相も変わらず午前5時起床。両肘痛に苛まされつつも、そもそも疾うに満身創痍にして、肉体の痛みにて目覚める有様なり。然れど柳生一門との最後の戦いに挑まれし拝一刀を思えば、これしき屁の如しと知れ。
起き抜けて来られるや、昨日頂戴せし西瓜頬張られる津山さん之圖。
朝飯拵えんとすれば、携帯用電気調理器「ポコポコ」を以て、即席麺ともやしを茹で、そこへ焼そばソース+粉末出汁合わせ、刻み葱施し攪拌、これにて「もやし焼そば」食せり。
ホテルをチェックアウト、中央駅までの道すがら、アジア系ヌードルショップ・チェーン「Wok To Walk」にて「牡蠣油海老焼飯」食せり。
吉田氏が購入されしルッコラを御裾分け頂き投下。中盤辺り猛烈に塩っぱき箇所あれど、底の方へと至るや、玉子の味濃厚と化し緩和されし。
Amsterdam中央駅前、観光客にてごった返す有様には辟易せられし。
改札口辺りに掲げられるモニターにて、出発する列車のホームが表示されれど、何故に日本の鉄道の如く、行く先に従いホームが固定されぬのか、アホの極みなり。
ベルギーはBrussels行き特急ThaLys乗車せり。
日本の鉄道各社の如くセコくあらざれば、車内は無料Wi-Fi使用化にして、大いに便利至極かな。そもそもインターネットなんぞ、今や公共サービスとして全て無料にして然るべし。日本も通信会社の利権争いの煽りにて有料たるが常識とされれど、是非にも庶民へ開放されたし。
車内にてミックス作業行わんとすれど、毎度乍ら己れ自身の音源聴くや、催眠術に掛けられしが如く即寝成仏、而してこの儘の体勢を維持し乍ら、約2時間の旅を終えし有様。下は、吉田氏が撮影されし証拠写真にして、氏のFacebook写真アルバムより無断借用転載させて頂きし。氏のFacebookページ上に、今回のツアーの写真アルバム構えられれば、写真の面白さは云わずもがな、添えられる一言コメントもオモロ気、興味抱かれし御仁は、是非にチェックされたし。
Brussels Midi駅到着するや、駅構内のスーパーへ赴き食材等購入せん。寿司ならぬSUSHIも絶賛販売中なれば、セットの名前が「Honoka」「Hinata」「Misaki」更には「Mamiko」「Miyu」「Yumi」一体何やねんな。
バナナ用ケース、林檎用ケースも販売中。
駅構内のカフェにて、何とシマウマのスーツ着用される馬が、太々しくならぬ長々しき馬面晒しコーヒー嗜まれれば、因縁付けに行かれし津山さん之圖。
駅構内に、SUSHIレストラン近日オープンの案内あれば、欧米に於けるSUSHI人気伺い知り得るものかな。
今宵の会場たるMagasin4へ到着。
サウンドチェックも済ませ、食堂にてケータリングの晩飯を待てば、
先ずは「スープ」配膳され、これが亦驚異的に味皆無にして、薄味なんぞとは完全に一線を画する次第、然ればハバネロソースなんぞ投下、津山さん達は塩等投下されれど、実に恐ろしきは、幾ら味付けんと何か施せど、ブラックホールの如く「味の無き世界」へ吸い込まれれば、結果的に味なき儘、完食せり。
扨、今宵の主菜はと云えば、ジャガイモや野菜あれこれオーブンにて焼き上げし、これこそ「ベルギー郷土料理」なりけりと「サラダ」なり。盛り合わせるや、単なる「野菜盛り」にして、是を以て晩飯とは片腹痛し。こんなもんアホでも出来るっちゅうねん!而して激不味料理として笑けるにも至らず、然りとて美味にもあらざれば、全てに於いて中途半端、ホンマおもんないやっちゃで。
今宵も「Acid Mothers Temple SWR」にて幕明ければ、其の儘怒涛の勢いにて「赤天」「河端一 solo」「津山篤 solo」「Ruins Alone」「Zoffy」「Ruins Alone」「Zubi Zuva X」と駆け抜け、アンコールも披露、斯くして大団円にて幕。
今宵は、ステージへカメラ持参し忘れれば、写真撮影叶わじ。悪しからず。然ればネット上にて拾遺せし昨夜のライヴ写真を以てイメージ画像とさせて頂き、これにて御茶を濁さんとすれば、是亦悪しからず。
今宵の投宿先は、会場内ツアーバンド宿泊施設にして、夜食食らわんとキッチンへ赴き、電気ケトルを以て「焼そば大作戦」完遂せんと、袋入り即席麺「日清 焼そば」を筆頭に、もやし、葱、カニかま、而してこれが愈々最後の御勤めと相成らん焼そばソース召喚せり。
熱湯にて戻せし麺、湯煎せしもやしに、カニかま、刻み葱、更には晩飯残党よりキヌサヤ失敬、纏めてON! 水屋より胡麻油拝借し垂らすや、
これを一気に攪拌、斯くして「カニかま焼そば」食せり。
明朝食さんとする「オニオンスライス」仕込み中なる吉田氏之圖。
明日は、大英帝国はLondonにて開催される「RAW POWER」出演予定なれば、午前7時過ぎ出発、ドーバー海峡縦断特急ユーロスターを以て大英帝国上陸果たせども、遺憾せん出番は先鋒務めるべく午後1時半にして、終演するや否や、電光石火の早業を以て撤収、再びユーロスターにてフランスはParisへ赴く段取りなれば、Londonどころか大英帝国滞在さえ僅か数時間に留まる次第。然れば朝飯若しくは道中弁当にすべく、再び「カニかま焼そば」拵えし。
これを以て明日早朝出発の準備も整えば、斯くしてBrusselsの夜は更け行きし。