素麺を茹でれば、昨日差し入れて頂きし「タイ風煮込み」の残りをリサイクルせんと、菜葉なんぞも茹で、薬味の刻み葱、おろし生姜、刻み茗荷なんぞ共々、全て合体さて食らえば、ナンプラーの香しさが良き塩梅にして、これが思いの外大いに美味、敢えて名付けるならば「タイ風煮込み和え麺」なんぞとならんや。
さて明日は、神戸Helluva Loungeにて、AMTの名を冠する新ユニットAcid Mothers Temple & Space Paranoidの全世界初御披露目なれば、15年に及ぶAMT史上稀どころか初なるスタジオ練習なんぞ行い、斯くして遠征組のみつるちゃんと東君は、大阪アジトに投宿の運びなり。
目下アルコール依存症治療の為、断酒中なるみつるちゃんは、勿論ノンアルコールビールにて乾杯、然れど御覧じられたし、この満面の笑顔を。結局はアルコール含有せずとも、大いにその気分を堪能し得るとは、流石は人生に於ける愉しみを堪能満喫する達人なればこそか。
愈々ライヴ当日となれど、昼過ぎには再び大雨に見舞われれば、界隈の公園は見事に池と変わり果て、子供が水遊びに興じる有様。
然れど私は、常々無敵の晴れ男ぶりを発揮すれば、滅多に開場時刻に雨なんぞ見舞われぬ星を持ちて、本日も最寄り駅まで機材携え向かう際は、有り難くも雨は止みて、神戸へ到着するや、既に雨雲は通り抜けし有様、斯くして今宵も雨神に祟られず終いなり。
サウンドチェックも無事終えれば、前打ち上げへ繰り出せしとは云わずもがな。断酒中のみつるちゃんは、先ずは「烏竜ハイの焼酎抜き」即ち「烏龍茶」を片手に、がっつり「食い」に走られし。
特大サイズの手羽先煮込みを片手に、御満悦なるみつるちゃん。
続けてビフテキなんぞ貪られるみつるちゃん。
今宵対バンを務めて下さる「秘部痺れ」御一同も参戦。秘部痺れとは、IVIZAのギタリストChangchangと、同じくIVIZAのベーシストにして暗黒秘教ドローンデュオたる「Sarry」のベーシスト821（ハニイ）君が在籍する関西アングラシーンに於けるサイケデリックの新鋭なり。然ればメンバー皆様御馴染みの顔ぶれ、
今宵はSarryの歌姫ふじゆき嬢も参戦下さりし。
今や前打ち上げも、打ち上げ同様、御客様参加型へと変化すれば、マドンナ友里ちゃんも参戦下さりし。
今度は「レモンサワーの焼酎抜き」即ち「レモンソーダ」を片手に御満悦なるみつるちゃん、愈々テンションアップされしか。
肉食獣と化せしみつるちゃん、次なる獲物は、これまた特大サイズ手羽先唐揚げなり。
今宵先鋒を務めて下さりしは、Helluva Loungeイチ押しなりけるShe Border Picture、♀x1＋♂x2からなるツインギター＆ドラムのトリオ、美しき轟音ぶり心地良きかな。
次峰を務めて下さりしは秘部痺れ、今宵もサイケデリックの新鋭ぶりを存分に発揮されしか。
殿を務めさせて頂きしは、AMT昭和40年会ことAMT & Space Paranoidにして、そもそもこのバンド結成の由来とは、スペインのオルガナイザーより「Acid Mothers TempleのBlack Sabbathトリビュート・ツアーを企画したい」旨を受け、然れば適材適所とばかり選出せし面子を以て挑まんとせし次第、斯くしてその面子とは御存知の通り、みつるちゃん、東君、岡野君、而して私と、奇しくも昭和40年会にて構成されるものなり。今宵は、今秋に行われるイベリア半島ツアーに先駆け、その「AMT play Black Sabbath」を世界初披露せんとすれば、初期代表曲8曲を演奏せり。アンコールを頂けど、既にカヴァー曲全曲演奏し終えれば、私の「ダークに生まれし者はダークへ還れ」なる前口上の下、プロフェッサー・ギルの笛の音をテーマに即興にて展開、流石に中屋さんや中谷君には爆笑されし次第。
今宵、AMT & Space Paranoid＠Helluva Loungeに御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
ライヴ写真あれこれは、毎度乍ら全てネット上にて拾遺せし代物なれば、無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
Helluva Loungeと云えば、早くとも始発電車までは飲み明かすオールナイト打ち上げが必須なれど、奇しくも明日は、毎年恒例なる「ムジカジャポニカ夏休み＠明日香の山寺」を控える身なれば、Helluva Loungeにて芋焼酎こそ呷れど、同じく参加する東君共々、終電にて大阪アジトへ帰還せり。然れどChangchangの一言にて、結局大阪アジトにて飲み直さんとすれど、全員敢え無く轟沈、斯くしてAMT & Space Paranoid世界初御披露目も果たせば、愈々今夏を締め括る一大行事ムジカジャポニカ夏休みを迎えんとするばかり。
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AMT & Space Paranoid @神戸 Helluva Lounge
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