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Channel: 大ぼら一代番外地
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いざ南米はペルーへ

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個人的には人生初でさえある南米へ、AMT宗家率いいざ赴かんとす。南米と云えば、アンデス文明とインカ帝国に尽きんと思えば、この機に是非にも、その数多の謎に迫らんと思うばかりかな。

 

 

結局徹夜にてあさを迎えれば、東君が此処までの道中に食らわんと贖われれど、結局その機を逃されし「トンカツ」を頂戴すれば、ごはんにON! とんかつソースと擂り胡麻施し、辛子も添えれば、これにて「ソースかつ丼」食せり。

 

 

斯くして東君と連れ立ち、いざ大阪伊丹空港へ。此処でNANI君と合流、いざチェックインせんと思えば、国際線乗り継ぎ国内線チェックインカウンターが長蛇の列、チェックインカウンターへ至る前に、受託荷物用X線検査装置鎮座されれば、これが斯くもカウンター手前にあるが為、大渋滞を引き起こす有様にして、何故このX線検査機をもっと手前に設置されぬか、正に具の骨頂なれど所詮JALなれば、本を正せば親方日の丸、斯様なアホぶりも未だその親方日の丸気質が抜けねばこそか。フランス人の電車の切符購入にあらねば、何故斯くももたもた時間費やされるか、加えて曰く「機材のトラブルにて乗り継ぎ便の搭乗券発券不可」なれど、然ればJAL公式ウェブサイト内国際線乗り継ぎ案内に於いて「コンピュータの不具合等により、乗り継ぎ便の搭乗券が発行出来ない場合もございます」「大阪(伊丹)空港の早朝時間帯は国際線乗り継ぎカウンターが混雑いたしますのでお早目に空港へお越しください」なんぞとこの辺り居直りぶりも、流石は親方日の丸かな。

 

 

漸くチェクイン果たし、いざ搭乗ゲートへ向かわんとすれば、何気に「『りんご』の自動販売機」なんぞ発見、

 

 

カットされし林檎が詰められし次第なれど、さあ今から飛行機乗ろう云う時に、誰がこんなぎょうさん林檎買うねんな。

 

 

JAL午前8時発成田行き搭乗、1時間程のフライトにて成田空港へ到着。荷物こそ最終目的地たるペルーはLimaまでチェックインされれど、機材トラブルにて搭乗券は未発券なれば、JAL職員の案内にて「国際線乗り継ぎのお客さま専用カウンター」へ案内されれど、是亦驚異的な仕事の遅さを以て、長蛇の列を成せし次第。こんなもん搭乗券発券のみと思えば、こちとら素人にすれば、大した仕事内容にあらざらんと思われれど、1件につき最低5分、長ければ10分以上も費やされる有様、漸く順番巡りてカウンターへEチケット提示するや、我々の乗り継ぎ便はアメリカン航空なれば、此処にては発券不可なんぞと、いけしゃあしゃあとホザきくさる次第にして、散々待たされし挙句その居直りし態度は何やねんな、相も変わらず親方日の丸気質が全く改まらぬJALなればこそか、流石に怒髪天を突き怒り心頭「そんなもんもっと早よ云えや!ボケが!」捨て台詞食らわせアメリカン航空チェックインカウンターへ移動、こちらにては速やかに対応頂き、斯くして無事発券叶いし。せやからJALも成田も嫌いやねん。

 

 

一児の父と相成られ禁煙されしウルフ、不精髭も手入れされ爽やか路線にてアピールされんとするか。奇しくもサイケ奉行国内ツアーに際し、無精髭剃られしNANI君共々、此処はヤングお兄さんぶりアピールせん。

 

 

アメリカン航空午前11時半発Dallas行き搭乗。機内食は「柔らかポークハンバーグ」食せり。何気に巨大つくねの如きに感ぜられしは御愛嬌か。

 

 

