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Channel: 大ぼら一代番外地
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Phoenix

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午前3時起床。早起き過ぎにて朝飯拵える刻限まで時間余せば、田﨑竜太監督作品「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」鑑賞せり。

本作品のみに登場せし仮面ライダーサイガ、個人的には「仮面ライダー555」中、最も御気に入りなデザインなれど、外国人(台湾人)が変身せなばならざりし必然とは何たりしか。台詞は全て英語なれど「変身!」のみ日本語とは当然か、然れば仮面ライダー世界のグローバル化は未だ遠からん。

 

 

 

本作は、テレビ本編とは関連性ほぼ皆無なる、完全別設定パラレルワールド作品なれば、主要キャラこそ同じなれど、各々の設定も異なれば、乾巧と雌雄決する木場が、是亦本作のみに登場せし「仮面ライダーオーガ」へ変身、本来圧倒的最強設定の筈なれど、本作にて先行初公開されしファイズブラスターフォームに敗残とは、些か見掛け倒したりしか。因みに木場が、長田結花を「長田さん」と呼称せしテレビ本編と異なり、本作に於いては「結花」と呼称されれば、別設定とは云えど大いに違和感ありしかな。

 

 

テレビ本編に於ける「オルフェノクの影が喋る」設定の極致たる、乾巧と木場の対話シーン、上半身裸に下半身オルフェノクなる半人半獣状態とは、何とも秀逸な絵なるかな。

 

 

 

カイザこと草加も敢え無く灰と化せば、デルタに至っては登場せず、成る程デルタのベルトは、スマートブレインに回収され、それを基に「帝王のベルト」が作られにけりか。

 

 

スマートブレイン村上社長が、生首のみにて生命維持装置の如きを以て生き永らえられれば、いとをかし。因みに本作の前日譚なりける小説「S.I.C. HERO SAGA MASKED RIDER 555 EDITION - ロスト・ワールド -」作中にて、ファイズブラスターフォームに敗れ、斬首されし経緯に由来されにけり。

 

 

何と速水もこみちも出演されし。

 

 

1万人のエキストラを動員せし、田﨑監督曰く「ベン・ハーのようなクライマックス」斯様な格闘競技会的設定も、遡れば「ドラゴンボール」等の影響ならんや。

 

如何せん平成ライダー鑑賞歴、未だ僅かに9ヶ月なるビギナーにしてド素人なれば、矢張りついぞヒロインの可愛さに目を奪われる事少なからずして、特に園田真里を演じられし芳賀優里亜の可愛さにヤラれ捲り、些か昭和アイドル風な面影残す辺りが、心の琴線に触れ捲りしか。然ればこそ平成ライダー2期に至るや、ヒロインの顔立ちも時流に合わせ豹変、斯くして心迷わされる事も激減せり。

 

 

 

 

 

 

 

このホテルの部屋には、冷蔵庫も電子レンジもあらざれば、昨日贖いし鶏腿肉も早々に償却すべく、いざ「鳥天」なんぞ拵えんとす。

 

 

火災防止用熱煙探知機対策として、バスルームにカセットコンロを設置、マイ鍋に揚げ油注入すれば、愈々「鳥天」揚げるべし。

 

 

斯くして「鳥天」揚がれば、

 

 

配給ご飯に、日本より持参せし「ごはんですよ!」をON!、而して「鳥天」付けダレとして和芥子+ポン酢も添えれば、是にて「鳥天」大いに堪能せり。アメリカのフライドチキンとは異なり、衣も薄くしてサクサクに揚がれば、同じ揚げ物とは到底信じ得ぬ程の軽さかな。凡そフライドチキンならば2切を以てタップアウト必至なれど、この「鳥天」余りの美味さにぺろり完食せり。

 

 

昨日のケータリングとして、昨夜の晩飯、若しくは今朝の朝飯を、ホテル内レストランにて所望し得る次第、如何せん限度額$15.00也なれば、 晩飯食らうには微妙に不足、然れば朝飯に使用せんとせり。斯くしてレストラン&バーへ出撃せり。

 

 

奇しくも居合わせしウルフ、アメリカ気触れが高じ、今やケチャップ至上主義者なれば、驚くなかれコーヒーにもケチャップ投下、曰く「アメリカの薄いコーヒーには、ケチャップのこの甘さがいいんですよ。」最早我々の理解及ばざる我が道を独走されるウルフなり。

 

 

北米ツアーに於けるホテルとは、大抵モーテル然とすれば、斯くなる「普通の」ホテル泊なんぞ稀にして、然ればついぞ欧州かと錯覚しがち、然りとてコーヒーは矢張り極薄アメリカンなれば、コーヒーの薄さにてアメリカたりしと思い出す始末。

コーヒー嗜まれるNANI君之圖。

 

 

永久ローディー「小ウルフ」マイクを携え登場すれば、曰く「アリゾナのこの空気を録音してるんですよ。」果たして何が録音されしか。

 

 

ブレックファーストメニューより「目玉焼+トースト+ローストサーモン+ポテト」なる代物所望、トーストは居合わせしJustinへ贈呈、後は持ち帰り道中弁当へとリサイクルせん。

 

 

ケーキタワー発見すれば、$15.00分のケーキ三昧たる選択肢もありしかと、些か後悔せり。

 

 

