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Channel: 大ぼら一代番外地
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長月隠遁呆けて候 其ノ七

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前回同様、引き続き9月は下旬まで遡れば、日課たる早朝入隊せんとすれど、既に御彼岸も過ぎれば、日に日に日の出が遅くなるを実感、

 

 

中腹より奈良盆地臨む定点観測、朱に染まらんとする様、いとをかし。

 

 

「河端ファーム」に実りしゴーヤ、欲目を出し大きくなる様を期待すれど、小振りの儘に熟し切れば、

 

 

已む得ず「ゴーヤ天の塩昆布和え」とせり。未だ収穫したてなれば、黄色く変色せし箇所も、砕け散らず食し得し。

 

 

先達てアテとして拵えし「おから」残党召喚、衣纏わせ、

 

 

「おからコロッケ」としてリサイクル、斯くして「おからコロッケ+ゴー天の塩昆布和え+大根と人参の味噌汁+ごはん」食せり。

 

 

「おから」は、甘み排除し、青唐辛子と紅生姜を利かせし極私的嗜好の産物なれば、奇しくもコロッケ向きでさえあれど、如何せん海外遠征中に食らわされし忌まわしのベジタリアン料理を想起させれば、矢張り肉の旨みを求めんとす。

 

 

流石その名に違わず、未だ境内の百日紅は花咲けば、

 

 

片や界隈の栗の木には、栗が実り、其処彼処に実を落とせど、

 

 

何故か今頃紫陽花も開花、遅掛けにも程があるかな。

 

 

旬なる茄子に、隠し包丁施しチンマシーンにて2分加熱、蒸し上がるや胡麻油垂らせし処へ、岡田味噌醤油の絶品「ひしお」を惜し気なくたっぷりON! 粉山椒と擂り胡麻投下、是にて「茄子蒸し田楽」完成せり。

 

 

先日贖いし新秋刀魚が、未曾有の不漁と聞けば、御粗末なる痩せっぷりにて、2尾にて従来の1尾に相当する食い応えか、然りとて脂乗らぬ様は、何とも哀しき限りかな。斯くして「焼秋刀魚+茄子蒸し田楽+大根と人参の味噌汁+ごはん」食せり。

 

 

定期的に欲する献立のひとつに「オムライス」あれば、

 

 

業務スーパー製柔らか煮豚少々をぶち込みし他人ぶり、然りとてこの柔らか煮豚大いに重宝すれば、斯様に少量ずつ様々な料理に利用し得る優れ物なり。

 

 

水屋の奥より、果たしていつ贖いしか記憶も朧げなる「名古屋名物 餡掛けスパゲッティーソース」発掘召喚、奇しくもピーマンやコールドスリープに処せしソーセージもあれば、此処に「餡掛けスパゲッティー」拵えし。このジャンクな代物に必須たるは、胡椒に於いて他ならず、然れば容赦なく大量投下、更に刻み生青唐辛子も添えれば、

 

 

トッピングたる目玉焼をON! 白身部分が裂けるや、口の如きにて、餡掛けソース残党を黄身に垂らすや、オモロ気な顔と相成り、

 

 

そのアホらしさに苦笑しつつも、大いに刺激的且つジャンクな味わい堪能せり。

 

 

個人的には史上最強袋入り即席麺たる「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、拵える傍らにて、茄子、椎茸、葉生姜を天婦羅にすれば、斯くして「味噌煮込みうどん+天婦羅(茄子+椎茸+葉生姜)」なるセットを以て堪能せり。

 

 

雨上がりなれば視界悪ろき中、日課たる早朝山道入隊果たせり。

 

 

茄子を唐揚げ風に揚げれば、檸檬塩なんぞにて頂かんとす。付け合わせなるキャベツ千切りには、マヨネーズと自家製ハバネロオイル施せど、最早辛味概ね抜け去りしハバネロの実も、風味は未だ芳しければ、トッピングに添えし次第。

 

 

チンマシーンにて蒸し上げし「オクラ七味マヨ添え」も添え、然れば「茄子の唐揚げ風+オクラ七味マヨ添え+茄子の味噌汁+ごはん」食せり。「茄子の唐揚げ風」は、どうにも食い応えに欠け、挟み揚げなんぞにすべきかと再検討の余地あり。

 

 

毎年この界隈は「彼岸花祭り」開催される9月最終週末が満開なれど、今年は彼岸花の開花が、若干遅めたりしか。

 

 

 

 

毎年彼岸花目当てにプロアマカメラマン大挙して押し寄せるれど、今年は流石に少なかりしか。

 

 

「八町刺身」贖えば、先ず玉葱スライスをごはんにON! その上に八町刺身をON! ヤマサ昆布つゆ垂らし、刻み生青唐辛子と擂り胡麻投下、斯くして「八町丼+人参と胡瓜と葱の胡麻ぽんサラダ+茄子の味噌汁」堪能せり。

 

 

そもそも刺身につま添えられねば、つま代わりに玉葱スライスを代用せし次第、つまとは全く異なる味のベクトル指し示せど、これはこれにて美味なる食い合わせなり。

 

 

備蓄食材も随分食い尽くせば、以前差し入れにて頂戴せし鯣を玉葱と掻き揚げに、ふと「割き烏賊の天婦羅」と云えば、今は亡き「宇宙卵」久高君を偲ぶ次第にして、然ればと沖縄繋がりにて「人参しりしり」拵え、斯くして「鯣の掻き揚げ+人参しりしり+ワカメスープ+ごはん」食せり。

 

 

如何せんコロナ狂騒にて海外遠征予定は全滅、収入の道絶たれればこそ、食費含め節約せざるを得ぬ故、地産地消を旨とする地元農産物コーナーにて食材調達すれば、自ずから食材に偏りが出るは当然、然れば晩酌のアテが凡そ同じとなるも亦仕方なし。然りとて勿論美味なればこそのレギュラー化、斯くして「ピーマンとゴーヤの肉詰め」に始まり、

 

 

「山芋のとろろ揚げ」やら、

 

 

定番「鳥天」衣のレシピを少々変えれば、食感一層芳しくして、付け合わせに胡瓜添えれば、是が最強ベストマッチ、

 

 

他に「水茄子の刺身」「厚揚げ焼」等、定番中の定番に加え、

 

 

「八町刺身」と、正にレギュラー勢揃い之圖。

 

 

「玉ネギ畑」岡田さんより頂戴せし山口の銘酒「長陽福娘」を以て、大いに堪能満喫せり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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