本日は「Manliner ニューアルバム『Dual Myths』発売記念三都市ツアー 2020」初日たる帝都公演@東高円寺 U.F.O. Clubなれど、緊急事態宣言下に於ける開催なれば、開演/終演時刻が大幅に前倒しされし故、未だ午前10時過ぎなれど大阪アジト出発せり。界隈の公園に差し掛かりし辺りにて、靴紐が解ければ、公園傍の柵に足を掛け結び直さんとするや、果たして餌を貰えると勘違いせしか、夥き数の忌まわしき鳩共が猛然と迫り来る始末。何せ私はこの世に存在する生物に於いて、最も忌み嫌えば根絶指定種とすべきに鳩を挙げんとする程の鳩嫌いぶり、
この世にも醜悪愚鈍なる鳩畜生、そもそも体の割に頭部が小さ過ぎ、然れば諸星大二朗が描きしハーピーの如く、実は其の頭部は見せ掛けにして、実際の脳は無駄にデカき胴体に秘められると妄信すればこそ。然れど其れならば脳も巨大な筈にして、もう少し賢くて然るべきか。
新大阪駅に到着すれど、閑散とすれば、みどりの窓口も僅か1人にて営業中。
新幹線にて帝都へ赴くは、コロナ狂騒勃発直後たる昨春3月「グルグル祭り」@高円寺 Grain以来なるかな。車中も乗車率20%程度、御陰様にて快適至極。
久々に富士山も拝み得るや、富士山が山頂まで綺麗に眺め得れば、果たして何故縁起良しと感ずるや。然りとて出発いきなり忌まわしの鳩軍団襲来を思えば、是にて厄落とし叶いしとす。
東京駅に降り立てど、斯くも閑散とせり。
地下鉄丸ノ内線に乗り換え、いざ東高円寺へ向かえば、斯くして今宵の会場U.F.O. Clubへ到着せり。
兄ィとは速やかにサウンドチェックも済ませるや、昨年のMainliner国内ツアー千秋楽Mainliner@神戸 Helluva Lounge以来、1年ぶりの再会、Taigen君とは年末のAMT宗家西日本ツアー千秋楽AMT宗家@梅田 ムジカジャポニカ以来5週間ぶりの再会なれど、速やかにサウンドチェックも終了。
続けて今宵対バン務めて下さる「森川誠一郎 + 田畑満 + イトケン」サウンドチェック之圖。
物販コーナーShopzone設営も完了、Mainliner7年振りのスタジオ録音アルバム「Dual Myths」を筆頭に、メンバー関連新作あれこれ、加えてAMTオリジナルマスク(全4種)も絶賛販売中。
今回の新譜「Dual Myths」アートワーク担当下さりしシルクスクリーン作家 Haro君が、自ら刷り上げて下さりし限定Tシャツとパーカーも緊急販売、
Taigen君も早速着用、曰く「表面は勿論、裏のこのデザインの細部、過去に見たシルクスクリーン技術ではトップレベルの仕上がり」大絶賛頂けば、
Tシャツ、パーカー共に、前面は私が意匠せしバンドロゴ、背面は Haro君に由る「Dual Myths」ジャケットデザインを更に進化させし、超細密オプティカルコラージュ新作デザインが、大きめのA2サイズにて展開、然も銀インクにてシルク印刷されし逸品。
帝都公演のみならず、この後に控える大阪公演@Bears、神戸公演@Helluva Loungeにても販売せんとすれば、買い逃し厳禁。
営業時間短縮要請を請け、タイムテーブルが2時間前倒しなれど、前打ち上げへ繰り出さんとすれば、幸いにも午後4時開店たりし「串カツ田中 東高円寺店」へ、ほぼ開店と同時に突撃し得れば、久々の再会祝し、ツアーの成功を祈り乾杯、真面目話からアホ話まで歓談しつつ、調子良く熱燗呷りし次第。
今宵、先鋒を務めて下さりし「森川誠一郎 + 田畑満 + イトケン」時にはプロウレッシヴに、時にはトリッピーに、みつるちゃんのカレイドスコープギター炸裂、イトケン君のドラムは随分久しぶりに拝聴すれど、そのレコメンぶりは正に不変不動、而して森川君魅惑のボイスと相俟り、関西人たる私には、何処か懐かしささえ漂う嘗ての東京アングラ香さえ嗅ぎ得れば、最後の曲はYBO2のカヴァーと知り、成る程と得心せり。
今宵は光の魔術師「liquidbiupil」アキラ君が、是亦ポータブルなマシーン携なれど、そのコンパクトさとは裏腹なる魅惑のサイケデリックライトショー披露下されば、そもそも嘗て此処U.F.O. Clubにて行われしMainlinerのライヴに際し、いつものOHP一式持参下されど、我々が使用するアンプ群の消費電力デカ過ぎにて、残念乍らOHP稼働叶わざりし経緯あればこそか。
今宵は60分のセットなれば、1stアルバム、現ラインナップに由る1作目たる前作、而して新譜より各々1曲、計3曲を演奏せり。轟音に由るリフが延々繰り返されれば、演奏し乍らも時折、意識が何処ぞへ連れ去られん感覚さえ覚え、精神的にも肉体的にも最も過酷なバンドなれど、その過酷さの向こうには、得も言われぬ恍惚感が待ち受けると知れ。60分間を轟音リフレインとギターソロにて怒涛の如く駆け抜ければ、大団円へ至り盛況にて幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。
今宵、Mainliner@U.F.O. Clubへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
終演後、関係各位皆様への挨拶もそこそこに、慌ただしく会場を後にさせて頂けば、最終1本前なる新大阪行き「のぞみ」乗車叶い、流石に久々の轟音ライヴにて疲労困憊せしか車中爆睡、而して無事新大阪駅に到着せり。
大阪アジトへの道すがら、夜空を仰げば概ね満月、思わずさだまさし「まほろば」最後の一節が自動的に脳内リピート再生されし。
斯くして日付変わる直前に大阪アジトへ帰還果たせば、是にて帝都日帰り弾丸ツアー無事完遂せり。
今月は大阪と神戸の2公演控えれば、緊急事態宣言延長なんぞにて、開演/終演時刻変更あるやも知れねど、其の際は亦、改めて御案内させて頂かんと思えど、成る可くなら延長は勘弁して頂きたし。
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「Manliner ニューアルバム『Dual Myths』発売記念三都市ツアー 2020」
Mainliner :
河端一 : guitar
Taigen Kawabe : bass, voice
志村浩二:drums
轟音トランスヘヴィサイケの雄「Mainliner」が、7年振りのスタジオ録音アルバム「Dual Myths」リリースを記念して、東京、大阪、神戸の3都市を巡るミニツアー!
■ 2月12日(金)@難波 Bears (06-6649-5564)
open 19:00 / start 19:30
adv ¥2300 / door ¥2800
w/ Douglas
■ 2月13日(土)@神戸 Helluva Lounge (078-331-7732)
http://helluva.jp/
open 18:30 / start 19:00
料金未定
w/ 象の背, 箱
[今回のツアー物販商品の御案内]
「Dual Myths」CD
Tシャツ
パーカー