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Channel: 大ぼら一代番外地
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Lewes

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Facebook写真アルバム「The Lord of The Kettle '17 (Kettle Cooking on AMT Euro tour)」アップせり。今回のツアーに於けるケトル・クッキングの概要振り返れば、第1弾「鴨鍋」さえも今は昔かな。

 

 

午前4時起床、突き刺さるが如き腰痛にて目覚めるや、体を起こす事も叶わぬ有様、この状態ならばツアー生活に大いに差し障るどころか、ライヴ演奏すら危ぶまれん。この由々しき事態何とか解消すべく、先ずは老人の如く腰曲がりし儘に起き上がり、何とか腰を伸ばさんとすれど不可、無理ならぬ程にストレッチ繰り返せし末、湯船に浸かり、更にシャワーにて打たせ湯施せば、何とか腰を伸ばし得る程に回復、今回のツアーに於いては予てより腰痛に苛まされれど、快方に向かうどころかじりじり悪化し続ける様なれば、この先未だ南米ツアー、AMT祭、国内ツアーと年末までツアー続くと知ればこそ、是非にも何とかせねばと思う次第。年齢を重ねるは構わねど、老いたくはなきもの。

 

朝飯食さんとすれば、先日組合長が、奥様フジコさんよりと差し入れ下さりしカップ麺「五木 ぶっかけうどん さくさくあげ玉 ねぎ・つゆ付」召喚、

 

 

熊本流ぶっかけうどんなればこそ、先ずは熱湯にて麺を解し、その後水洗い数回とは面倒至極、そもそもぶっかけうどんや釜揚げうどんの類い好まねば、

 

 

敢えて湯を切らずカットわかめ投下、添付されるつゆが可成り甘めと伺えば、ここは昨日贖いしばかりなる昆布つゆ施し、あげ玉投下、斯くして「ハイカラわかめうどん」として食せば、大いに美味なり。

 

 

米奉行にして重責炊飯係務めるウルフより、炊飯完了の一報届けば、その「炊かし米」頂戴すべく、NANI君と連れ立ち「一日一膳頂戴之儀」執り行わんとす。斯くして頂戴せし「炊かし米」に大根おろしと納豆をON! 即席蜆汁も添えるや、昼飯として「おろし納豆ごはんセット」大いに堪能せり。

 

 

昨夜より仕込み始めし「おでん」を、移動仕様とすべく、ケトルよりプラ容器へ移し変えし。

 

 

大根を試食、未だ滲み具合些か浅けれど、正真正銘おでんの味わいにして、完成が待ち切れぬばかりかな。

 

 

いざLewesへ向け出発せんとすれど、行き掛けの駄賃とばかりBirminghamの中華街へ立ち寄るや、中華系スーパーマーケット急襲せり。

 

 

求めて止まぬ魅惑の食材あれこれずらり並べば、皆して思わず脳汁大噴出、食材あれこれ贖わんとす。

「陳皮丸」を「ちんかわまる」と読むウルフ、どないやねんなと突っ込まんとすれば、曰く「いや、僕の考えとしてはですね、これは間違いなく『ちんかわまる』です。」

 

 

「豚セロリ饅」買い食いすれば、セロリの芳しさが斬新な味わい誘えど、これは「有り」にして美味。惜しむらくは辛子とウスターソースあれば、一層美味たりし筈ならん。

 

 

何やら逞しき様なるマネキンを前に、そのポージング真似んとするウルフ、実はゲイ専門店ならんと思われれば、

 

 

レザー製ウルフマスクならぬドッグマスクもあり、

 

 

今後の課外夜狼活動に関し、果たして新たな世界へ一歩踏み出さんとされんや、本日の「密着!君の名はウルフ!」コーナーこれにて終了。

 

 

