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Channel: 大ぼら一代番外地
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冬は鍋。鴨に葱背負わせたるは言ふべきにもあらず、鶏も豚も牡蠣もまた八町も、いとつきづきし。

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大阪アジト界隈の激安スーパー玉出にて、何と鴨ロースが安価にて供されるを発見するや、津山さんとのデュオバンド「ZOFFY」の2ndアルバム「Zo Zo Zo Zo Zoffy !!!」に収録されし「Light My Fire」に於いて、津山さんが高らかに歌われし一節「カモネギ・ライト・マイ・ファイヤー!」宜しく、此処は「鴨鍋」に興じんとす。鴨肉のみならず豚肩切り落としとの相盛り、

 

 

更には牡蠣、小籠包、先達て福岡にて本場「水炊き」食せし際に供されし練り具合甘き鶏つみれ、

 

 

白葱なんぞ云わずもがな、白菜、蕪、蕪の葉、椎茸、えのき、写真には写らねど豆腐を用意、

 

 

いざ「鴨鍋&豚しゃぶ」に興ずれば、幾重もの多幸感に包まれ昇天寸前か。

 

 

翌朝には「〆うどん」も堪能、

 

 

鴨出汁滲みしへ、自家製練り七味も投下すれば、大いに美味なり。

 

 

若干鴨肉余せば、うどんに鴨肉、白葱、焼き百合根、椎茸、刻み葱をON! 斯くして「鴨うどん」食らえば、堪らぬ程に美味かな。

 

 

八町刺身と牡蠣を以て、

 

 

「八町&牡蠣しゃぶしゃぶ」に興ずれば、是亦幾重もの多幸感に包まれ昇天寸前か。

 

 

 

翌朝は「〆雑炊」とすれば、

 

 

「〆雑炊+鯵フライ」堪能せり。

 

 

鍋具材残党たる白菜を以て「豚白菜焼飯+焼売+オニオンスープ」食せり。

 

 

先達てのAMT宗家西日本ツアー最終地たりし高知Chaotic Noiseより発射せし、機材一式及び道中にて購入せしレコード郡も、無事到着せり。

 

 

何故か無性にコロッケとカレーうどん欲すれば、儘よと茹で玉子も添え「カレーコロッケ入りカレーうどん」食せり。不要な唐辛子の大量投下は味のバランス崩壊を招くと思えばこそ、自家製花椒ハバネロオイル垂らし生青唐辛子を添えるに留まりし。

 

 

「牛蒡掻き揚げ+おろし納豆うどん」食せり。

 

 

大好物たる「鰻丼」食らわんとすれば、ワカメの味噌汁添えさせて頂きし。ごはんに実山椒仕込み、鰻蒲焼には粉山椒施すは当然の理と知れ。

 

 

安価にて豚フィレ肉贖えば、久々に「豚フィレカツ」仕込み、斯くして「豚フィレカツ定食」食せり。パン粉の粒細かにして衣薄めたるが、私の好みなり。

 

 

神戸Helluva Lounge年内最終イベントたる「Helluva Lounge 忘年会 2days」初日へ伺えば、今や「Helluva Loungeの住人」とも云われる聖さん、待望の1stアルバムリリースされしナードサイケトリオ「oopnum」のキムに御出迎え頂くや、先ずはHelluva Lounge首領木村君へ御挨拶も果たせり。

 

 

先達て7年ぶりなる新譜「CLEAN」リリースされし神戸発先鋭ポストパンクバンド「BLONDnewHALF」紅一点COZちゃん、更にはBATAと共に「ツイン・ピークス」シーズン3について大いに歓談せり。

 

 

