昨夜の酒宴「ホテルパーティー」より一夜明ければ、午前6時起床。Chrisよりデヴィッド・リンチ監督作品「デューン/砂の惑星」ハルコネン男爵のアクションフィギュア贈呈されればこそか、夢にギルドの航宙士(ナビゲーター)が登場、何とも目覚め悪しき様かな。
朝飯食らわんと思えば、亦しても天婦羅なんぞ揚げんとす。南瓜、人参、玉葱、牛蒡を切り揃え、
冷蔵庫と電子レンジが鎮座するのみたる、バスルームの手前の部屋には、都合良くも火災防止用煙探知機や熱探知機の類いあらざれば、この空間こそ天婦羅を揚げるには最適にして、いざカセットコンロをセット、マイ鍋に揚げ油注入、天ぷら粉にてタネも拵えれば、
いざ揚げるのみ。先ずは南瓜、
続けて海老天、
最後に掻き揚げ、
斯くして「天婦羅盛り合わせ(海老天+南瓜天+掻き揚げ)」完成せり。
ヤマサの昆布つゆを水にて薄めし天つゆに、大根おろし投下、然れば「天婦羅盛り合わせ+ごはん」食せり。本日もサクサクに揚がれば、大いに美味。牛蒡の風味が、望郷の念を募らせるものなり。
然れど凡そ1/3も食すや腹一杯胸一杯、然れば掻き揚げは昼飯に回すべく「掻き揚げ丼」として道中弁当とせり。
いざBellinghamへ向け出発せんとすれど、先ずは行き掛けの駄賃にて、界隈の巨大アジア系スーパーへ突撃せり。
蛸やら烏賊やらも並べば、
ザリガニも絶賛販売中、
蟹共も生簀にて斯様な様なり。
アロエも販売中、敬虔なアロエ崇拝者なる私は、勿論購入させて頂く次第。
花椒油等、調味料を中心にあれこれ購入すれば、何せ未だ38連発残すツアー前半戦、此処は長期戦を睨めばこそ周到な準備行わんとす。
而していざBellinghamへ向け爆走すれば、昨年も立ち寄りしスリフトストア再訪せり。
ガラス瓶の中に、貝殻と砂が詰められし置物、この安易なアイデアには思わず脱帽。
双頭少女人形なり。
アイヌの木彫りは、日本中のリサイクルショップのみならず、今や世界中をも席巻するや。
昨年此処にて、通称「尊師」コスチューム入手されしウルフ、今年は「フォーマルなタイダイYシャツ」御購入されし。近き将来、愛娘菜子ちゃんの参観日には、このシャツを以て挑まれんとの事。
先達てMexico City空港にて、不覚にもフライト逃せし際に、日本より携行せし杖を紛失すれば、漸く新たな杖を確保せり。如何せん腰痛のみならず下半身痛も併発中、日に日に症状が深刻化すれば、これは大いに重宝せん。
況して折れ曲げ収納可能な仕組みなれば、この機能を利用し、果たして三節棍の如く武器としても使用可能か。
Bellingham郊外のモーテルへチェックイン。明日は、カナダはVancouver公演控えれば、国境を越えるに際し、物販商品への無駄な課税回避すべく、此処に連泊し荷物を置かさせて頂き、明日の1公演分の商品のみを持参せんとする作戦なり。
そもそも喫煙さえ、モーテルの建物より25呎(約7m半)離れねば罰金なる厳しさなりければ、室内にてカセットコンロ使用なんぞ憚られるも当然、然れば一心に肉を焼く事のみ念頭に置かれし東君は、カセットコンロとフライパンを携え何処かへ出動、無事肉を焼き上げ帰還されし。
肉と大蒜のみなる「ニク&ニク」とは、何とも豪気、
この「ラグビー部の飯」の如き超重量級な代物を、配給ご飯片手に只管貪られれど、思いの外早々に箸が止まれば、自ら苦笑される始末。
今宵の会場The Shakedownへ到着せり。
今宵は80分のセットを披露。昨夜のSeattle公演と今宵の2夜連続にて御運び下さる御仁少なくなければ、昨夜とは大幅なセットチェンジにて挑む次第。行方不明たりし十手も無事発見、然れば再びグリサッドギター解禁せり。怒涛の疾走大暴走を以て、大団円まで駆け抜ければ、大いに盛況にて幕。
1. La Novia
2. Sycamore Trees
3. Flying Teapot ~ OM Riff
4. Pink Lady Lemonade ~ Hello Good Child ~ Pink Lady Lemonade coda
5. Cometary Orbital Drive
下の画像は、私がステージ上にて撮影せし1枚なり。
ネット上にてライヴ写真拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
会場にてケータリングとして、御品書より注文し得れば、私は「BLT」所望せり。投宿先ホテルへ帰還すれば、いざ開封、矢張り「BLT」は飽くまでも「BLT」にして、取り敢えずレタスとトマトのみ食し、ベーコンとフライドポテトは、明日にでもリサイクルせんとす。勿論忌まわしきパンなんぞ、即刻廃棄処分とは云わずもがな。
斯くしてBellinghamの夜は更け行きし。
NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。
ジョンソンのツアー日記も、徒然なる儘にFacebookへ投稿されれば、こちらも是非御併読頂きたし。