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Channel: 大ぼら一代番外地
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travel day : いざOaxacaへ

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本日はOaxacaへ移動日なれば、南シエラマドレ山脈は標高1550mたる高地に位置する都市にして、先住民族の割合が約40%なればこそ、彼等の間に伝承される何某も亦少なからず、然ればこそU.FO.目撃例多きメキシコに於いても、特に注目すべき地区たらん。

 

 

1958年に目撃されしU.F.O.の写真なれば、今回こそ第三種接近遭遇を望むものなり。

 

 

午前7時起床。結局巨大ベッドの左脇床にて私が就寝、反対側たる右脇床にてNANI君就寝されれば、亦しても2人してベッド用いず終いたりし。

 

 

ホテル自室は、欧州仕様と同じくして、電子レンジどころか電気ケトルもあらざれば、此処は日本より携行せし自然薯、先日贖いし玉子を召喚、

 

 

「自然薯とろろ汁」にして食せば、是にて「24時間断飲断食」にて失われしスタミナを幾許なりと回復せん。

 

 

テレビにて料理番組眺むれば、本日の献立は何某のタコスにして、

 

 

中央の女性がシェフ、右の男性と左の女性が、この料理コーナーを含むバラエティー番組のレギュラーアシスタントなりけりて、いざ調理開始、

 

 

電話のコール音と共に、画面に視聴者より投稿されしメッセージが表示、

 

 

斯くして水にて戻されし巨大唐辛子、その他、大蒜やら何やらをミキサーへぶち込み、

 

 

出来上がりし液体唐辛子ペーストを以て豆を煮れば、既に出来上がりしその煮豆を、取り出したるトルティーアへON! 

 

 

更にアボガドや千切りキャベツの如きをON! 

 

 

以上を以て調理完了、なんぼ程簡単な料理やねんって云うか、わざわざ料理番組で取り上げなあかんような代物ちゃうやろ、なんぞとテレビに向かい突っ込めば、テレビ内にてはいざ試食へ、

 

 

料理番組なれば当然の如く、皆様美味そうに頬張られ笑顔振り撒かれれど、

 

 

何と左端の女性アシスタントのみ、勧められれど、腹部撫でるゼスチャーにて「お腹減ってない」アピールにて試食拒否、TV的にそんなんでええのんか?

 

 

シェフ自ら素晴らしき表情を呈され、料理コーナーも無事幕。

 

 

昨日より再発せし感染症、確実に悪化の一途を辿れば、腫れも徐々に酷くなりしか。携行する抗生物質の投与続けれど、今の処、未だ効果見られぬ有様にして、然れど未だ何とか自力歩行し得るものなり。

 

 

正午、Luisが迎えに来れば、ファズペダル無事修理完了、既に彼が受け取り済みなれば、これにて残り2公演恙無く演奏し得らん。

いざOaxacaへ出発かと思えば然にあらず、何とOaxacaは弩田舎なれば、アンプ類の調達難儀にて、機材を此処より持参せんとの事、然れば先ずはその機材積みしトラックを受け取りに、彼の知人宅を目指せり。世界最大の都市Mexico City、そもそもメキシコ人の運転マナーなんぞ推して知るべし、然れば至る所にて大渋滞とは当然か。

 

 

車窓より、ガタイ良きモジャモジャ頭の男性がギター背たろう様を発見すれば、思わず神戸発ポストパンクバンド「BLONDnewHALF」のジンタ君かと空目せり。否、空目ならぬ御本人たりしかは、確認に至らねば、もしかして今、メキシコに来てるとか?

 

 

漸く機材積まれしトラック受け渡し場所たる、Luis知人宅へ到着。

 

 

 Luisも彼の相棒たるLeoも、共にU.F.O.目撃体験あれば、流石はU.F.O.目撃の聖地メキシコかな。

 

 

キャトルミューティレーションのオブジェ発見、大阪アジトにも酷似せし代物あれど、こちらの方が更に素晴らしければ、矢張りU.F.O.目撃の聖地メキシコなればこそ、関連グッズ是非にも探索せん。

 

 

壁に飾られし先住民族仮面、果たして地球外生命体のルーツこそ、実は先住民族たりしの意たらんや。

 

 

キリスト蝋燭、いとをかし。

 

 

一見ギターかと思えば、複弦3コースにして、各々の弦の間隔がベース程に離れれば何とも弾き辛く、果たしてこれは何ぞやと尋ねれば「Azteca Tres(アステカの3弦)」なりけり。

 

 

機材搭載せしトラックをLuisが、此処まで運転せし乗用車をLeoが運転、2台連れ立ち、今度はその乗用車を停め置くべく、Luisの相棒Sergio宅へ。斯くしてSergio宅へ乗用車を駐車、是にて漸くOaxacaへ出発せんとすれば、此処まで既に3時間半を要せり。Oaxacaまで凡そ500km、近年高速道路が開通せりとは云え、山道含め約7時間の旅と伺えば、此の儘ならば到着は可成りの夜更けと相成らん。

