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Channel: 大ぼら一代番外地
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TIM DAHL+吉田達也+河端一@神戸Helluva Lounge

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今宵は、神戸Helluva Loungeにて、New Yorkのアヴァンギャルドシーンにて最も注目される激烈ベーシストTIM DAHLと吉田達也氏に由るデュオに、ゲスト参加の予定なれば、これは怒涛のパワートリオたるべしか、然れば合言葉は「Let's Rock」たるべし。

 

 

腹拵えせんと、十八番たる「激辛激痺れ我流麻婆豆腐」拵え、更には焼売も蒸せば、添えたるは本場中国宜しく、自家製花椒ハバネロパクチーオイルに醤油注し粉花椒施せし麻辣醤の如き代物、斯くして「激辛激痺れ我流麻婆豆腐セット」食せり。

 

 

「激辛激痺れ我流麻婆豆腐」には、鬼の如く粉花椒、実花椒、花椒油を投下、更にはハバネロも刻みぶち込めば、迷いなんぞ一切あらざる鋭利にして直線的且つ電撃的なる辛さと痺れっぷり襲来、正に「痛みの果て」なるスパイスハイに魅入られし愚か者なればこそが至る代物、そもそも中華料理店にて斯くもハードコアな一品望み得ねば、自ずから拵えねばならぬ次第。大いに堪能満喫せり。

 

 

今宵の会場たる神戸Helluva Loungeへ到着せり。

 

 

サウンドチェック中なるTIM DAHLと吉田達也氏之圖。

 

 

Helluva Lounge首領木村君と、界隈に新たに開店されしかと思しき明石海鮮居酒屋へ突撃、ハイボールなんぞ呷れば、突き出しは「明石焼」なり。

 

 

「明石蛸の湯引き」

 

 

「鯛の白子焼」

 

 

「鱧の湯引き」等アテは、何れも美味なれど、そもそもなかなかええ値段なればそれも当然、日本酒もずらり取り揃えられれど、如何せん是亦ええ値段なれば、我々の如き呑んだくれには些か危険な香り、而して真面目目話やらアホ話にて盛り上がり乍らも、2人して調子良くハイボールの杯重ねる次第。

 

 

Helluva Loungeへ帰還すれば、本日も御洒落にキメ捲られし「oopnum」上田君之圖。

 

 

今やレギュラー出店と相成られしフードコーナー、先週よりも更にメニューも増えれば、Changchangが所望されし「春巻揚げたやつ」御裾分け頂けど、これが予想を遥かに凌ぐ美味ぶりにして、前打ち上げに興じんと下手に居酒屋なんぞへ赴かずとも、このカウンターに張り付けば充分たらんや。

 

 

今宵も絶賛出店中之圖。

 

 

今宵、先鋒を務められしは、高知Chaotic Noiseよりの刺客「odidan」にして、打ち込みオケに、ベースとギター絡む一見エレポップかと思しき編成なれど、実際にはKing CrimsonやMagmaなんぞの影響も垣間見得るプログレ系インストバンド、ヘヴィネス香るその曲調は興味深き様なれど、矢張り打ち込みドラムにして歌なしなれば、やわら何気に物足りぬと感ぜられしは、私自身が、人力にて演奏されるべき旧態依然前時代的ロックに魅入られしアナクロの権化の如きにして、この先鋭性を最早理解し得ぬジジイと成り果てればこそか、悪しからず。

然れど高知Chaotic Noiseと云えば、超局地的盛り上がりを見せる「DEATH TECHONO DEATH」なるムーブメントもあり、然ればこの「odidan」を筆頭に、打ち込みYesやELP、更には打ち込みPink Floyd等も登場され「DEATH PROG TECHONO」なんぞと、是亦超局地的に新たな潮流として盛り上がれば、愈々以て面白からん。

 

 