空の旅の唯一の愉しみたるハリウッド娯楽大作鑑賞に興じんとすれば、本日の1本目は、リドリー・スコット監督作品「エイリアン: コヴェナント(原題:Alien: Covenant)」鑑賞せり。本作はエイリアン前日譚たるシリーズ前作「プロメテウス」続編なりけれど、生憎「プロメテウス」は、嘗て機内鑑賞せし際、時間切れにて最後までの鑑賞叶わざりし一本なれば、未だ結末存ぜぬ次第。然りとて充分に楽しみ得るとは、流石はリドリー・スコット監督にして、嘗てのエイリアン一連のシリーズ程に、陳腐なスプラッター的仕掛けは少なく、強靭なるエイリアンの生命力及び繁殖力を知る我々へ、じりじりその恐怖感を味わわせて下さらん趣向なり。人類が全く無力たる宇宙空間や他惑星上に於いて、人造人間なればこそ生死問われぬ、意思を持つアンドロイドの策謀にて、恐怖の展開強いられる辺り、ふと「2001年:宇宙の旅」なんぞ想起せられし。当然作られるべき続編に於いては、入植者2000名とエイリアンの胚芽が辿り着く新たな開拓地惑星オリガエ6にて、愈々大団円を迎え、先達ての「猿の惑星」宜しく、遂にシリーズ1作目へと繋がらん。

 

2本目は、パティ・ジェンキンス監督作品「ワンダーウーマン(原題:Wonder Woman)」鑑賞せり。DCコミックの実写版映画にして、マーヴェル宜しく同一世界観の下にて展開される『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズ第4作目の作品なり。ワンダーウーマン出生の経緯を語る作品にして、舞台は第1次世界大戦下、戦争を引き起こす軍神アレスを探し出し倒さんとすれど、如何せん神の世界にある女性のみの島「セミッシラ」にて育まれしヒッポリタ王女ダイアナなれば、突如外界たる大戦下の欧州へ降臨されれど戸惑うばかり、遂にアレスを対峙すれど「戦争こそ人間の本性」と人間の愚かさを説かれ乍らも、人間の「善」の心を信じ、世界を救済せんと尽力されし。女性監督が描く女性スーパーヒーロ映画、単純にその成功を此処に讃えんとす。

 

3本目は、カリン・クサマ監督作品「イーオン・フラックス(原題:Æon Flux)」鑑賞せり。致死性ウイルスにて人類の99%が死滅せし後の世界、救世主の子孫グッドチャイルド一族管理化の下、壁にて隔てられし唯一の都市にしてユートピアたるブレーニャにて生き残る人類なれど、君主トレヴァー8世の暗殺指令を受けし反政府組織「モニカン」の革命戦士イーオン・フラックスが、このユートピア都市に潜む陰謀と驚愕の事実へ至らんとする、近未来SFアクション作品。クローン技術の発達にて「不死」を得られしとの設定なれど、クローンとはDNAこそ同じすれど、その性格等が一致するとは信じ難く、先代のクローンが次世代のクローンへ「自分が誰であり、何をすべきか」正に家元制にて人格さえも継承せんとは笑止。果たしてクローン人間がオリジナル個体へ成し得る恩恵とは何ぞや、精々臓器移植のパーツ取りかと思われれば、況してDNAに潜むオリジナル個体の記憶が、クローンの思念に反映されれば、クローン社会は現代人間社会が抱える問題以上の難問を抱えんとは必至かな。

 

到着前に配膳されし機内食は「サーモン」なれど、如何せんほぼ暗闇の中にて食せば、何を食せしか判然とせじ。

 

 

モニターにてゲームに勤しまれる「AMT宗家ヤングお兄さんチーム」なり。

 

 

モニターにてフライトマップ表示されれど、流石はアメリカン航空かな、均か惑星としての地球レベルの地図なれば、

 

 

本日のフライトなんぞ、屁の如き距離ならん。

 

 

斯くして本日の第1乗り継ぎ地点たるDallas空港到着。何やら空港敷地内にて黒煙立ち上るを発見、

 

 

遠ければ目視確認困難なれど、何やら機体の如きも見受けられ、赤々とせし炎も確認し得れば、これって大丈夫なんかいな。

 

 

然れど空港内に、微塵も危険を匂わせる雰囲気あらざれば、空港内シャトルに乗りゲート移動せん。何せ見渡すばかり空港敷地内なる広大さ、シャトルにて4駅目を以て下車。

 

