涛の爆音ノイズの嵐、然れば「非常階段」にも通じる「爆音の果ての爽快さ」すら感じ得し。

 

 

今宵が我が人生初なるMiami訪問なれど、予てよりMiamiに抱く印象とは、精々「マイアミバイス」や「グロリア・エステファン&マイアミ・サウンドマシーン」程度にして、然れど生憎ビキニ美女なんぞ1人たりとも拝み得じ。

 

Rat宅へ帰還すれば、本日既に長時間ドライヴと演奏にて重々御疲れならんタツヤ君が、厨房へ立たれるや、是亦素晴らしき手際の良さにて、

 

 

夜食「豚焼そば」拵え下さるや、厳つき豚バラ肉てんこ盛り、正にアメリカ流ならん。自家製ハバネロオイル垂らせば、大いに美味。

 

 

流石に疲労困憊疲弊摩滅寸前にして、タツヤ君とRatが歓談されしを子守唄に、ソファにて轟沈せり。

 

斯くして人生初訪問なるMiamiの夜は更け行きし。

 

 


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