コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧81タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、インドのアコースティックドローンマシーンことsuruthi box独奏たる100ピュアドローン作品「Jisetsu 自截 (2000)」と、初期グループ「Baroque Bordello」に由る陰気ドローンロックアルバム「Kibo No Jubaku : Spellbound Hopes 希望の呪縛 (1981)」以上2作品を公開せり。
1998年に東君と設立せし完全D.I.Y.零細自主制作レーベル「Acid Mothers Temple」とは、自分達が世に発表せんとする音楽なれど、その内容故にセールス的に厳しからんと思う作品は、リリース行うレーベルに迷惑を掛けんと憂慮されれば、斯くなる作品こそ自費にてリリースすべしと、儲け云々一切度外視、そもそも赤貧に喘ぐ2人なれば、資本金100%借金にて立ち上げし次第。
当時未だ珍しきCDRなる新たなフォーマットの手軽さこそ、完全D.I.Y.零細自主制作レーベルたる我々には天啓の如きにして、短期間に様々な作品をリリースせり。
而してインドのアコースティック・ドローンマシーンことsruthi boxに由る100%ピュアドローン作品「Jisetsu 自截」を、2000年に100枚限定CDRにてリリースせり。是はsruthi box独奏を、オーバーダブも編集も一切無し、一発録りせし代物にして、様々な倍音伴う波形の揺れを存分に堪能頂き得る作品なれど、果たして世の中に斯様な音楽を必要とされる奇特な御仁は如何許りか。当時リリースせし一連の100枚限定CDR作品「Gold Disc Series」は、後年様々なレーベルからCDやLPとして復刻されるに至れど、本作に限れば、何かの折に触れられし記憶さえ皆無、全く話題にもならざりし、世間的には「退屈至極な」作品たりしか。
1978年に人生初グループ「暗黒革命共同体」結成、翌79年に「Baroque Bordello」と改名、のべ36名のメンバー変遷あり乍らも、1983年の解散まで活動せり。奇しくも80年代初頭、未だ黎明期たりし大阪地下音楽シーンと些かなれど縁あれば、ライヴハウスやイベント等への出演機会もあれど、如何せん当時隆盛迎えしパンク/ニューウェイヴと呼ばれし新たな潮流とも、大きく一線を画す音楽性なれば、異彩を放つどころか全く以て理解されるに至らず、イベント等へ出演すれど、我々がステージに上がるやホールから客が退散消滅する有様。斯様な最中、多少の妥協を以てしても我々の音楽への理解広げて頂かんと「覚醒ポップ」なる呼称を携え、新たな音楽的指針打ち出せば、本作「Kibo No Jubaku : Spellbound Hopes 希望の呪縛」が其の第1弾にして、当時私が主宰せし超極私的カセットレーベル「R.E.P. (Revolutionary Extrication Project) 」より、実売数僅か数本のカセットなれどリリースせり。勿論この新機軸が、世間に理解されし試しなんぞ万に一つもあらあれば、是亦世間的には「退屈至極な」作品として葬られし。
今回のBandcampに於けるデジタルリリースに際し、改めてリマスター施せし。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
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