AMT宗家＠高知 Chaotic Noise

午前2時、投宿するゲストハウス内カフェのソファにて起床、己れの寝床へ移動すれど、暖房効き過ぎにて寝苦しく、結局は再びカフェのソファへ帰還。而して午前4時起床。

昨夜コンビニにて贖いし「日清カレーヌードル」と「海苔弁当」残党召喚、朝飯として食せり。

午前10時、チェックアウトすれど、未だ時間持て余せば、高松市内に2店舗あるHARD OFF、両方とも巡らんとす。残念乍ら仮面ライダー関連グッズ発掘叶わねど、レコード数枚贖いし。

ハン・ソロが馴鹿と化せば、サンタはチューバッカなるか。

「四国王家の谷」なる古代遺跡「讃岐ピラミッド」3基を横目に、いざ高知目指し爆走せり。

高知市内突入するや、釣師たる東君のリクエストにて釣具店へ立ち寄りし。

今宵の会場Chaotic Noise到着。

サウンドチェックまで大いに時間余せば、私はMushroom Recordsへ繰り出せど、生憎の定休日。南無。

何故か風俗案内所の前に整列されるストームトルーパー、能く能く見れば胴体あらざる畸形もおられし。

昼飯食らうべく、界隈の蕎麦屋を急襲、老舗の佇まいなれど、

所望せし「天丼セット」天婦羅はベタベタにして御粗末の極み、蕎麦も是亦推して知るべし。厨房を、半ば耄碌されんやと危惧せらるる御老人一人にて切り回されれば、その動作の遅さ仕方なけれど、奇しくもそれが料理に反映されしか。

サウンドチェックも恙無く済ませれど、開場時刻まで是亦2時間余も持て余せば、結局2日連続にて東君と前打ち上げに興ずるべく出撃せり。道すがら「珍宝亭バク」と「お手軽割烹弁天」なるを発見、大いに唆られる次第なれど敢えて素通り、

斯くして某海鮮居酒屋へ突撃せり。

熱燗呷りつつ、

先ずは「どろめ」

「皮剥刺身と〆鯖」盛り合わせて下されば、

勿論皮剥は肝付きにして、堪らぬ程に美味。

皮剥のアラは、味噌汁にして頂けば、

その気品ある上品な味わい、湧き上がる多幸感に包まれる程に美味。

今宵は、高知発祥超局地的ムーブメント「DEATH TECHNO DEATH」牽引車たる魅惑のエレポップバンド「スケベ椅子」との2マンなれば、先鋒務めて頂きし。

観戦する度に、その音楽的完成度を上げて来られる彼等、来年2月には、私とNANI君との無次元アートユニット「ヒューマンシャワー」とのツアーも決定済みなれば、今より大いに楽しみなるかな。

今宵は110分の長尺セットを披露せり。昨夜に引き続き解体と再構築を旨としつつも、怒涛の大暴走を以て宇宙大漂流の果て、大団円へ至るや幕。

1. La Nòvia ~ Black Summer Song

2. Dark Star Blues ~ Santa Maria ~ Flying Teapot ~ Disco Pink Lady Lemonade ~ Masoko Tanga ~ Pink Lady Lemonade coda

3. Cometary Orbital Drive

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

打ち上げは、毎度御馴染み赤たぬきにて。

高知初訪問どころか四国初上陸たりしAMT宇宙地獄組＠Chaotic Noiseより12年経過すれば、今や高額な高知郷土料理なんぞ然して興味あらざれば、地元の皆様が所望される代物にこそ興味深くして、先ずは「四万十ピザ」なんぞ堪能せり。

「スケベ椅子」リーダーたるタージマハールこと横山君を「スケベさん」と呼称するウルフ、この2人が何故か妙に意気投合、ウルフが投げる極寒ギャグを、取り零す事なく見事に拾われれば、急遽漫才コンビ「スケベウルフ」結成さる。

NANI君曰く「『スケベウルフ』ってコンビ名は可成りええんちゃう？めちゃヤル奴っぽい。」斯くしてM-1ノミネートも視野に入れ、果たして何処へ向かわん「スケベウルフ」。何れ「ラッツ＆スター」よりお笑いタレントとして単身人気博されし田代まさしの如く、ウルフも単身お笑いタレントとしてブレイクするや否や。

ついぞ先程まで、斯くも絶好調にて御自慢のギャグ連射し捲り、その「天下御免の御調子者」ぶり炸裂されしウルフなれど、投宿先たる井上社長超高級豪邸へ到着するや、均かのノックダウンたる体たらくぶりを露呈。今や定番化せし自戒の台詞「ダメだ…もうダメだ…俺は何をやってるんだ…」リフレインされつつ、大いに苦悶され唸れば、今や毎度御馴染みの様とばかり皆して無視、哀れなるかな。エイメン。