トラックの荷台部分に、私とNANI君の座席スペースを確保下されば、Luis、Lee、Sergioなる仲良し3人組、只管話し続け笑い乍ら運転される次第。

 

 

NANI君は、程良く収まられれば爆睡。

 

 

車窓よりMexico Cityの街並み眺むれば、屋台がずらり軒連ねる中に「Yatai Sushi」なるを発見、然れどこの灼熱の下、生魚食らう気になるや否や、況して路傍に出店される屋台なれば、尚の事か。然りとて以前Mexico Cityの屋台にて生牡蠣堪能せし経緯あれば、どの口が言うか。因みにその時は、普段生牡蠣どころか海鮮なんぞ食らわぬミツルちゃんが、我々に倣い食らわれるや見事に中れば、流石は海鮮の神様、能く能く御存知ならん。

 

 

歩道ならぬ車道に向けてのディスプレイ、これも往々にして大渋滞すればこそ。

 

 

何やら見覚えのある景色ならんと思えば、

 

 

嘗てソロ公演にて訪れし際、滞在徘徊せし界隈なり。

 

 

果てしなく大渋滞、

 

 

ふと見れば、彼方に何やら不思議なオブジェの如し発見、惑星ハマーに残されしウルトラセブンのアイスラッガーの如く、もしやウルトラ戦士が残せし何某かの痕跡及びメッセージか。

 

 

ドラゴンとタツノオトシゴ、果たしてメキシコに於いても「ドラゴン(龍)」と「タツノオトシゴ(龍の落とし子)」なる因果関係はあるやなしや。因みに英語ならば「Seahorse(海の馬)」スペイン語ならば「Caballito de mar(海の仔馬)」なり。

 

 

世界最大の都市Mexico City、地平線見渡す限り街は広がると知れ。

 

 

丘の上に謎の物体発見、果たしてU.F.O.飛来との因果関係は如何に。

 

 

Luis、Lee、Sergioなる仲良し3人組、只管話し続け笑い乍ら運転される次第。

 

 

引き続きNANI君も程良く収まられし儘爆睡中。

 

 

高速道路走れど、所謂サービスエリア的な施設に目撃に至らず、時折側道沿いに店が軒連ねるエリアあり。

 

 

 

 

 

巨大アウトレットもあり。

 

 

遥か彼方に頂を仰ぐ。

 

 

これぞ世界最大のジャグジーバスなれば、全世界のジャグジーバス愛好家が訪ね来る聖地と知れ。

 

 

高速道路の中央分離帯は斯くの如し、舗装状態も芳しからねば、矢鱈にバンピーなり。

 

 

再び遥か彼方に頂を仰ぐ。

 

 

新規建造中なる高速道路の舗装工事中之圖。

 

 

謎の巨大オブジェ目撃、凡そ地球外生命体地球入植活動の一環たるプロパガンダ活動起因する代物たらん。

 

 

稜線が一部欠損せしが如きに見えれば、

 

 

これぞ有名なる古代の天空ダムと呼ばれし遺跡たらん。

 

 

ここまで全く休憩なしにて走り続ければ、遂にトイレ休憩と相成れど、廃墟と化せしガソリンスタンド跡にして、

 

 

母なる大地へ向け放尿中之圖。

 

 

朽ちしトレーラーハウスあれば、これも亦手掛かりたらんや。最後に此処に居住されしは誰ならん。

 

 

空腹なれば、出発時にLuisが購入せしパンを食らわんとすれど、このパイ生地の不味さ尋常ならずして、中身はハムとパイナップルなれば、何かにつけて料理にパイナップル入れとするメキシコなれど、こればかりはどうにも馴染めぬ次第。

 

 

随分標高の高き場所まで至れば、日没に浮き上がる稜線を見下ろせし。

 

 

愈々日も落ちれど、目指すOaxacaは未だ先なり。

 

 

真夜中となれど、漸くOaxacaに至れば、今宵の投宿先たるオルガナイザー宅へ到着。

 

 

移動中に愈々悪化せし感染症なれば、最早痛みにて歩行全く叶わず、取り敢えず塩と薬効油配合せし冷水に浸たせり。

 

 

なかなか見事な腫れ上がり具合、痛みが脈拍とシンクロせしか、

 

 

晩飯にOaxaca名物なるブリトーの如き供して下されば、

 

 

トルティーヤならぬチャパティの如きにて、何とも新鮮な味わい、大いに美味。

 

 

腹ペコNANI君は、瞬殺ぺろり平らげられし。

 

 

感染症の痛み愈々悪化すれば歩行不可、明朝医者へ行く手配も完了。

 

斯くしてOaxacaの第1夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

 

 

 

 


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