海外ツアー全滅にて、2年連続日本に滞在と相成り、経済的理由もあれば都会の喧騒離れ、昨春より明日香の深山にて隠遁する次第なれど、隠遁なんぞと云えば、古くは有閑翁なる御隠居様、若しくは神仙の如き暮らしを想像されるやも知れねど然にあらず、何故かツアーに明け暮れし当時よりも多忙極める有様。なんでやねん。況してこの際、長年過酷なツアー生活にて疲弊磨耗せし肉体のメンテナンスせんとすれば、遂に「気絶」から四半世紀ぶりに「睡眠」行い得るように体質改善され、無駄に頗る体調芳しければ尚の事か。
然れば当拙ブログに於ける、隠遁独身五十路オヤジ自炊備忘録の執筆投稿もついぞ滞り、気付けば3週間以上の遅れ晒す有様にして、今回も書き殴り書き捨て乱文にて追い付かんとすれば、悪しからず。
穴子1尾をフライパンにて照り焼き風に調理、これをごはんにON!すれば、御手軽クッキング「穴子丼」完成にして、煮穴子なんぞより味わい食感遥かに芳しきかな。斯くして「穴子丼+大根葉炒め+五目味噌汁」堪能せり。
本日は、砂十島一家来訪なれば、昼餐に興じるべく開店円卓召喚せり。
所用にて訪れし大和高田市にて、ぶらり立ち寄りし昭和の風情堪らぬ南河生鮮市場内の魚屋にて所望せし「蛸のたたき」
定番「五目巾着」今回はトムヤムペースト+ポン酢にて、似非ニックな味わいなり。
りゅうきゅうの極私的邪道流「竜宮」今や定番と化せし、我が提言「スパイシー和食」急先鋒の一端なり。
「鯖刺身+キビナゴ刺身+鱧ちり」砂十島夫妻は肉食系なれば、海鮮類は箸休めたらん。
「メキシコ風鯨刺身 ワカモレ添え」鯨は海鮮にあらず肉にして、況してワカモレ好きなNANI君へ。
是亦定番「ポテトサラダ」
ビールの御供「鳥皮カリカリ揚げ 名古屋名物『風来坊』手羽先風味」
今や定番と化せし「鳥牛蒡天」
季節到来か「ピーマンの肉詰め」
肉々しき主菜たるべく、シシケバブ風なれどマトンにあらざり牛肉なれば「ウシケバブ」そもそもマトンの臭み抜き及び保存を旨として編み出されし調理法と思えば、牛肉にて代用すれば益々美味たるも当然か。
未だこの世に降臨され半年にも満たぬにも関わらずこの貫禄、にな君の眼力にはこちらも一瞬怯む程にして。ふと誰かに似てるなと思いきや、
金子信雄やがな。
而して金子信雄と云えば、当たり役ハマり役数知れず、然れど此処は矢張り「仁義なき戦い」山守義雄たるべしと、以来にな君を「親分」と呼ばせて頂く次第にして、いつか時来れば、是非に盃受けたしと思う次第。
然れば今のうちから、後見人として媚び売らせて頂かん。
是非にな君に会いたしと駆け付けられしカイ☆マキ嬢にも、既に親分としての風格をも以て接せられれば、歴史に名を残す大親分となられんとは、疑いの余地なし。
楽しきひと時は過ぎ行くも刹那にして、その昼餐の様子は、砂十島家御新造様なおちゃんブログ御併読頂きたし。
旬のアマゴが美味過ぎれば、事ある毎にアマゴ食らうべしと、再び「アマゴ釜飯」仕込むや、
素晴らしき炊き上がりぶり。
その傍らにて「アマゴ塩焼」も準備すれば、
箸休めに、法蓮草、人参、玉葱、胡瓜、蟹蒲を以て「五目和え」やら、
「出汁巻」やら、
「おから」も添え、
有り合せ食材にて「えのきと人参の味噌汁」も拵えれば、
斯くして「アマゴ釜飯+アマゴ塩焼+おから+五目和え+出汁巻+えのきと人参の味噌汁」存分に堪能せり。
昨日は砂十島御一家と昼餐に興じれば、案の定昼酒のリバウンドにて、今朝は早朝山道入隊断念せざると得ず、遅き朝飯を食らい得る程に復活すれば、折角なる久々の大快晴、昨日なんぞ随分寒ければ、屋内にも関わらずNANI君はダウンジャケット装備にして、ストーブも稼働せし有様たれど、翻り春の陽気の如き爽やかなれば、是は是非に昼なれど山道入隊せんと出撃せり。定点観測。
道すがら蝸牛発見、矢張り境内の白き蝸牛とは異なる次第。
御近所さんより新玉葱を御裾分け頂けば、これは美味そうやがな、感謝感激。
早速1玉を以て「オニオンボム」なんぞ拵えんと、玉葱に切り目施し、其処へ月桂樹の葉を挿入、チンマシーンへぶち込み電子レンジにて5分加熱。然れば玉葱内部へ、今回はツナコーン缶用いれば、ツナコーンに三種の神器より姜葱醤を混ぜ合わせ、これを詰めるや、彩も含め赤ウインナーも追従、
其処へ裂きしモッツァレーラをON! オーブンにて焼き上げるや、斯くしてインプロクッキング「オニオンボム チーズ焼」完成せり。新玉葱の甘みを存分に堪能し得る一品なり。
鶏腿肉1枚を以て唐揚とせん。
斯くして侍戦隊シンケンジャーの「折神大変化」に肖り、
「鳥唐大変化」完成せり。
昨日の「ウシケバブ」の漬けオイルをリサイクルすべく、鶏腿肉漬け込み置けば、今回は「トリケバブ」拵えし。是亦大いに美味な仕上がり、そもそもこのシシケバブの調理法が優れればこそ。
「河端家の玉子サラダ」
チンマシーンにて蒸し上げし法蓮草に蟹蒲添え、ポン酢+オリーブオイルにて逢えしインプロサラダ「ポパイ・ザ・スリミ」欧州に於いてもスーパーにて蟹蒲売られれど、其の名称「surimi」なればこそ。
心地良き昼下がりなれば、濡れ縁にて昼餐とすべく「鳥唐大変化+オニオンボム チーズ焼+トリケバブ+河端家の玉子サラダ+ポパイ・ザ・スリミ」堪能せり。
腹熟しに山寺界隈をぶらり散策、
赤く染まるは楓にして、
その漢字が示す通り、種子には翼果備えられ、風に乗り回転浮遊するものなり。
大阪アジトへ向かうべく下山すれば、麓の県道に車がずらり並べば、その先の畔に人が連なる次第にして、夕日を撮影せんとするアマチュアカメラマン諸氏諸兄の姿なり。
見れば場所取りも熾烈を極める有様か、出遅れしと思しき御仁達は、三脚付きカメラを抱え、未だ右往左往される次第。
大阪アジトへ無事到着。今や生活の拠点を明日香の山寺へ移せば、此処には備蓄食材もあらざる故、目星きを見繕い、山寺より携行する次第なり。然れば晩酌用食材残党たる穴子やキビナゴ召喚、野菜共々天婦羅とすれば、先ずは「天丼(穴子+掻き揚げ)」拵んとす。天丼の天つゆを厭うものなれば、天婦羅に自家製山椒出汁醤油垂らすのみ、然れどこの方が衣のサクサク感も損なわれず、勝つ山椒芳しくして、大いに美味なり。
キビナゴも纏めて天婦羅とすれば、
斯くして「天丼(穴子+掻き揚げ)+キビナゴ天婦羅+玉葱と玉子の味噌汁」堪能せり。