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Channel: 大ぼら一代番外地
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河端一 solo / YAGI§GURU@ 萩 Live&Bar 玉ネギ畑

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轟沈せしBAR印度洋カウンター椅子にて、午前4時起床。

アメリカ中部時間に於いては未だ昨日たる11日午後1時なれば、19年前の9月11日、当時AMT宗家全米ツアー真っ最中にして、ChicagoはPlastic CrimewaveことSteve宅に投宿、皆してテレビに映し出されるNew Yorkワールドトレードセンタービルが炎上する様に「これって何?映画?」なんぞと当初は理解し得ねど、更に2機目が突撃され炎上崩落する様に衝撃、漸く事態を些かなりと理解し得れば、これより東征、New Yorkへ繰り出さんとすればこそ、その前途に大いなる暗雲垂れ込めしどころか、全く以て何も想像し得ぬ状況に「人生所詮は出たとこ勝負」と腹括りしも、今は昔。昨日防府へ向かう際に乗車せしローカル鈍行、数多の女子高校生と乗り合わせる羽目となるや、精々18歳以下なる彼女達を見て「この子達はあの同時多発テロも知らへん世代なんやなあ」なんぞと、歳月の経過の早さを改めて痛感せられし。

 

 

時代も変わり、BAR印度洋も遂にWi-Fi完備、然れど何故かインドさんのMacBook Airのみ接続叶わぬ有様にして、昨日より皆してあれこれ奮闘すれど未だ解決に至らず、今朝再チャレンジすれど討死、然れば初期化より始めれど、何故かSafriが機能せねば、Google Cromeインスールを以て取り敢えず接続成功、斯くしてインドさんも魅惑のネット世界へ旅立たれんや。

 

 

インドさんに連れられ「カレー食堂 コモやん。」へ、斯くして「本日のあいがけ」所望、このポークもチキンも野菜も全てをワンプレートなるスタイルは、噂に聞く今話題のスパイスカレーなる代物か、正にカレーエキスポの如きにして激烈に美味、

 

 

黒糖齧りつつ啜る「マサラチャイ」いとをかし。そもそも外食なんぞ稀なる私の生活ぶりなれば、久々に他人が拵えしカレー食せし次第にして、大いに堪能させて頂けば、外食の醍醐味も思い出されし。

 

 

昭和40年会同志たるインドさんと2ショット撮影、近頃の合言葉は「頑張って生き抜きましょう。」次回は亦、年末のAMT宗家西日本ツアーにて御目に掛かりにます。

 

 

JR新山口駅にて矢儀さんと合流、御厚意に甘えさせて頂けば、車に便乗させて頂き、いざ萩へ、

 

 

生憎の小雨の中、今宵の会場たるLive&Bar 玉ネギ畑へ到着せり。

 

 

サウンドチェックも速やかに済ませれば、岡田さんと矢儀さんと歓談し、開場時刻を待つばかり。

 

 

今宵、先鋒務められしは「矢儀哲也」氏にして、昨日とは亦しても全く異なり、モジュラーのみならず、エレキギターとエレキシタール導入、そもそもモジュラーを自由自在に操られる手練な上、ギターもギタリストとして活動されて然るべき凄腕と御見受けすれば、センスとテクニックに裏付けられしその音楽性の広さと深さは、改めて目を見張るばかりかな。エレキシタールの調べと電子音の絡みが、是亦いとをかし。

 

 

 

 

ソロにて次鋒務めさせて頂けば、今宵はアンプも小振り故に、フィードバックには一層繊細さを求め、その微妙なコントロールぶりを楽しみつつ、グリッサンドギターや弓弾き等にてコンテンポラリー的展開、爪弾きしをループにすればミニマル的展開も織り交ぜ、鼓膜経由脳髄直撃型悦楽痴呆音響発動、私のソロ演奏初体験されし方々より、左右脳各々直撃すればこその法悦体験感想頂けば、正に目論見通りなるかな。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。

 

 

 

オーナー岡田さんの提案にて、急遽矢儀さんとのデュオ決定、命名も岡田さんに由る「YAGI§GURU」を以て、今宵の殿務めさせて頂きし。

急遽の事なれば、モニター状況些か過酷なれど、互いのソロセットとは是亦異なる別展開別世界へ、これが大いに面白く興味深ければ、無限の可能性を求め是非に亦、次の機会へ繋がんとす。

 

 

 

今宵、河端一 solo / YAGI§GURU@Live&Bar 玉ネギ畑へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

打ち上げに興ずるべく、岡田さんの案内にて居酒屋「こづち」へ繰り出せり。素晴らしき海鮮料理の数々誇られる萩なれば、いきなり「刺身盛り合わせ」に舌鼓乱打、

 

 

「金太郎」なる鱸の仲間なりけるヒメジ、是亦絶品。然りとて何故に「金太郎」なるか。

 

 

「鯖の塩焼き」文句なしに絶品、大いに堪能すれば、

 

 

思わず表情も綻び、隙だらけなり。

 

 

美酒美食堪能しつつ、岡田さんと矢儀さんと大いに歓談、素晴らしき一夜なるかな。これぞ国内ツアーの醍醐味、ドサ廻りミュージシャンなればこその愉しみ喜びと知れ。

 

斯くして萩の夜は更け行きし。

 

 

 

 


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