前回、前々回同様に9月へ時間軸遡れど、漸く最終週へ至れば、今回を以て完結編とせん。
大阪アジト界隈の激安スーパー玉出にて、投げ売りされし浅蜊贖うや、是を以て「Spaghetti alle vongole(スパゲッティー・ボンゴレ)」拵えし。嘗てイタリアにて料理上手な友人に御教授頂きしレシピなれば、正に本場の味わいにて激烈に美味。付け合わせに胡瓜と玉葱を、オリーブオイルとポン酢にて和えし代物「オリぽんサラダ」拵え、昨夜の残党「山芋とろろ揚げ」をトッピングにON! 自家製バジルペースト添えれば、是亦大いに美味なり。
梅田LOFTにて「永遠のヤングマン 西城秀樹展」開催中なれば、鑑賞せんと訪れし。
当時の資料、衣装、コンサート動画等が展示されれば、暫しHIDEKIワールドにどっぷり浸りし次第。
秀樹の歌声の余韻に浸りつつ、次なる会場へ移動すべく、地下鉄四ツ橋線本町駅にて下車するや、素晴らしき広告看板に遭遇せり。「頭のねじぐらい飛んでる方がおもしれぇ。」今は亡き内田裕也と御対面、右隅に「内田裕也さんのご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。」の一文も添えられし。
当時流されしTV-CM、是亦いとをかし。
而してオリックス劇場へ、我々世代には大阪厚生年金会館なる旧名称の方が馴染み深きか。本日「仮面ライダーゼロワンファイナルステージ&番組キャストトークショー」開催されれば、既に長蛇の列為す次第。
然りとて特撮女子にして今や熱烈ライダーファンたるカイ☆マキ嬢が、何とチケット購入抽選に当たりしのみならず、購入叶いし席が1階4列目30番台、
何と1階席4列目ほぼど真ん中とは屈指の特等席、トークショー時に於いては、イズちゃんが真正面なるファン垂涎メガスペシャルシート、況してやコロナ狂騒渦中なれば、ソーシャルディスタンス考慮され1席置きにして快適至極。事実上「真の最終回」とも、ライダーファンの間に於いては位置付けられるファイナルステージも大いに堪能、特にテレビ本編がコロナの煽り食らい撮影中断の憂き目にも遭えば、テレビ本編最終回は均かの「ラスボスを倒さない」どうにも不完全燃焼な幕切れ故に、せめてこのファイナルステージに於ける展開まで、本編にて繰り広げられれば、充分に納得し得しか。
レギュラーキャスト皆様に由るトークショー大いに堪能、然れどステージ上、各々の席を透明アクリル製パーテーションにて仕切られれば、どうにも絡み具合が他人行儀に感ずるも否めず、そもそも感染防止の見地よりも、感染防止対策やってます感への演出としか思えねば、全く以て不毛、然れば矢張り公演後のオフショットの如き親密感を、少なからず共有し得し演出切望せしか。客席よりの声援一切禁止、然れば本来客席と一緒に興ずるべき「アルトじゃナイト!」も、客席とみならず演者御本人の戸惑い含め微妙、万が一にも会場に由来する感染発覚なんぞ起これば、世論に由る誹謗糾弾やらSNS炎上への懸念等も含め、後始末の面倒臭さに、斯様な感染防止対策演出行われると思われれど、結局バックステージにて斯くも睦まじき御様子なればこそ、ステージ上のパーテーションが空く映るは当然と知れ。
而してプレバン限定販売にて「仮面ライダーゼロワン ファイナルステージ&番組キャストトークショー DXアークゼロワンプログライズキー版」Blu-rayの予約開始されれば、何せBlu-rayに、このファイナルステージのみに登場せし仮面ライダアークゼロワンの「DXアークゼロワンプログライズキー」が付属、
これぞ「人間の悪意」に満ちし悪辣商法、正にアーク覚醒して然るべし。私は決して変身アイテムに手を出さぬと誓えば、この地獄の底無し変身ベルト沼の危険性を回避するものなり。
そもそも仮面ライダーは、変身フォーム多過ぎれば、最早五十路半ばの脳味噌にては理解記憶不可、況してネット上に溢るる様々な流言風説少なからねば、新たなフォーム発見の度に、先ずはその真偽見定めねばならぬ次第。
然りとて時折その流言蜚語フォームの方が、本編登場の公式フォームより、カッコええ試しも少なからずして、例えばこのゼロワンてんこ盛りフォームや、
凡そイズと合体せしか、2人羽織イズフォームの方が、本編に登場せし最強フォームたりしゼロツーなんぞより、遥かに夢多からん。
本日は、西城秀樹と仮面ライダーゼロワンの世界を存分に満喫堪能すれば、〆はJR新大阪駅構内「新なにわ大食堂」内へ繰り出し、コロナ狂騒勃発以来御無沙汰せし「魚屋スタンドふじ」へ突撃、いざ打ち上がらん。
ファン羨望なる絶好の特等席入手下さりしカイ☆マキ嬢には、正に感謝あるのみ、いざ乾杯させて頂きし。
