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雨上がりて百日紅も開花せり

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雨空の大阪、大阪アジトに滞在すれば、最早買い物に出掛けるも面倒とは当然、然れば備蓄食材を以て済まさんと、スパゲッティーとホールトマト缶を召還、何せ備蓄野菜どころか塩干も肉類なんぞも尽き果てし様なれば、ホールトマト缶を鍋へぶち込み、おろし大蒜と月桂樹の葉共々煮詰めるのみ、ヤマサ昆布つゆにて味を整えれば、これを茹で上げしスパゲッティーにON! オリーブオイルをひと回し、乾燥パセリと黒胡椒、更にパルメザンチーズを施せば、これにて素朴極まりなき「spaghetti al pomodoro(トマトソース・スパゲッティー)」完成せり。月桂樹の葉の香りやら黒胡椒やらオリーブオイルやらの風味が一層際立ちて、これも偏えにシンプル極まりなければこその美味さかな。況してハバネロオイル施せば、愈々以て美味なり。

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小雨となりし隙を見計らい、界隈の激安スーパー玉出へ赴けば、食材あれこれ購入果たせり。斯くして先程のトマトソースをリサイクルせんと、再びスパゲッティーを茹でつつ、傍らにてはオリーブオイルを以て茄子を炒め、そこへトマトソースを投下、それを茹で上げしスパゲティーへON! 更に総菜コーナーにて所望せし1枚49円也なる白身フライも添えれば、これにてインプロ・リサイクルクッキング「spaghetti al pomodoro con melanzane e frittura(白身フライと茄子のトマトソース・スパゲティー)」完成せり。ハバネロオイル、乾燥パセリを施し食らえば、先の素朴極まりなき一品とは異なり、大いに食い応えありて、宛ら食い盛り男子向け大盛り料理の様相を呈すれど、五十路目前とは云え未だアイアン・ストマックぶりを誇れば、ぺろり完食とは云うに及ばず、大いに美味なり。

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海外ツアー時を除けば、常々ラーメンを食らわぬ私なれど、タイ製袋入り即席麺と日清カップヌードルのみ例外なれば、今回は「グリーンカレーラーメン」を召還、具材に玉葱スライスなんぞぶち込み、薬味には刻み葱を施し、正に「W葱バージョン」にて食らえど、矢張り大いに美味なり。タイ製即席麺とは、麺の量が少なければ、小腹空きし際に丁度良き塩梅かな。

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兎に角ごはんを炊くが面倒なれば、またしてもスパゲッティーにて御茶を濁さん。スパゲッティーを茹でる傍らにて、茗荷と秋刀魚を天婦羅に揚げれば、茹で上がりしスパゲッティーに自家製バジルオイルとヤマサ昆布つゆを絡め、その横へ添えるや、斯くして和洋折衷インプロクッキング「spaghetti con tempura di zenzero giapponese e costardella(茗荷と秋刀魚の天婦羅スパゲッティー)」完成せり。和風の味わいにバジルとオリーブオイルの風味とは、意外にも見事和合果たせし様にして、況して茗荷の風味との相性素晴らしきばかり、秋刀魚もクランチに揚げればこそ、その香ばしさとの相性これまた絶妙、これぞまさしく和風スパゲッティーならぬ日本式スパゲッティーの新たな夜明けならんや。

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獅子唐、玉葱、茄子を以て所謂「炒めカレー」拵えれば、目玉焼き、更には玉出総菜コーナーにて所望せしチキンカツ2枚も添え、斯くして「チキンカツカレーDX」食せり。炒めカレーとは、みつるちゃんのMixi日記に掲載されしレシピを由来にすれど、何せ手軽なれば重宝する代物、憚らずして大いに美味。

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然れば今度は同じ具材を以て、所謂「スパゲッティー・ナポリタン」を拵えれば、目玉焼きを添え、パルメザンチーズを施し、いざ食さん。矢張りガキの頃より慣れ親しみし斯様な日本式スパゲッティーこそ、決して食い飽きぬ懐かしき味わいなれば、大いに美味。

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コールドスリープに処されしごはんを発見、然れば刻み葱と紅生姜共々、胡麻油にて炒め合わせ、溶き玉子を流し込み、薬味に茗荷を添えれば、インプロクッキング「紅生姜炒飯」完成せり。この「紅生姜炒飯」とは、その名の通り紅生姜の風味芳しくして、些かお好み焼きやらたこ焼きにさえ通する味のベクトルすら感ぜられれば、これは意外にも懐かしささえ覚える味わい、大いに美味なり。付け合わせは、大阪アジトの前家主が残せし缶入り「肉入りスッポンスープ」に、刻み葱とおろし生姜をぶち込みし「発掘スッポンスープ」なれば、これまた美味にして、いやはや残酷暑にて衰えしスタミナを是非回復せん。

