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Channel: 大ぼら一代番外地
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São Paulo (day 1)

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同じアメブロ内にて掲載される青柳尊哉氏ことジャグラスジャグラー(通称「ジャグジャグ」)ブログにて、来春公開予定「ウルトラマンジード つなぐぜ!願い!!」に、我等がジャグラスジャグラーとして再びウルトラマンの世界へ登場される旨、発表されれば、先の「ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE」新春より放送開始の報と共に、何とも嬉しき限りかな。

 

 

ガイ君とジャグジャグがスクリーンに登場するならば、これは亦、是非にも劇場へ足を運ばん。過ぐる3月「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」鑑賞すべく、況してクレナイガイこと石黒英雄氏と、ジャグラスジャグラーこと青柳尊哉氏の舞台挨拶付きなれば、遥々MOVIX八尾まで足運びし次第。次回訪れる際は、是非にも近鉄八尾駅前「河内うどん」にて「馬肝」「馬のタテガミ」「馬刺ちユッケ」「フタエゴ」「さいぼし」なんぞと馬肉あれこれ堪能しつつ熱燗呷らんと、思い巡らせるばかりかな。

 

 

ほぼ徹夜にて朝を迎えれば、午前7時、タクシーにていざ空港へ。午前11時40分発にのフライトにも関わらず、何故斯くも早くに出発せねばならぬか、オルガナイザー曰く渋滞を懸念との事なれど、結局4時間前に到着すれば、チェックインカウンターも未だ閉ざされし有様。

然れば先に朝飯でも食らわんと思えど、昨夜の肉祭りのダメージ未だ尾を引けば、此処はアルゼンチン銘菓キャラメルこと「ドルチェ・デ・レチェ」たっぷり仕込まれしチョコレートケーキを所望せり。

 

 

ミツルコさんも私に続かれれば、斯くなる極悪甘味、果たして糖尿病患者たるミツルコさんは大丈夫か。嘗て入院されし一楽さんが「美味しいものは全て毒」なる名言吐かれしを思い出せば、成人病の類いは患いたくなき限りかな。

 

 

ラタム航空午前11時40分発Santiago行き搭乗、機窓よりアンデス山脈を臨む。

 

 

僅か1時間半程の空の旅にて、チリはSantiagoに到着。乗り継ぎに1時間半程余せば、先達てチリを去る際に残せしチリペソを以て、昼飯なんぞ食さんと、NANI君と連れ立ち空港内を散策せり。2人合わせて11000ペソ所持すれど、ハンバーガー1個6000ペソ以上、これはどうにも為す術なしかと思われれど、カフェレストランの御品書眺むれば、ホットドッグ2個+ビール(大)を以て、概ね足りると知るや所望、

 

 

僅か3ペソの釣り受け取れば、そもそも外税たるを知らずして、いやはや一時は肝冷やせしかな。

 

 

先ずは1杯のみ購入し得し生ビールを睦まじくシェアし乾杯。

 

 

専用ホットドッグスタンドに装填されし「ホットドッグ」欧米にて御目に掛かる代物とは些か異なれば、然りとて日本の其れとも亦、異なる次第。軽く炙られしパンに、ソーセージ挟み、ワカモレ、玉葱、トマト、パクチー盛り合わせ、サワークリームソースの如きが施されし、成る程「南米仕様」なる一品なり。

 

 

トッピングが大盛りなれば、大口開けていざ食らうべし。

 

 

パクチーの芳しさも相俟れば、これは想像以上に大いに美味なり。

 

 

ラタム航空午後5時40分発São Paolo行きに搭乗せり。機内食は「チキン+ライス」なる代物なれど、ライスに塩施されれば塩っぱ過ぎにて苦悶せられし。

 

 

機内にて映画鑑賞せんとすれど、勿論日本語吹替や字幕なんぞあろう筈なくして、然れば英語発声にてデヴィッド・リーチ監督作品「アトミック・ブロンド(原題:Atomic Blonde)」鑑賞せり。当初はタイトルより、あのデボラ・ハリー率いるバンド「Blondie」ドキュメンタリー風映画かと思えども、MI6に所属する女スパイに由る、ベルリンの壁崩壊の裏側に秘められし活躍描くアクション作品。80年代ヒット曲が散りばめられしも、80年代の風を匂わせるに充分たりしか。

 

2本目はスティーヴン・キング原作にしてアンディ・ムスキエティ監督作品「IT/イット “それ”が見えたら、終わり(原題:IT(IT:chapter one))」同じく英語発声にて鑑賞せり。原作を知れば、嘗てのトミー・リー・ウォーレス監督作品たるテレビシリーズも鑑賞せし経緯あり、英語発声にも殆ど困らざりし次第。究極の恐怖を描く云々とは下馬評たれど、どうにも子供騙しな演出に緊張感皆無、途中幾度か居眠りせり。

