午前5時起床。既に界隈の公園よりけたたましき蝉の喧騒聞こえれば、本日の灼熱ぶりは推して知るべし。然れば現実逃避宜しく「仮面ライダーOOO」鑑賞に耽んとす。
平成ライダーシリーズ過去作品全19作中これまで15作品を観了すれば、何気に共通せしキーワードの一つに「暴走」ありて、案の定このオーズも暴走すれば、最早その形態は所謂仮面ライダーの其れにあらず、何やらデビルマンなんぞ想起せられし。
然れど斯くも破天荒な設定こそが、平成ライダーの醍醐味なれば、今や何が出て来ようが容認歓迎堪能し得る次第。
朝飯食らわんとすれば「きつねうどん」拵えし。油揚を煮るは面倒なれば調理済み市販品にて御茶濁せり。
東君と連れ立ち、いざ上京せんとすれば、新大阪駅構内「とんかつKYK」にて毎度乍ら「ヘレとんかつ弁当」所望、車中にて食らえば爆睡せり。
秋葉原駅構内にゴジラ出現、然れど意外にも実寸随分小さければ、此処は「Mr.ギャグマシーン」自称されるウルフに、彼奴めの十八番ネタ「ゴジラ小さっ!あっ…俺が大きくなったのか!」是非にも披露して頂きたし。
ロック様発見、思わずミーハー気分にて記念撮影。
前回のAMT宗家帝都公演の際に発見せし「女子社員酒場」今回何としても突撃を夢見られし東君なれど、営業中の様を見るや、夢見られし様と随分異なりしか、曰く「ここからの眺めだけでもうええわ。」然りとて店内は満員御礼大盛況なり。
今宵は、界隈のドミトリータイプなるゲストハウスへ投宿予定なれば、先ずはチェックイン済ませり。木製カプセル、いとをかし。
今宵の会場Club Goodman到着せり。
今宵は、砂十島NANI presentsにて「Brain Sonic Party in Tokyo」と銘打てば、DJ務めて頂く「SKYFISH」氏と、VE(Visual Effects) 務めて頂く「catchpulse」氏御両名も、既にセッティング中、果たして今宵は何が起こるやら、何気に気分高揚するばかり。
サウンドチェックも恙無く完了すれば、御存知「AMT SHOPZONE」設営完了せり。
今宵はキュレーター務められれば大いに多忙なNANI君、SHOPZONE社長業に勤しまれる上、そもそも神奈川県出身なれば旧友来訪等もあらんウルフ、昨夜は午前5時まで飲み倒し今以て二日酔いたるジョンソン、珍しく「AMT宗家ヤングお兄さんチーム」3名共、前打ち上げ不参加表明されれば、我等「AMT宗家元老院」こと私と東君2人のみにて、いざ前打ち上げへ繰り出さん。
ホッピー文化が浸透する帝都なればこそか、ハイボールさえも中身(ウイスキー)と外身(ソーダ水)が別々に運ばれれば、己れの塩梅にて濃さ調整し得る次第なれど、これがどうにも両方が同時に空にならぬ不条理ぶり、然れば然り気無く永遠に飲ませ続けんとの目論見かと勘繰るも仕方なしか。
東君はホッピー所望されるや、焼酎が何故かトライアルパックのシャンプーの如き様にして、流石に違和感有り過ぎなれば、苦笑せざるを得じ。
「豚バラ刺身」所望、均か無菌豚かと思えば然にあらず、加熱処理されし茹で豚、こんなもん全然刺身とちゃうやんけ。
帝都の居酒屋にて、果たして何を期待し得るか、そもそも「高い・不味い・愛想悪い」3拍子揃うが常識と知れば、精々貼られしポスターの美尻なんぞ肴ににせんとす。
開場と同時に「SKYFISH」氏のDJを以て幕開け、而して「catchpulse」氏に由るVE(Visual Effects) も展開されるや、ハイパーコア異空間現出させて頂きし。
今回の凱旋ツアー3公演に於いては、各公演各々異なるコンセプトを掲げ、全く異なるセットを展開せんとすれば、今宵は「Hyper Extreme Psytrance set」即ち「悦楽的陶酔感を極めるべく、サイケデリック亜空間での脳開眼&肉体解脱の無限ループへ!」況してやワンマンにして、Club Goodmanは終演時刻も厳しくあらざれば、2時間15分ノンストップ長尺セットを披露せり。
海外ツアーに於けるスタンダードセットの長さたる90分に囚われねば、各曲導かれる儘に解体再構築、そもそもアレンジそのものがほぼインプロ、況してセットリストもあらねば、果たして次は何処へ誘われんとは、音楽自らが我々を導くと知れ。轟音絨毯爆撃の中、宇宙の果て行き銀河鉄道片道切符の旅へ御案内、怒涛の疾走を以て一気に駆け抜ければ、遂には大団円へと至り、大いに盛況にて幕。
是にて今回の「Acid Mothers Temple 凱旋国内ワンマンツアー・令和元年夏の陣」無事全日程終了、次は9月末の渡印までAMT宗家としてのライヴ予定なし。
1. Blue Velvet Blues ~ Dark Star Blues
2. La Novia (Rosina de Peiraへ捧ぐ)~ Black Summer Song