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明日香の深山へ帰還すれば、以前興味本位にて購入せし寿がきやカップ麺「麻辣麺」を召還、何せパッケージには「辛いだけじゃない!!コク辛党」「辛さとシビれのコク辛スパイス付」なんぞとの煽り文句も見られれば、果たして如何な塩梅か、いざ試してみん。何せ「ペヤング激辛焼きそば」の御粗末ぶりもあれば、なんぼなんでもあれよりはマシやろ。

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いざ出来上がれば、なかなかええ感じやがな、然ればと刻み葱を投入せり。カップ麺を食らう際は、カップ焼きそばを除き、大抵陶器へ移し替え食らうが常なれど、今回は彼の地に於ける「中国式カップ麺」をイメージ、敢えて移し替えずプラ容器の侭食らわんとす。いざ食らえば、これはなかなか侮れぬ代物、麻辣麺と銘打てばこそか、濃厚さこそ日本人向けにマイルドなれど、本場中国のカップ麺を想起させるに充分なる刺激的味わい、これは何とも美味なるかな。然れば思わず花椒粉すら追加投下、一層美味と相成れり。

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献立は「秋刀魚開き+茄子の煮浸し+黒酢もずく+自家製胡瓜とセロリの浅漬け+玉子と玉葱の味噌汁+ごはん」にして、大いに美味。

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境内の百日紅が、今年も見事に開花せり。

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茄子、南瓜、獅子唐、玉葱なんぞ在り合せ野菜を召還、ヤマサ昆布つゆを施せしタジン鍋にて8分間加熱調理、これを「昆布酢」と「辛子味噌」を以て食さんとすれば「和風蒸し野菜+鯖味醂漬け+玉子と葱の味噌汁+ごはん」食せり。インプロクッキング「和風蒸し野菜」は、辛子味噌との相性素晴らしく大いに美味、正に田楽の如きを想像頂けば、その味わい推して知るべし。

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今年もヤブキリ共が、そこいらを闊歩。

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鯖味噌煮缶を山盛りの刻み葱共々ごはんにON! 更には刻み茗荷も添え、京七味も惜しげなく投下、斯くして「鯖味噌煮丼DX」完成、付け合わせは「茗荷の味噌汁」と茗荷三昧なれど、これも30個以上詰め込まれし大袋が、何と200円程にて安売りされればこそ。茗荷の食い過ぎにてアホになるも一興、そもそも元来アホなれば一切問題無し。大いに美味とは云わずもがな。

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暫し留守にすれば、その間に雨も降りて、落ち葉も散りて、寺男宜しく掃き掃除に明け暮れし。境内に落ち葉もなければ、何とも気分爽快、今や庭掃除も日課となりし。

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先達て剪定せしレッドロビンなれど、最早赤き新芽伸びて来れば、何とも鮮やかかな。

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本日は晴天なり。見上げる空は既に高くなりて、愈々秋の足音も其処まで迫りし。

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何せ奈良は素麺発祥の地にして、然れば気分転換とばかり御馴染み「混ぜ麺」ならぬ「素麺」として食らわんとす。素麺つゆは、ヤマサ昆布つゆを召還、刻み茗荷、刻み葱、おろし生姜をぶち込めば、大いに美味なり。そもそもうどんと素麺好きなれば、大いに満喫満足せり。

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差し入れにて大好物「鰻蒲焼き」頂けば、珍しくも先ずは半分のみ食らわんと、実山椒の佃煮を施せしごはんにON! 京山椒存分に施し「鰻丼」とすれば、付け合わせは「アーサ入り松茸風味お吸い物」「自家製胡瓜の浅漬け」なり。この鰻蒲焼き、皮の焼き具合絶妙至極、身も脂乗り乍ら弾力も素晴らしく、これは堪らぬ程に絶品至極、激烈に美味なれば、残り半分を食らうも大いに愉しみならん。

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今度は「茄子の揚げ浸し」なんぞ拵えれば、

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奇しくも山寺に客人なんぞ迎え、日本酒と手作りアテやら

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漬け物すらも携えて下さり恐悦至極、

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然れば私も先述の「茄子の揚げ浸し」やら

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「ヒイカの大蒜炒めバジル添え」なんぞ拵え、

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斯くして持参下さりし日本酒なんぞ堪能させて頂きし。

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またハバネロを差し入れて下されば感謝感激、これにてハバネロオイルを拵えん。

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