名物にして絶品「ふじのポテサラ」「巻きたてだし巻き」にて幕開け、
以降は刺身地獄、否、刺身天国一直線。「平目」
「トロ鰯 1尾刺し」
「金目鯛 炙り刺し」
「生蛸」
「縞鰺」
「絶妙しめさば」
而して是亦至高にして日本酒無限アテ「銀ムツ塩焼き」
「日本酒(冷)」にて下地作れば、
「篠峯」ラッシュにて無限昇天之圖。斯くして久々なる外飲み心底堪能、これぞ都会生活の醍醐味かな。
大阪アジトには備蓄食材あらねば、明日香の深山より野菜等持参するが常、然れば今回の大阪アジト滞在も本日を以て愈々終了なれば、備蓄野菜奔走の狼煙上げ、先ずベーシックに塩昆布を以て「Spaghetti aglio olio e peperoncino(スパゲッティー・ペペロンチーノ) 」拵えつつ、その傍らにて備蓄野菜をチンマシーンにて蒸し上げ、これをフライパンにて炒め煮詰めしケチャップ+コンソメと絡め、先のスパゲッティー・ペペロンチーノへON! 斯くしてインプロクッキング「野菜ナポリタン・オン・スパゲッティー・ペペロンチーノ」完成、全く異なる2種の味わいが無理矢理融合、矢張り味わいが太めなナポリタンが圧勝かと思いきや、ペペロンチーノなればこその大蒜の芳しさが遅れて襲来、意外にも裏ベストマッチな代物に仕上がれば、2種の混ぜ具合も任意にて調整し得る故、その味変グラデーションまでも堪能し得る次第。
「しゃき食堂」へ赴けば、珍しく先客少なからず、生駒へ転居されししゃきちょんが、終電逃さぬべく午後9時なれど早仕舞い、なんぼなんでも終電には早過ぎやろと思えば、
結局隣接する居酒屋にて打ち上げ、そういうことか。
明日香の深山は、既に秋真っ只中なれば、そろそろ鍋料理なんぞも視野に入れんとする有様。然れば史上最強袋入り即席麺「寿がきや 名古屋名物 味噌煮込みうどん」召喚、業務スーパー製やわらか煮豚と玉子投下、斯くして「煮豚味噌煮込みうどん」堪能せり。
刺身用鯨肉を以て「鯨カツ」揚げれば、序でに玉葱も揚げ、斯くして「鯨カツ+ワカメと豆腐の味噌汁+ごはん」食せり。久々に食らう「鯨カツ」大いに美味。赤貧音楽家として、個人的な政治的発言を差し控える次第なれど、唯一「反・反捕鯨」「アンチ・シーシェパード」は予てより訴えるものなり。
日課たる早朝山道入隊も、日の出も遅くなり、随分気温も下がれば、天高き秋の空、
境内の百日紅も、愈々グランドフィーナーレ迎えんとす。
予定されし海外遠征予定全滅どころか、欧米に於ける感染再拡大を受け、来年いっぱいも大いに危うしとの報相次げば、そもそも収入絶たれ久しく、況して今後の収入の目処さえ立たぬ惨状に、愈々節約を旨とすべき節目迎えしか、此処は一層の倹約生活へ舵取りすべきか。
取り敢えず下山買い出しは、原則週1なれば、備蓄食材償却を以て調理工夫するものなれど、如何せん葉野菜と魚介類は長期保存に往生する故、ついぞ根菜や肉類が主力となり気味か。
斯くして業務スーパー製やわらか煮豚召喚、是は1パッケージを凡そ8分割し消費すれば、そのコストパフォーマンス素晴らしくして、本日もつゆだく玉子丼拵え、其処へレンジにて加熱せしやわらか煮豚をON! 紅生姜と辛子も添えてるや、斯くしてインプロクッキング「豚とは真っ赤なつゆだく他人丼」完成、
然れば「豚とは真っ赤なつゆだく他人丼+ワカメと豆腐の味噌汁」大いに堪能せり。そもそも業務スーパー製やわらか煮豚のポテンシャル高ければ、是が美味ならぬ筈もなく、電子レンジ加熱にて程良く脂も落ちれば、つゆだく玉子丼との和合ぶり奇跡レベルかな。
下界より一足先に秋が訪れる明日香の深山なれど、何故夏野菜たるトマトやゴーヤが、今更満を持して実り始めしか。是も稀代の園芸下手なる私が営む、素人家庭菜園の真似事「河端ファーム」なればこそか。
浅野姐さんより頂戴せしハバネロも、漸く結実せし次第。
而してその「河端ファーム」片隅に、彼岸花も咲けば、彼岸花と夏野菜のコラボレーションとは珍事なり。
明日香の深山は愈々秋も深まり、今秋初なる鍋なんぞに興じんとすれば、先ずは「なべや」インスパイア系「豚肉鉄鍋」に興じんとす。1人用鉄鍋に千切りキャベツ、玉葱スライスをぶち込むや、其処へ安価なる豚肩切り落としを敷き詰め、割下注入すれば、
本家「なべや」の如き山盛りにあらざる故、此処は時短狙いにて蓋を閉じ加熱、
炊き上がるや攪拌、これをポン酢+自家製ハバネロ入り花椒油溶き合わせしタレを以て食らえば、至福感に包まれ昇天3秒前。今冬は、極寒たる明日香の深山にて越冬予定なれば、況して先行きの展望見えぬ節制生活も強いられ、鍋料理は相当頻繁たらんと思われれば、是を機に亦、新たな鍋料理も考案せん。