 

当初の予定より些か遅れ、午後9時頃にSão Paolo到着。オルガナイザーCarloが迎えに来て下されば、今宵h私のソロ及びセッションライヴ控えれば、いざ会場へ直行せん。然れど尋常ならぬ大渋滞にて全く進まぬ有様。漸く渋滞を脱出すれば、今後は道が凸凹過ぎにして超バンピー、御陰様にて猛烈な車酔い食らわされし。

 

 

本来開場が午後8時なれど、空港より会場まで随分距離あれば、午後11時、今宵の会場Casa do Manchaへ到着せり。

 

 

何が何やら全く要領得ぬどころか状況把握出来ぬ儘、車酔いにて轟沈寸前なれど、取り敢えず物販部隊は疾風の如き速さにてShopzone設営、その間こちとら楽屋にて関係各位皆様と挨拶交わし、いきなりブラジル原産砂糖黍を原料とせし蒸留酒「 Cachaça(カシャーサ)」洗礼を以て歓迎されれば、もうどないでもなれ云うねんな。

 

 

会場は満員御礼、先ずは女性バンド「Rakta」 のCarlaとPaulaなる2人とのセッションライヴ控えれば、セッティング行わん。実はもう1組「Ema Stoned」とのセッションも予定されれど、流石に到着が遅れれば間に合わず、悪しからず。

「Kawabata Makoto + Rakta」は、現在ドラマーを欠き2人編成となりし彼女達なれば、今宵はギター+ベース+キーボードなるトリオにして、轟音ノイズドローンサイケとでも呼ぶべき冥府の闇を現出せしか。実は彼女達は2016年に日本ツアーも敢行すれば、桜台Poolやアメ村Hokege等にも出演されにけり、いやはや遠からねども近からじ世界にて擦れ違いし次第なれど、今宵遂に出会いし次第。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、彼女達のアー写にて御茶を濁させて頂く次第、悪しからず。

 

 

[追記]

NANI君のブログ記事にライヴ写真アップされれば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

本来は更に私のソロセットもありし筈なれど、時間切れにてキャンセル、然れど急遽明日、別会場にて仕切り直される次第となれば、そもそも明日は午前10時よりレコーディングスタジオにて、日系ブラジル人ドラマー「M. Takara」とのデュオ、今宵と同じく「Rakta」とのセッション、更には今宵セッション叶わざりし「Ema Stoned」とのセッションなるレコーディング3発控える身にして、更にその後にライヴとは過酷な1日と相成るは必至か。

 

ラテン乗りこの上なきCasa do Manchaの日系スタッフSamurai君と、本能レベルにて意気投合せしウルフこと「ジブン・サガシ君」今宵出番あらざると知れば大酩酊、自分探しに旅立てば大彷徨にして探し物は何ですか、夢の中へ夢の中へ…而して絶好調大スパークせり。

 

 

いざ撤収し投宿先たるホテルへ向かえば、果たして何処へ行くのか、オルガナイザーCarloがチャーター下さりしマイクロバスは、深夜の高速道路に乗り爆走、警察の検問に起因せし大渋滞も漸く抜ければ、

 

 

約1時間余のミッドナイトドライヴを以て、漸くホテル到着。São Paolo郊外購入住宅地域に立つ巨大リゾートホテルの如し、更に個室ならば贅沢な限りかな。

 

 

晩飯を食らう暇あらざれば、Calro曰く「24時間利用し得るルームサービスで食べたいもの注文してくれ。勘定は俺が後で払っておく。」斯くして人生初なるルームサービス利用体験へと至れり。

美女とシャンパンにて乾杯なるシチュエーションにあらざるが、誠に残念とは云え「海老リゾット+フルーツジュース」所望、待ち草臥れうとうとせし頃、ドアベルが鳴り、遂に御届け頂きし。

 

 

残念乍ら既に冷め切れば、果たして1階レストランより此処6階まで、どんだけ往生こいて持って来はってんな。

 

 

リゾットなれば、チーズが冷め切りしは過酷な味わいと化し、持参する葱なんぞ薬味に添え、更にポン酢垂らせども、屁のツッパリにもならねば、結局二口程食らいしのみにて「赤の器」へ移し、亦の機会まで御暇頂かんとす。

 

 

ルームサービスに関せば、この裏にて或る悲劇が繰り広げられしなんぞとは、この時は未だ全く以て知る由もなし。詳しくはNANI君のブログ参照されたし。

 

 

既に午前4時半、明日は午前9時にCarloが迎えに来れば、午前10時より午後7時半までスタジオにてレコーディング、更に夜はソロライヴも控えると知れば、今日以上に長き1日と相成らん。

 

斯くしてSão Pauloの第1夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 


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