Helluva Lounge美女軍団揃い踏み、残念乍ら活動停止中なる「She Border Picture」Yuuちゃん、純真無垢なる珠玉のポストパンクガールズトリオ「カンガルーポー」ayapan嬢、御目出度にて活動再開叶わざりし「squimaoto」アケミ嬢、そもそも此処神戸Helluva Loungeとは、凡そ10余年前、LSD-March道下君より初めて紹介頂きし当時より、首領木村君を中心に、関西アングラ界を震撼させるに充分なる無限の才能秘める若きミュージシャン達と美女達が集う、私が思う「現在世界一オモロい場所」たれば、これも当然なり。

 

 

再び聖さんと、2018年は愈々初の海外ツアー敢行せんとされる「秘部痺れ」Changchang、

 

 

この「Helluva Lounge 忘年会に於いて、折角若人達にて盛り上がる中、オヤジ乱入にて場の空気損なうべからずと思えば、常にカウンターを寄生木にせんとするものなれど、気付けば皆様カウンター前に集結、珍しく鍋が並ぶ座敷に空席目立てば、聖さんやChangchang共々鍋を突かん。アケミ嬢に具材一式補充頂き仕切り直させて頂けば、大いに堪能せり。

 

 

来たる春には出産控えられるアケミ嬢、無事元気な赤子出産されん事、切に祈るばかりなり。

 

 

未だ無限に盛り上がり続けるHelluva Loungeを後にせしは、既に午前11時頃と思われれば、奇しくも陽光眩しからぬ曇り空、

 

 

酔い醒ましも兼ね三宮まで徒歩にて赴かんとすれば、

 

 

犇めき合うダクト、いとをかし。

 

 

大阪アジトへ帰還すべく新快速に乗車するや爆睡、不覚にも目覚めれば遥か彼方京都、観光客にて混み合う京都駅に降り立てば、再び大阪を目指さんとす。

 

 

最寄駅よりの帰路、未だ食せし経験あらざる「コロッケそば」なる代物が脳裏を占拠、然れば大阪アジトへの道すがら、コンビニに立ち寄りコロッケ購入、そもそも私が蕎麦を食すなんぞ稀なれば、結局備蓄食材より即席麺「カレーラーメン」召喚、もやし加え玉子も落とせしDX仕様、斯くして「コロッケカレーラーメンDX」食せり。

 

 

「鬼平犯科帳」にて御馴染み「五鉄」名物「軍鶏鍋」あれど、その簡易なレシピたるが、中村吉右衛門版テレビ時代劇第1シリーズ第7話「明神の次郎吉」に於いて明らかにされしと知れば、江守徹演ずる岸井左馬之助が、ガッツ石松演ずる明神の次郎吉を「五鉄」へ招待し「軍鶏鍋」を馳走する件り「これがこの五鉄の売り物でしてね。この軍鶏のモツと牛蒡の笹掻を出汁汁で煮立てただけなんだが、これがなかなか。」然ればこそ予てより是非試したきと思うは当然、流石に軍鶏のモツは装然う然う入手叶わぬと覚悟すれど、今回鶏肝にて試さんとす。鶏肝と牛蒡なれば、序でに鶏腿肉も加え「鶏牛蒡鍋」さえも興じんと、結局笹掻に処せし牛蒡、油揚げ、椎茸なんぞを出汁へぶち込み、其処へ鶏肝と腿肉投下し、

 

 

いざ煮立てるや、

 

 

これが想像を遥かに凌ぐ美味ぶりにして、鶏肝を炊けば斯くも美味とは驚愕、鬼平気分も大いに堪能すれど、惜しむらくは多岐川裕美演ずる奥方こと久恵は何処に。

 

 

冬は鍋に限ると、再び鴨と葱を以て「鴨鍋」堪能、

 

 

「〆うどん」には鍋残党具材エノキも投下、

 

 

更に「〆雑炊」も堪能すれば、極楽天国昇天寸前かな。

 

 

冬は鍋。鴨に葱背負わせたるは言ふべきにもあらず、鶏も豚も牡蠣もまた八町も、いとつきづきし。

 

 

 

 

 

 


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