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Channel: 大ぼら一代番外地
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霜月隠遁呆けて候 其之四

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既に11月も半ばを迎えんとすれば、コロナ狂騒の煽り食らい、海外遠征全滅せし故、明日香の深山へ隠遁し早や8ヶ月が経過せんとは、徒然なる儘に日々同じような暮らしを繰り返せばこそか、一層早く感ずる次第。海外遠征中なんぞ、日々の内容の濃厚さとは裏腹に、2週間前の出来事さえ半年前に感ずる程に、時間の経過は大河の流れの如く静かにして緩やか。然れば此の儘遠征あらざりて、この人外魔境に滞在すれば、一瞬にして5年10年は過ぎ去り、ふと気付けば疾うに老軀老骨と老いさらばえ、結局惰眠貪る儘にて天寿全うせん。

然りとて左様な人生の何を咎めらるるか。そもそも生来の怠け者にして狡猾なれば、此の儘惰眠享楽に耽りし挙句、斃仆に果てるも亦一興かな。

日課たる早朝山道入隊の山道半ば、展望地より嘗ては栄華誇りし古えの都こと飛鳥京や藤原京、今日の明日香の里界隈を臨み、斯く思う次第。

 

 

山道の路傍に並ぶ紅葉も見事に染まれば、コロナ狂騒の御陰にて、四半世紀ぶりに眺むる日本の秋の景色、いとをかし。

 

 

山寺の向かいには、嘗てこの山里集落最大たる屋敷あれど、無人と化し久しければ疾うに倒壊、今や誰も立ち入らぬよう敢えて周囲の草木も伐採せねば、最早鬱蒼とせし茂みへと還りしか。

 

 

山寺界隈に残される畜生共徘徊の痕跡。

 

 

今春も実山椒を大量に仕込めば、是を以て拵える「縮緬山椒」痺れっぷり市販の其れとは雲泥の差、

 

 

斯くして「人参しりしり+縮緬山椒+冬瓜入り粕汁+ごはん」食せり。

 

 

大量に仕込みし「冬瓜入り粕汁」も、愈々最後の一杯分を残すのみとなるや、ふとうどんぶち込まんと思い立ち、茹で上げしうどん投下、味噌煮込みうどんの要領にて玉子も加え、折角なればと大胆にアレンジすべく、玉葱と業務スーパー製やわらか煮豚も投下、葱と紅生姜も添えるや、是にてインプロクッキング「豚玉カスうどん」完成せり。世の「かすうどん」とは、御存知の通り脂粕を用いし河内名物なれど、こちらはカスはカスでも酒粕にして、全く以て別物なり。いざ食らえば、そもそも粕汁が美味故に、そこへうどんぶち込みても美味たるは当然、沖縄名物ソーキそば宜しく煮豚ぶち込むも、是亦当然美味至極にして、見て呉れこそ何やら豚骨ラーメンの如きなれど、酒粕と隠し味に忍ばせし西京味噌の風味芳しくして、何ともやんごとなき味わいなるかな。

 

 

再び「鯖しゃぶ」を主菜に、晩酌に興じんとすれば、

 

 

「鯖しゃぶ」用に鯖を捌きなんぞと、アホな駄洒落に独りにやり、

 

 

更には「鰤しゃぶ」とのダブルヘッダーなんぞと、贅の極み尽くさん。こちらは、勿論刺身にても堪能せんとの狙い含みなり。

 

 

トッピングに、白菜、えのき、しめじ、蕪、水菜、豆腐等用意せり。

 

 

「きびなご刺身」おろし生姜+ポン酢にて食らうが、最も美味かな。

 

 

憤死寸前の絹さや救出すべく「絹さやのバター醤油炒め」に処せば、更に生わかめ召喚、こちらは砕きし胡桃投下し、ポン酢+自家製ハバネロ花椒油+花椒辣醤+麻蝦醤にて和えるや「生わかめの四川風胡桃和え」完成せり。

 

 

「鯖&鰤しゃぶ」に興じれば、

 

 

余りの美味さに、全身多幸感に包まれ乍らも、

 

 

法悦の極致へ達するべく美酒呷れば、正に至福恍惚の極みなるかな。

 

 

鍋の翌日は〆うどんと相場決まる次第なれば、しゃぶしゃぶに処されし鯖や鰤の出汁芳しく、

 

 

斯くして「〆うどん」堪能すれば、これぞ鍋の醍醐味なり。

 

 

来客ありて一席構えんとすれば、

 

 

「天婦羅(那須、南瓜、蓮根、三度豆、海苔)」を筆頭に、

 

 

「天婦羅(烏賊、きびなご)」と続き、

 

 