先ずは投宿先ホテルへチェックイン。

本日、中華系スーパーマーケットにて購入せしは、火鍋用薄切り豚肉、白菜、葱、えのき、トマト(4個入)、玉子(6個入)、豆腐、生うどん(3玉入)、串焼素肉 麻辣味 x5、山椒羅漢笋 x3、日清焼そば x4、紅油搾菜 麻辣 x2、中国製カップ麺 x2、以上、これよりのツアー終盤戦へ向け、充実のラインナップなり。

 

 

此処までハバネロオイルも程良く消費すれば、先日贖いし花椒油を満を持し召喚、これを以てフュージョンアップ図るものなり。

 

 

而して辛さと痺れっぷり併せ持つ「花椒ハバネロオイル」完成せり。

 

 

「おでん」仕込みの続きに勤しまんとすれば、茹で玉子を拵えるべく、ケトルへ投入、

 

 

二煮立ちにて固茹で玉子拵え得れば、今度はそれをおでんつゆへぶち込み、先ずは一煮立ちせん。

 

 

今宵予定する「夢の豚しゃぶ」まで辛抱堪らねば、ケトリングにて「鍋焼きうどん」拵え食されるNANI君、曰く「ヤバい!めっちゃ美味い!豚肉サイコー!ポン酢サイコー!うどんサイコー!」

 

 

「火鍋用薄切り豚肉」一見可成りの量あらんとも思われれど、1枚ずつ巻かれる様にして、日本のしゃぶしゃぶ用豚肉に比べ、厚めなれど小ければ、実は大した程にもあらざらんや。何せ肉塊食らう野蛮人たる欧米人なれば、薄切り肉なんぞ存在せぬ次第にして、然ればこそこの薄切り肉との邂逅、渡りに船どころか、天よりの啓示にて「豚しゃぶ」命ぜられしが如し。

 

 

NANI君が食らう様眺むるや、こちらも辛抱堪らずとは道理、斯くして私もケトルクッキング「鍋焼きうどん」に興ずるべく、底に湛える程の水を注し、白菜、豚肉、

 

 

うどん玉を重ね入れるや、昆布つゆ施し、蓋を閉じれば加熱、

 

 

一煮立ちすれば「赤の器」へ移し、刻み葱散らせば、超速ケトルクッキング「鍋焼きうどん」大いに堪能、これは所謂「ツアー食」とは全く別次元の代物にして、その美味さ筆舌に尽くせぬなんぞとは云わずもがな。日本食万歳!

 

 

大英帝国なれば亦してもインターネットは有料にして、24時間£7.00也(980円)とは、何とも人の足元を見るがめつさかな。来月に控える南米ツアーに関する事務仕事も概ね完了すれば、インターネットより解放されたしとの思いこそ強けれど、忌まわしきインターネットの世界へ、わざわざ己れの金を払うてまで飛び込まんとする愚行回避せん。況して今宵はケトルクッキングの醍醐味「豚しゃぶ」に興じんとNANI君とも目論見済みなれば、そもそもインターネットなんぞが介在する余地もなくして、然れば今宵は敢えて中指突き立てさせて頂かん。

 

 

いざ会場へ赴くべく出発すれど、何と44kmもの彼方にしてハイウェイ爆走せり。

 

 

会場へ到着せしや、前方より歩み寄られるは組合長と盟友Barryの御両名なり。組合長は、欧州各地にも登場されれど、大英帝国ラウンドに於いてはほぼ皆勤、然ればLondonのブッキンエージェントTom宅へ送りし追加分LPを、わざわざ持参して下さり感謝感激、Kumiaicho, Thanks a lot! 