次鋒務められしは「o'summer vacation」なる美人ヴォーカルとベース&ドラムなるトリオ、何やら「Melt Banana+Ruins」なる匂いも振り撒かれれば、何と彼等の御両親が私と同年代と伺い、成る程既に「Melt Banana」や「Ruins」も既に日本発世界行きたりし所謂「ジャパノイズ」クラシック・スタンダードと認識される次第か。偏に90年代と云えど、既に20年以上も昔、そら世代も親から子へと伝承されて然るべし、今更乍ら己れが五十路のジジイたるを思い知らしめられ、堪らず苦笑せられし。

 

 

斯くして殿務める我々、先ずは「TIM DAHL+吉田達也」デュオにて「曲」を数曲披露され、而して私を交えての即興演奏へ雪崩れ込みし。如何せん手数多き御両人なれば、嘗て私が宣いし「ロックは手数」自ら全うすべく、然れど名人芸的所謂ギター速弾きなんぞ興味あらざれば、高速カッティング&高速リフ繰り出し、いざカオス三つ巴状態へ、怒涛の勢いにて目眩く超高速音楽的解体再構築を繰り返せし挙句、遂に至りし極北はベタ過ぎなる定番中の定番、ロックの歴史を一瞬にて駆け抜けしが如しにて、正に大団円にて幕、今宵も大いに盛況にて無事終演。

ライヴ写真の類いネット上にて拾遺叶わねば、悪しからず。

 

今宵、TIM DAHL+吉田達也+河端一@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

終演後、此処はHelluva Loungeなれば、皆して大いに飲み倒さんとは云わずもがな。BATAのみならず今宵は「BLONDnewHALF」爆弾美人ドラマーCOZちゃんも顔出して下されば、此処ぞとばかり「ツイン・ピークス」話にて盛り上がりし。大いに盛り上がればこそCOZちゃんの写真あらざる失態、COZちゃんファンの皆様、どうにも申し訳なき次第、悪しからず。

 

 

「o'summer vacation」の御二方、極悪ハードな演奏とは裏腹に美男美女なるかな。

 

 

フードコーナーにて「赤ウインナー炒め」所望、赤ウインナー5本+玉葱、これにて300円也とは🉐なるかな。

 

 

然れどカウンター上に飾られるポップには、ウインナー僅か2本ばかりの絵が添えられれば、赤ウインナー2本にて300円也と勘違いされ、注文に躊躇されん御人も少なからざらんと老婆心ならぬ老爺心にて憂慮、然れば曰く「『2本かと思ったら5本やった』と云う方が嬉しくないですか?」成る程それも一理あれど、そもそも注文に躊躇され注文に至らねば、斯様な配慮も徒労の果てか、而して曰く「この絵にそこまで突っ込まれるとは思わへんかった」如何せん生来の文句垂れにして屁理屈捏ねなれば、悪しからず。

 

 

愈々フードコーナーも、唐揚げ在庫も全て揚げられ店仕舞いの御様子、然れば閉店直前処分販売すべく一声掛ければ、瞬殺にして完売、いやはや今宵も商売繁盛たりしか。

 

 

次回へ向け「揚げ焼売」も加えて下さるよう、個人的に提案させて頂けば、素晴らしきかなHelluva Loungeフードコーナー、今後共大いに御贔屓にさせて頂きたく候。

 

 

今宵TIMは大阪アジト投宿予定ならば、Changchang共々、東海道線最終鈍行にて帰路に就きし。今宵は前打ち上げより散々飲み倒せば車内爆睡、ふと気づけば車内放送にて、終着駅たる大阪駅到着なれば速やかに下車されたしとの御案内、隣にて同じく爆睡されるTIMを起こし無事下車、Changchangの姿は既にあらざれば、彼は最寄駅尼崎にて無事下車されしか。何より高槻行き最終鈍行にあらざれば、嘗てその終電乗り過ごせし挙句、高槻より大阪アジトまで25kmもの距離を徒歩にて帰還せし経緯もあり、なんやかんや云うても最終大阪行き鈍行に乗車せし件りに感謝せり。