「魚の煮付け(魚名を失念、悪しからず)」やら、

 

 

引き続き「きびなご刺身」やら並べ、

 

 

「茶碗蒸し」電子レンジににて拵えんとすれど、加熱時間が大いに難しければ、次回は横着せず蒸し器にて拵えん。

 

 

「茶碗蒸し」の為に購いし百合根を、しめじ共々バター+ポン酢にて炒め和えれば「しめじ百合根バター」も添えし。

 

 

而して主菜は「牡蠣味噌鍋」果たして今秋今冬幾度目か。

 

 

予め材料全て鍋にぶち込み、後は煮るのみなれば、何とも御手軽な一品。

 

 

牡蠣が美味なるは云わずもがななれど、牡蠣出汁滲みる白菜の美味さこそ白眉かな。

 

 

晩酌アテ残党と共に「釜飯」なんぞ拵えんとするや、

 

 

鶏腿肉をメインに、具材あれこれ投下、ヤマサ昆布つゆと塩昆布を以て味施せば、

 

 

「鶏釜飯」炊き上がり、

 

 

ヤマサ昆布つゆと塩昆布なるW昆布の勝利、其処へ鶏出汁も相俟るや、旨味凝縮されし一品んて煮炊き上がり、美味至極とは云わずもがな。

 

 

魚名失念せし「魚の煮付け」やら、

 

 

きびなご刺身残党に胡麻油垂らせし胡瓜添え、ポン酢+おろし生姜にて食らうインプロ・リサイクルクッキング「きびなご胡瓜」是が想像を優に凌駕せし美味さなり。

 

 

「天婦羅」残党は、電子レンジの「からっとフライ」機能に縋りし次第。

 

 

「牡蠣味噌鍋」残り汁をリサイクル、斯くして「牡蠣なし牡蠣風味味噌汁」拵えるや、牡蠣の旨味凝縮されしおつゆの豊穣な味わい、正に昇天級と知れ。

 

 

矢鱈多くのライダー登場すれど、どうにもストーリーが散漫にして、全く盛り上がらぬどころか、最初の展開迎える第12話まで辛抱し得るか、可成り危うくなりし「仮面ライダーセイバー」今週は、裏切り者仮面ライダーカリバーの正体が明かされ、その正体に驚愕と、前回予告にて宣われれど、現時点にてその正体を知り驚愕するに値すべき登場人物思い当たらねば、一体誰やねんなんぞと、全く期待せずに観戦すれば、こいつ誰?先代セイバーなんぞ、これまで殆ど登場せねば、推理小説にて犯人が、新たに登場せし人物たりしなんぞと同じ、全く以て愚弄の極み、

 

 

毎回冒頭に登場される語り部なるタッセルが、均かのカリバーたるべきしか、その正体に驚愕には値せぬと思えば、矢張り同じ思いの方々少なからず、

 

 

成る程「仮面ライダー鎧武」に於いて、同じ語り部的存在たりしDJサガラが、実は斯くも超重要キャラたりし前例もあれば、満更にあらざらんや。

 

 

然りとて相も変わらずストーリーは陳腐にて散漫の極み、斯くもしょうむない仮面ライダー作品なんぞ、果たしてその輝かしき歴史に存在せしや。

 

 

令和ライダー第1弾たりし「仮面ライダーゼロワン」も、話が進む程にしょうむなくなり、挙句あの史上最低なテレビ本編最終回迎え、真の最終回はと云えば、禁断の「冬映画に続く」なんぞと愚行に果てんとすれど、そのゼロワンさえ懐かしく思える程、今回のセイバーのおもんなさ尋常ならず、下の投稿と同じく、ライダーの名前さえ全く覚えられぬ有様なり。

 

 

Twitterトレンドにランクインせし「仮面ライダーセイバー」「タッセル」なれど「谷口さん」添えられれば、

 

 

成る程、テコ入れ策たらん。各方面より格別の高評価受けし「仮面ライダーアマゾンズ」にて、主役たる鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファ演ぜられし谷口賢志を、セイバー冬映画にてゲスト出演させ、起死回生図らんとされん。果たして結果は如何に、勿論年末辺りに劇場まで確かめに行く所存。

 

 

セイバーのしょうむなさの煽り食らい、平成ライダー全作品観破第2周目は、僅かに「仮面ライダーW」「仮面ライダージオウ」2作品を残せし侭、均かの大失速にて頓挫せり。代わりに中国大河ドラマ「三国志 Three Kingdams」観始めるや、是亦然う然う止められぬ有様にして、気分はいきなり3世紀末の中国戦国時代へタイムスリップ、然りとて全95話とは、是亦長き旅となるは必至か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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