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Channel: 大ぼら一代番外地
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Nantes

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時差ぼけ云々なんぞ最早関係あるやなしや、午前1時半起床。チャーサンの愛猫「沙知代」は、勿論自堕落に横臥するのみ。

 

 

昨夜のケータリングより失敬せしサラダ&ハム召喚、

 

 

これを具材に「焼そば大作戦」敢行せんと、先ずはスパゲッティーを茹で上げ、

 

 

然れば野菜&ハムを、水屋より失敬せし胡麻油にて炒め合わせ、

 

 

そこへスパゲッティー投下、亦して水屋より失敬せしお好み焼ソースと擂り胡麻、携行する粉末出汁を以って味を調えるや、

 

 

これにて「胡麻風味ソース焼そば」食すや、ソーシーな味わい大いに堪能せり。

 

 

午前8時半、Julienがごはん炊いて下されば「玉子掛けごはん」堪能せり。

 

 

本日はブルターニュ地方Nantes公演にして、今宵もチャーサンをゲストに迎え、4人にて10バンド展開せんとす。然れば最寄TGV発着駅Marne La Vallée Chessy駅まで、Julienの車にて御送り頂く運びなれば、Julienとチャーサンと共に記念撮影に興ぜり。

 

 

午前10時3分発TGV乗車、津山さんとしょうむない話にて爆笑しつつの列車の旅。

 

 

3時間の列車の旅にてNantes到着。昼飯食らうべく駅前のベトナム料理屋へ赴き、ランチメニューより1コース選択せり。然れば前菜「揚げ春巻(Miến)」添えられし香草共々、レタスにて包み食せり。

 

 

主菜たりしは「海老の串焼+広東風焼飯」にして、そもそも白ごはん所望すれど、チャーサンが所望されし焼飯と間違え盛られし顛末なり。小振りな海老4尾がパプリカを挟みて焼かれ、スイートチリソース施されし代物、可もなく不可もなく、何ともパンチ不足な味わいなり。

 

 

因みに津山さんは、代表的ベトナム料理たる「フォー(Phở)」所望されれど、配膳されし刹那より、その見て呉れ随分想像と異なれば御粗末至極な有様にして、案の定曰く「これ全然美味ない…失敗や…」ベトナム料理店にてフォーが不味いなんぞ許されざるものなれど、これも所詮実は悲惨な食文化誇られるフランスなれば、推して知るべし。

 

今宵の会場La Scene Machelet到着せり。嘗てAMT宗家にて演奏せし経緯ありと云われれど、私も津山さんも記憶皆無にして微塵も思い当たる節さえあらず、然れど拙ブログ過去記事にて事実と判明、然りとてライヴ写真も含め手掛かり皆無にして、挙句イメージ画像として貼りし1枚は、ネットモラル遵守されんとするアメブロより閲覧不可処分下されし顛末。此処は抜群の記憶力誇られるミツルちゃんに問うべきなれど、如何せん彼奴め私のブログのみならず、愛しのNANI君のブログさえもチェックされぬとは重々承知之介なれば、遺憾乍ら手掛かりなしの儘ならん。

 

 

サウンドチェック完了すれば、今宵のステージ全景之圖。アンプが客席に対し横向きに設置されしは、法規制される音量制限対策と知れ。

 

 

晩飯はケータリングなれど、ハム各種+サラダ+チーズ各種+ごはんなるラインナップ、どない見たかて主菜完全欠落やんけ。

 

 

前菜たるハムやらチーズやらサラダが、ごはんに合うとは思えねば、取り敢えずハムとサラダを少々食らい、

 

 

界隈のケバブ屋にて「ドネルケバブ」所望せり。

 

 

「パンは器」なれば廃棄、中身のみをサラダと合わせ、斯くして「ドネルサラダ」として食せり。

 

 

今も4人にて10バンドなれど、店側の要望にて3部構成と相成れば、私のソロ「河端一 solo」にて先鋒務めさせて頂きし。階下のバーや喫煙スペースたるバックヤードに客の多くが集われれば、彼等をホールへ誘うべくギターノイズにて幕開け、結局ギターフィードバックとシンセのドローンを同調させ、発信音的ノイズに終始すれば、鮨詰め満員と化せり。続けて「Emiko Ota solo」「津山篤 solo」「Ruins Alone」とソロ4連発、斯くして第1部終了。鮨詰めたるホール内がサウナ状態と化せば、20分間の休憩の隙に空気入れ替えにも努められれど、凄まじき蒸し暑さにして地獄の如し、前回AMT宗家にて演奏せし際は、長尺セットに加え前座もあれば「尋常ならぬ蒸し暑さにして、正に会場内はサウナ状態、機材全て結露せし有様」正に生き地獄の様相を呈せしかと拙ブログにも記録されれば、今回は休憩を挟む事により随分救われしか。

第2部は「赤天」「Acid Mothers Temple SWR」「Zoffy」にて走り切り、第3部は「Acid Mothes Kirisute Gomen」「サイケ奉行」「Zubi Zuva X」更にはアンコールへ雪崩れ込み、満員サウナ状態の中、大団円にて幕。

今宵はライヴ写真一切撮影叶わねば、顔出して下さりしRichard Pinhas氏が撮影されし動画より起こせし数点を以って、御茶を濁させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

吉田氏参加のユニット「PYN」のYann Pittard氏も顔出して下されば、久々の再会果たし歓談せり。

 

 

投宿先たるオルガナイザー宅へ到着。未だ全身汗だくなればシャワー浴びさせて頂くや、先日のオフ以来悪化の一途を辿る体調不良も峠を迎えしか、何やら最後の毒出しの如きを実感、漸く復調の兆しを予感するものなり。然れど一難去りて亦一難、昨日搬入の際、機材積載せし大型台車に踏まれ、足の親指の爪が割れ剥がれし痛みに、今更乍ら苛まされし。

更には就寝せんとするや、欧州にては稀なる蚊の襲来に遭遇、痒みは痛みにも勝ると知れば、大いに苦悶せられし。下は蚊のイメージ画像なれば、悪しからず。

 

 

斯くしてNantesの夜は更け行きし。

 

 

 

 

 


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