自室へ戻るや、青梗菜と玉子を電気ケトルへぶち込み、マックスハザード仕様にて沸騰させれば、

 

 

配給ご飯残党に、ブレックファーストの目玉焼をON!、ローストサーモン、青梗菜胡麻和え、中濃ソース施せしポテトを盛り合わせ、斯くして道中弁当「ロストサーモン弁当SP」完成せり。

 

 

いざPhoenix目指し出発せり。

昨日遭遇せし例のジョンソンに激似コメディアンLarry Reebに、ジョンソンがわざわざ似せし写真拝見、おもろ過ぎやろ。正にビフォー/アフター宜しく、凡そ10年後のジョンソンの姿と確信し得るか。

 

 

メッセージ受け取りし。

 

 

今回のツアーに於いて、果たして幾度目なるか、亦しても巨大楽器屋チェーン「Guitar Center」へ、然れど私に限れば、今回のツアーに於いて、未だ一度たりとも店内へ踏み入れておらねば、そもそもギターなんぞに興味あらざればこそ。

 

 

然れば隣接するアウトレットショップを急襲せり。このザリガニゲーム、いとをかし。

 

 

ジョンソンが蒐集されるアヒルちゃん、天使バージョン発見せり。

 

 

至上最強チャンプたりしリック・フレアー晩年のフィギュア発見、思わず衝動買いせんとすれど、今やウルトラマンと仮面ライダーのソフビやフィギュアにて溢れ返る大阪アジトの様を思い出せば、何とか思い留まりし。

 

 

目玉ビーチボール発見し、何やら無性に嬉し気なウルフ之圖。

 

 

道中弁当「ローストサーモン弁当SP」食らえば、ローストサーモンに味付け皆無たらんと思われれば、急遽マヨネーズ召喚、些か不本意な思いもあれど、充分に満足せり。

 

 

只管アリゾナ砂漠を爆走、

 

 

流石にツアーも最終局面迎えんとすれば、持参及び道中にて購入されしCD全て聴き飽きしJustin、此処数日は専らラジオ拝聴する次第。アメリカの午後に流れる音楽とは、矢鱈我々世代の懐メロ多ければ、ヘヴィーローテーションなるはエアロスミス、クイーン、チープ・トリック、ジャーニー、TOTO、ポリス、スティーヴ・ミラー・バンド、プリンス、ブロンディ、スーパートランプ等、ついぞ一緒に口遊む有様。

 

 

通称「サボテンゾーン」突入せり。

 

 

立ち尽くすが如き巨大サボテンとは、実は美女に化身せしサボテンの精と、一夜を共にせし男達の成れの果て、哀しき男達の墓標と知れ。

 

 

投宿先ホテルへチェックイン。私のシグネチャーモデル「Speed Guru」を手に、Let's Rock!!

 

 

 

なかなかええ感じやがな。

 

 

 

今宵の会場Yucca Tap Roomへ到着せり。

 

 

先述の私のシグネチャーモデル「Speed Guru」を、ソロアルバム「Ultimate Buddha Dark」と、限定1セットなる私の手描き仏画ARTジャケットに添え、スペシャルセットとし販売せんとするや、御陰様にて瞬殺、有り難き限りかな。

 

 

「Twin Peaks」ならぬ「Four Peaks」なり。

 

 

会場内にピンボール場あれば、

 

 

 

何と憧れのデボラ・ハリー来店写真も飾られし。

 

 

 

ヘビメタバンドが意匠されしピンボールマシーン少なからじ。

 

 

 

 

 

「Street FigherⅡ」遊興中なるNANI君之圖。

 

 

更には東君と並びピンボール遊興されし。

 

 

界隈にオモロ気な店ありとJustinより情報あれば、皆して出撃、

 

 

脳味噌型蝦蟇口なんぞもあり。

 

 

今宵は75分のセットを披露せり。漸く持病は小康状態より平癒へ向かえば、勿論投薬不要。

「アリゾナファイナルベント」セットを以て挑まんとす。解体と再構築推し進めつつも、怒涛の大轟音大暴走の末、ギター絞首刑にて幕。

 

1. Black Magic Satori ~ Dark Star Blues 

2. Flying Teapot ~ chaos ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ Black Summer Song ~ Pink Lady Lemonade coda 

3. Cometary Orbital Drive

 

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶わねば、イメージ画像を以て対応させて頂きし。

 

 

Justinの旧友にして、我等が呼ぶ処のNagatoも顔出して下されば、そもそもJustin初年度たりし2005年のPhoenix公演後は、当時の彼の家へ投宿させて頂きし。旧友再会之圖。

 

 

青き山の上の家の部屋、今回のツアーも残す処1発にして、夜遊びも精々今宵限りと思われれば、自ら「夜遊びが足らない!」宣われしウルフが、今回のツアー凡そ最後たる「夜狼活動」へ出撃、然れどあの青き山々は一体何を暗示するか。吠えろウルフ!弾けよウルフ!

 

 

投宿先たるホテルへ帰還するや、流石に即寝成仏。死のロードたる46連発も、愈々残す処1発のみ。明日は再び西海岸へ回帰せん。

 

斯くしてPhoenixの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログも絶賛並走更新中なれば、是非に御併読頂きたし。

ジョンソンのツアー日記も、徒然なる儘にInstagramへ投稿されれば、こちらも是非御併読頂きたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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