 

その距離と経過時間より、大阪環状線に置き換えれば、天王寺より森ノ宮へ至るに相当せしか。

 

 

NANI君と2人、レストランバーにて「ビール+ブランチハンバーガー」堪能せり。

 

 

先ずはビールにて乾杯。

 

 

このバーガー、然して期待もせねど、焼き上がり絶妙にして大いに美味。

 

 

先の欧州ツアーに於いても、ほぼ毎度ミツルコさんは風邪を拗らせツアー合流、メンバー全員へ伝染せし挙句、一切詫びもあらざれば悪びれもせず一人平癒され、而してツアー終盤に再び風邪拗らせれど隠蔽されし儘、再び他のメンバーへ伝染せし有様、そもそも海外ツアーに於ける風邪こそ厳禁、然ればこの責は万死に値せん。然れど無自覚無責任極まりなきミツルコさんなれば、出発前にTwitterへ「最近ツアーでミツコが最初に風邪ひくのはどーゆーことっ⁉︎」なんぞと能天気に投稿されれば、思わず怒り心頭にて「単純に気の緩み!気合い入れたらんかいっ!せやないと『玉噛んでなベイビー』の刑じゃ!ほんでツアー最後にもう一度風邪ひくのやめてけろ。更に風邪ひいてたん隠して皆に伝染させるのは、もう万死に値する!おそらく世界初の『ツアーで風邪ひいてクビ!』になりたなかったら、せいぜい気合い入れてや!」と返信、然れば「キャー!気合入れていきます!(ミツコ)」果たして自覚あるや無しや、何はともあれ「めちゃ気合い注入中のミツコさん之圖@ダラス空港」なり。

 

 

欧米にて甘からぬ清涼飲料ほぼ皆無なれば、仮令烏龍茶や緑茶たれども、何らかの甘味のみならず果実風味すら加味される有様、然れど遂に「Unsweeted Tea」発売されれば即購入、然りとて矢張りアメリカなれば極薄味とは当然たりしか。

 

 

アメリカン航空午後12時55分発Miami行きに搭乗せんとす。現在華氏77度(摂氏25度)なれば、皆様半袖若しくは其処へ上着1枚羽織る程度の装備なれど、ミツルコさんのみ初冬の日本を出立せし儘の装束、ダウンジャケットにて身を包まれる異様さ、凡そ気温の寒暖なんぞ気にもされぬ意識の飛び様か、赤毛が目立てば一層「変な東洋人のオッサン」ぶりを露呈せり。

 

 

機窓よりMiami空港を臨む。

 

 

国際線なれど、前時代的装備の機体なれば、パーソナルTVモニターや電源なんぞ皆無、

 

 

共有モニターも見辛き位置にあれば、そもそも英語若しくはスペイン語発声たらん、鑑賞に及ばざらんと思えども、残念乍らMacBook Proのバッテリーは潰える寸前、IPod Touchのバッテッリーは2時間程と知れば、この7時間に及ぶフライト、只管寝るしか術もなしか。

 

 

機内食は「チキンの何某+ピラフのようなもの」可もなく不可もなく、それよりも座席の狭さ尋常ならずして、予てよりの肘痛悪化すれば痛みにて眠れぬ有様。

 

 

36時間の旅程を経て、遂にペルーはLimaに到着。

 

 

明日出演するフェスティバルより派遣されしタクシードライバーに迎えられれば、いざ投宿先たるホテルへ。

 

 

ホテルへチェックイン果たせば、先ずは無事到着と明日よりの南米ツアー成功を祈り乾杯せり。

 

 

大阪アジト出発前、界隈の激安スーパー玉出にて購入せしおにぎり(1個48円也)6個と鯵フライ2枚召喚。時差ぼけもあらんと思えば、夜食におにぎり2個+鯵フライ1枚食らい、いざテレビにて映画(スペイン語発声)なんぞ鑑賞せん。

 

 

斯くしてLimaの夜は更け行きし。

 

亦してもNANI君のブログと並走更新せんとすれば、是非に御併読頂きたし。

 


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