先達ても当拙ブログにて御案内させて頂けど、天理大教授にして「想い出波止場」ボーカリスト、云わずと知れし加藤デヴィッドホプキンス氏より「近くのレストラン、天理トレールセンター中の『勝井』で、DJバトルしませんか?選曲バトル、DJ技比べではなく、コレクション比べみたいなもの。」なる挑戦状届けば、受けて立たねばレコードジャンキーの名が廃ると受諾、斯くして来たる8月22日(土)奈良は天理市「天理トレイルセンター」にて、互いのレコード自慢バトル勃発せん。
世に云う処の所謂「DJバトル」とは全く一線を画する「レコードコレクションバトル」と聞けば、稀代のレコードコレクターたるデヴィッドさん相手に、果たして何処まで善戦し得るや。何せ単なるレコードコレクターにあらず、そもそもレコードを以て社会・文化等を知り、数々の論文や著書を発表される歴とせし大学教授、音楽に対する造詣の深さは、音楽を生業とする私とは異なる角度より切り込まれればこそ、尋常ならぬ程に図り知れぬとは云わずもがな。
「レコード コレクション バトル Part1」と宣われれど、初戦にしていきなりラスボスと激突なる有様か。
曲がり形なりにもレコードハンティング歴40年、嘗て極貧生活の挙句、所蔵レコードをほぼ全て売却せし経緯もあれど、今まで居住せし木造アパート、木造一軒家、木造2階建住宅、築400年山寺、全てレコードの重量にてあれこれ支障発生すれば、築40余年鉄筋コンクリート7階建マンションの一室たる大阪アジトこそ、今やLP1万余枚、EP4000余枚の重量に耐え得るレコード安息の地と知れ。
今回のテーマは「ヒッピー時代(1965 - 1975)の女性ヴォーカル」にして、初回なれば些かハンディ下さりしか。そもそも稀代のレコードコレクターと名を馳せるデヴィッドさんなれば、テーマ設定に際し、曰く「何でもいいけど。自信あるよ!笑」
初戦なればこそ、圧倒的惨敗だけは回避すべく、斯くなる上は、門外不出なる歴々まで召喚しての精鋭部隊に由る総力戦にて挑まんとす。
普段は大阪アジトに眠る膨大なる所蔵レコード群ばれど、コロナ狂騒勃発後は、殆ど明日香の山寺に隠遁すれば、ターンテーブルに乗る機会も稀なる昨今、偶には爆音再生させるも一興、其れこそレコードの本懐たらん。
而して勝ち負け云々関係なく、稀代のコレクターたるデヴィッドさんが、如何なレコードを持参披露されるか、ついぞそちらも大いに興味深き限りかな。
そもそも本イベントは「入場無料・予約不要・出入り自由」なれど、会場たる天理トレイルセンター内に出店される「洋食 katsui」にて御飲食頂きつつ、このバトル観戦されるも一興かと思えば、土曜の昼下がり、ぶらり奈良は山辺の道へハイキング序で、扨亦ドライヴがてらにて結構、是非に御運び頂きたし。奇しくも連日連夜の体温越えなる致死レベルの残酷暑は、本日までとの予報なれば、明日は些かなれど外出し得る気温と相成らん。
然りとてコロナ狂騒の最中なるは相変わらず、会場へ御運び頂くや否やは、飽くまでも皆様個々の判断に委ねるものなり。
然れば明日の昼下がり、奈良は天理の天理トレイルセンターにて御目に掛かります。
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■ 8月22日(土)@天理トレイルセンター(0743-67-3810)
「レコード コレクション バトル Part1 ~ ヒッピー時代(1965 - 1975)の女性ヴォーカル」
河端一 (Acid Mothers Temple)
vs.
加藤デヴィッドホプキンス (Public Bath Press)
[ルール]
「交代々々15分セットで、それぞれのDJが珍しい、かっこいい音楽をレコードのみで披露。どちらが一番渋いコレクションを持っているでしょう?」
13:30 ~ 16:30
参加費無料 / 申し込み無用 / 出入り自由
[アクセス]
天理市柳本町577-1
◉JR桜井線「天理駅」から「桜井行」の奈良交通バス「柳本」~東へ徒歩15分、または桜井線「柳本駅」から徒歩20分
◉無料駐車場有り