愈々26年ぶりに「ツインピークス」新シリーズの放送開始を迎えれば、アメリカ在住の友人より「今から観るよ」メール届き、何とも羨ましき限りかな。況して初回たる今宵は、一挙に纏めて4話放送と伺い知れば、尚の事とは云わずもがな。
然りとて日本語字幕若しくは吹替(嘗てのテレビシリーズに於ける吹替は秀逸にして、然ればこそ私は、その吹替版を好みて繰り返し鑑賞せし経緯あり)を待たねばならぬ日本人の哀しさ、せめてSNS上にてネタバレ情報に対し全閉姿勢を貫かんとするものなり。
「ツインピークス」と云えば、コーヒーとチェリーパイ、若しくはドーナツなれば、鑑賞するに当たり、是非にも用意すべきかな。
本日付けの「アービーズ」が、斯様な広告打つも、これぞビジネスチャンスと心得えればこそか。ふと思えば「ツインピークス」新シリーズ放送に纏わる経済効果とは如何程ならん。
懐かしき面々も「ツインピークス」へ戻られれば、惜しむらくはキラーボブ、ピート・マーテル、ブリッグス少佐、丸太おばさん、ホテルの老給仕、村長等の面々は既に逝去され出演叶わず、亦、ハリー・トルーマン保安官は既に俳優引退されれば是亦出演叶わずして、アーノルド・ローゼンフィールド鑑識員は、撮影終了後に逝去、その他ドナ・ヘイワードは今回ローラ・ダーンが演じられにけると伝え知れば、流石に26年も経過すれば、全員復帰とは無理な話なれど、概ね主要人物達が勢揃いとは、旧きファンには嬉しき限りかな。
ネット上にても散々煽られれば、
今宵、アメリカにてライヴあらざりしに安堵。
愈々放送開始と相成れば、羨ましき限りかな。
せめて字幕若しくは吹替版を以って、一気観叶う事に感謝せん。
その時を震えて待つべし。それまでは何があろうと死ねぬと知れ。
[追記]
然りとて先程、新たなオープニングを耐え切れず拝見すれば、最早我慢もピークに達さん。