 

 

今宵の会場Con Clubへ到着せり。

 

 

店内には控えるライヴのポスター所狭しと貼られれば「The Deviants」「Thunderclap Newman」

 

 

「Arthur Brown」等、歴々の名も連ねられれど、

 

 

所謂トリビュートライヴも多ければ「Retro Tull」に思わず苦笑せり。

 

 

今宵は90分のセットを展開。ツアー終盤戦へ突入すればこそ、再び解体と再構築へ挑まんとす。銀河大暴走乍らも銀河鉄道超特急片道切符の旅へ御案内、怒涛のハイパースラッシャーぶりの果てギター絞首刑、大いに盛況にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶ねば、悪しからず。

[追記]

ライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投宿先たるホテルへ帰還するや、ケトルクッキングの醍醐味にして真骨頂「魅惑の豚しゃぶ」に興ずるべく、ケトルの底に湛えられる程の水を注し、白菜、豆腐、豚肉を重ね、昆布つゆをひと回し、いざ加熱すれば、

 

 

一煮立ちにて先ず第1弾調理完了、所要時間僅か1分弱。

 

 

「赤の器」におろしポン酢を以て控えれば、

 

 

日本酒「月桂冠 辛口純米 山田錦」も召喚、

 

 

ケトルより「赤の器」へ取り上げ、

 

 

いざ食らえば、これは即死一発昇天級に激美味、一点の曇りもなく正真正銘日本の味、仮令自炊に勤しめども所謂「ツアー食」なんぞとは異次元別次元の美味さ、全身のDNAが失われつつある記憶呼び戻しつつ歓喜の凱旋パレード行う有様か。

 

 

奇しくも亦してもパメラ・リー・アンダーソンのセクシーダイナマイトボディー大炸裂さるデヴィッド・ホーガン監督作品「バーブ・ワイヤー/ブロンド美女戦記(原題:Barb Wire)鑑賞しつつ、パメラの魅惑ダイナマイトボディーにさえ無関心諭す程に「魅惑の豚しゃぶ」実に美味たるかな。

 

 

「炊かし米 番外編」と「豚肉5枚」を以て密約成立されにけり炊飯派ウルフとケトル派NANI君なれば、この「魅惑の豚しゃぶ」大会に、ウルフも日本酒と「赤の器」携え参戦せり。

 

 

不覚にもえのきの存在完全に忘れ去りし私なれば、遅れ馳せ乍らえのき召喚、

 

 

白菜、豆腐と共にケトルへぶち込み加熱、

 

 

いざ食らえば、鍋気分が一気に高揚、ポン酢とえのきの邂逅素晴らしきかな。

 

 

僅か5枚の豚肉を以て、ケトルクッキング「鍋焼きうどん」に興じられ感動されるウルフ、然れば豚肉、豆腐、白菜、えのきを少々御裾分け、折角なればケトルの醍醐味にして真骨頂「魅惑の豚しゃぶ」僅かなりとも堪能されたし。

 

 

その異次元の美味さの前に、思わず天を仰ぎひと吠えせしウルフなり。然れど斯くも容易に餌付けされる狼とは、是如何に。

 

 

「魅惑の豚しゃぶ」に舌鼓超乱打されしNANI君、

 

 

ウルフより豚肉5枚にて交換入手せし「炊かし米」片手に「豚しゃぶ定食」存分に堪能されしかな。

 

 

結局豚薄切り肉、ぺろり平らげんとすれど自制心を以て何とか僅か4枚を残せば、明朝は「豚入り〆うどん」に興じんとす。漸く腹具合も満たされれば、後はに日本酒ちびちび呷らんとす。

 

 

幸せに満ち溢れしひと時「魅惑の豚しゃぶ」大会も散開すれど、ドアをノックする音ありて開けるや、其処にはウルフの姿あれど、わざわざ御丁寧に「ウルフです」御挨拶下さり、忘れ物回収に来られし次第。

既に胃袋も大いに満たされし筈なれど、先程「稲荷寿司」なんぞ仕込まれし次第なれば、この「稲荷寿司」を餌に「赤ずきんちゃん」即ちターゲットを仕留めるべく、今宵も夜の帳に消え行かんとす。ウルフやのに稲荷でええのか。夜に稲荷、ウルフ!

 

 

斯くしてLewesの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御拝読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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