「グルグル祭り」＠梅田ムジカジャポニカ

コロナ狂騒の煽りを受け、我等が桃源郷「ムジカジャポニカ」オーナーせいちゃんさえコロナノイローゼに苛まされし経緯あれど、結局は「『怖い』を脱出す為に全力で愉しむ」結論へ辿り付かれれば、営業続行を御英断、ガスマスク＋撲滅フリルエプロンにて御迎え下さるとの事。詳しくは、せいちゃんのFacebookへの投稿御拝読頂きたし。彼のジェリー・ガルシアも云うてはったがな「楽しむことだ。」せいちゃんの男前ならぬ女前っぷりに乾杯。

斯くして今宵の会場「ムジカジャポニカ」へ到着せり。

入口には「疫病退散音楽場守護」の護符貼られ、

消毒液も完備される次第。

サウンドチェックも速やかに終われば、

津山さんと2人して、界隈の「元禄寿司」へ繰り出し、寿司なんぞ摘みつつ歓談。「鯨本皮」なんぞ珍しきネタもあれど、是も含め何れも大いに美味。

腹熟しに丸ビルまで赴き、開店準備中なるシショウのレコード屋「あんぐらあ」へ御挨拶。

而して「ムジカジャポニカ」へ帰還すれば、せいちゃんは予告通りガスマスク（この写真にては判り辛けれど頭部に装着）＋撲滅フリルエプロンにて御出迎え下さり、

更にカウンター内にて、均かの保海さんがバーテンダー業務務められれば、超敏腕エンジニアなれどバーテンダーは不慣れ極まりなく、せいちゃんより苦笑を以て御小言頂戴される一幕を、それはそれ、なかなかの珍光景なればオモロいがなと、カウンター越しに眺めさせて頂きにやり。

今宵、先鋒務めしはAcid Mothers Temple SWR改め「Stone Women Records」今宵もこの3人揃うとオモロ過ぎ、ギター、ベース、ドラム、シンセ、リコーダー、茹で玉子切り器、消毒スプレーに至るまで駆使するや、高濃度高速ハードコア即興から「エッグスライサー」や「ジッパー」に至るまで、正にカオスの極致、一気に駆け抜け幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

次鋒務められしは「Manitatsu」御存知マニさんと吉田氏に由る驚天動地抱腹絶倒超絶ドラムデュオ、今宵はドラムセット1台のみなれば2人羽織バージョンなり。今回のツアーに於いては、観客参加型セクションもあり。

私が撮影せし写真のみならず、ネット上にて拾遺せしも此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

殿務めさせて頂きしは「Acid Mothers Guru Guru」御馴染み「Electric Junk」「Next Time See You At The Dalai Lhama」交えての宇宙漂流クラウトロックナイト。矢張り津山さんのベースプレイの史上最強ぶり、改め知らしめられれば、こちとらギターを弾くにも心地良過ぎ、然りとて曰く「ベース弾くの去年の『グルグル祭り』以来かなあ…。」御歳79歳なるドラム魔人マニさんの強烈なドラムプレイも然る事乍ら、津山さんのベースプレイも今や然う然う体験し得ぬレアぶり、残すは神戸公演の1公演のみなれど、是非にも見逃すべからず。

こちらもライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。