 

扨、本日は、先達てメキシコにてライヴデビュー果たせし、私とNANI君との新デュオユニット「NANI ∞ GURU」国内初ライヴにして、片や「TIM DAHL+吉田達也」国内ツアー千秋楽が、彦根はダンスホール紅花にて行われる次第。開演時刻は午後3時半、終演予定時刻は午後7時なれば、仮令遠征下されど、充分に日帰り可能、況して彦根は隣の駅たる米原より新幹線への乗り換えも可、遠方に在住の方々も「大人の遠足」気分にて、是非にも御運び頂きたし。2組の演奏のみならず、吉田氏とNANI君に由るドラムデュオ、更には全員にてのセッションも予定されれば見逃し厳禁、終演後は同会場にて打ち上げも予定、こちらも奮いて御参加頂きたし。

然れば本日、彦根ダンスホール紅花にて御目に掛かります。

因みに我々のサウンドチェックが午後2時から予定されれば、昼過ぎより先ずは「をかべ」へ繰り出し、名物「近江ちゃんぽん」と正に奇跡と云うべき絶品「餃子」を以て昼飯且つ昼酌に興じんとは云わずもがな。日曜の営業時間は午後7時までなれば、終演後には間に合わぬ故、もしも「をかべ」訪れんと思われる御人おられれば、我々同様昼餐にて訪れるべし。日曜は夜営業までの休業時間あらざれば、午後3時たる開場前にぶらり訪れられるも可なり。因みに「をかべ」から会場ダンスホール紅花までは、徒歩5分にも至らぬ御近所なり。

 

_________________________________

 

◼︎6月3日(日)@彦根 ダンスホール紅花

 

「R∞∞=2+2=∞∞S」

 

‪NANI∞GURU (砂十島NANI+河端一)

 

 

open 15:00 / start 15:30

adv ¥2700 / door ¥3000(飲食持込OK)※‪学生無料(要学生証)

 

w/ 吉田達也+TIM DAHL

 

問い合わせ・予約:hikonebenihana@gmail.com

彦根ダンスホール紅花:滋賀県彦根市河原2-8‬(ビジネスホテル芹川 隣)

 

 

GURU ∞ NANI 

異能派天才ミュージシャン砂十島NANIと、ACID MOTHERS TEMPLE率いるグルこと河端一による、ハイパー・エクスペリメンタル・サイケデリック・アストロトランス・デュオ「NANI ∞ GURU」は、無次元無拍子意味不明ゲージュツデュオ「ヒューマンシャワー」と同メンバー異コンセプトによる異バンド。 

2018年2月に突発的に結成、衝動的に1stアルバム「VOVIVIZM(ヴォヴィヴィズム)」をレコーディング、Acid Mothers Templeレーベルより限定300枚CDにてリリース! 2018年5月メキシコにてライヴデビュー!6月3日(日)@彦根ダンスホール紅花が日本国内デビューライヴ! 

ほんで「VOVIVIZM」とは何なのか?何かヤバいものなのか?それともデカいものなのか?なんとなくシビレそうなものなのか?さてまた別次元から来たものなのか?やっぱりそういうものなのか?結局どうでもええものなのか?屈託のない純粋なものなのか?それはライヴを見ればわかるものなのか?(つづく)

 

主催者とめだいおん君よりの発表を、此処に無断借用転載させて頂く次第。

 

当日の流れです。

「をかべ」で前打ち 

15:30頃開始予定 

NANI∞GURU 日本デビュー 

吉田達也+TIM DAHL ツアー最終演奏 

小休憩 

砂十島NANI+吉田達也 ドラムセッション 

河端一+TIM DAHL+吉田達也+砂十島NANI 

とても贅沢だす。

なんか演目増えるかもしれませんが、これらは決定事項です。 

お越しあれ紅花ァ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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