3. Flying Teapot
4. Pink Lady Lemonade (You're From Outer Space) ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ In E ~ Nanique Another Dimension ~ Pink Lady Lemonade coda
5. Cometary Orbital Drive
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、AMT宗家@Club Goodmanへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、楽屋にて「SKYFISH」氏と「catchpulse」氏御両名と記念撮影せり。
同じくゲストハウス投宿組たる東君とジョンソンと共に、界隈の居酒屋にて打ち上がらんとす。
然れど五十路半ばのジジイが所望せしは「鶉玉子の醤油漬」「筍の土佐煮」「トマトスライス」なんぞにして、正にジジイのアテこの上なし。
然りとて当店名物と謳われる「伝串」なる鳥皮揚げ串が1本50円也なれば、興味本位にて所望、これがクランチな食感+胡麻芳しき甘辛系味わいなれば美味、
然れば皆して「伝串」とアホ話や懐かし話なんぞアテに、ネヴァーエンディングストーリー状態にてグラス重ねしとは、正に我々愚かしき呑んだくれなるかな。
斯くして帝都の夜は更け行きし。
「Acid Mothers Temple 凱旋国内ワンマンツアー・令和元年夏の陣」全3公演無事終了すれど、私は未だ今宵、光の魔術師「liquidbiupil」ことアキラ君とのコラボユニット「SKY SHINE」横浜公演控えれば、アキラ君曰く「往年のフィードバックセットから最新のリキッドセットまで、アホ程機材投入してぶっ放します☆」然れば「こちらも往年のギタードローンから最新モジュラーまで投入予定、まさにアホかとこの残酷暑の中、大荷物で横浜へ参上します。」と返信、ふと気付けば坂東に於いてモジュラー初披露なり。
今宵、横浜は日ノ出町試聴室その3にて御目に掛かります。
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◾︎ 8月4日(日)@横浜 日ノ出町試聴室その3
SKY SHINE (河端一 + liquidbiupil)
open 18:30 / start 19:00
door ¥2000
w/ ケミカルロッカーズ, authentic party dress chandelier
SKY SHINE :
恍惚ギタードローンの開祖河端一と、光の魔術師liquidbiupilに依る、音と光のコラボユニット「Sky Shine」これは音と光による錬金術か?音と光の曼荼羅を描き、サイケデリック亜空間をを現出させる!ブラフマンと合一し、常世の入り口を開け!
河端一 (Makoto Kawabata)
欧米にて絶大な支持を受けるサイケデリックロックバンド「Acid Mothers Temple」を率い、その轟音超高速ギタリストとして認知される一方、ソロ活動に於いては、弓弾きやグリッサンドギター等を駆使し、ギタードローンの開祖としても広く知られる。1978年に自作楽器と電子音による作品を制作発表以来、様々なユニットを結成しては、世界中より膨大な数の作品をリリース、また欧米を中心に精力的にツアーも行い、その活動の全貌把握は困難を極める。Gong、Guru Guru、Silver Apples、Nik Turner、Damo Suzuki、Träd Gräs och Stenar、Geoff Leigh 等、サイケデリック・オリジネーター達との合体、Jean-François Pauvros、Richard Youngs、Tatsuya Nakatani等、先鋭的ミュージシャンとのコラボレーション、Rosina de Peira、Marc Perrone、Andre Minvielle、Beatritz 等、南仏オクシタン・トラッドミュージシャン達との共演をはじめ、その他セッション活動もジャンル問わず多岐に渡る。2019年よりモジュラーシンセサイザーを駆使し、自身のキャリアの原点回帰とも言える電子音楽演奏も開始。
www.acidmothers.com
liquidbiupil :
リキッドライトという手法を用いてステージを演出するライトショーユニット。 オーバーヘッドプロジェクターやスライドプロジェクターを駆使して投射されるサイケデリックな世界は光の魔術師と賞され、国内外のアーチストのステージを彩っている。
http://liquidbiupil.blogspot.it