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Channel: 大ぼら一代番外地
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Bandcampにて「Weekly Kawabata」未発表ライヴ4作品を公開せり

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コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧146タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。

 

扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、米音楽配信/販売プラットフォームBandcampが、コロナ狂騒の煽り食らいしミュージシャン達の窮状救うべく、売り上げ100%還元下さる恒例「Bandcamp Friday」なれば、このBandcamp Fridayを睨み、未発表ライヴアルバム揃えし次第。タイゲン君とNANI君との超世代トリオEros Errorsに由る過ぐる3月のライヴ「Sky Creator (2021)」を筆頭に、doravideoこと一楽さんとのコラボユニットAcid Mothers Doravideoは、NANI君を迎えてのトリオ編成初ライヴ「Outrageous Badass Harem Night (2021)」、中屋さんと岡野君とのスペースプログレトリオAndromelos2の記念すべきデビューライヴ「Sinking of Space Luxury Liner Gorgophone (2021)」、更には元オックスのオリジナルボーカリスト栗山純とのデュオに由るライヴ「Narcotic Pulsation (2021)」以上、レアな未発表ライヴ4作品を一挙公開せり。

 

 

2021年5月7日@難波 Bearsにて行いしEros Errorsのライヴを完全収録せし「Sky Creator」は、そもそもメンバー3人各々が、同一音源を編集&リミックスし作品制作する手法を旨とするEros Errosに於いて、仮令ライヴ音源ですら作品制作の為の「素材」たれば、本作の如くライヴ録音を其の儘の形にて発表するは初めてなり。御存知の通りEros Errorsとは、結成当初は私とTaigen Kawabeことタイゲン君とのデュオユニットたれど、今年1月にNANI君を迎えトリオと化せば、先達てリリースせしトリオ編成初作品「Eros Errors 2021」は、メンバー各々に由るリミックス集にして、この手法こそが世代も音楽的背景も異なる超世代トリオEros Errorsの真髄なり。

然れど本作は、その「素材」たるライヴ音源を無編集にて公開、然ればライヴバンドとしての側面を、此処に晒させて頂く次第。ライヴ当日の拙ブログに「インダストリアル・ダブ」なんぞと綴りし通り、ダブ処理に由るディレイ効果等さえ、実は生演奏にて再現、私の世代に於いては、当時リアルタイムにて体験せし所謂ポストパンクの影響なんぞ滲み出しか。

タイゲン君がTwitterに投稿されし一節が秀逸なれば、此処に拝借無断転載させて頂かん。悪しからず。

「録音作品はライブ録音をメンバー自らがRemixするプロジェクトなれど、今回はその心臓部のリズムやパルスの真髄たるライブ録音を初リリース!」

 

 

doravideoこと一楽さんとのコラボユニットAcid Mothers Doravideo、ドラマーにNANI君を迎えてのトリオ編成にて、過ぐる3月8日に行いしAcid Mothers Doravideo@難波 Bears「極悪オヤジのハーレムナイト」のライヴ音源を「Outrageous Badass Harem Night」としてリリースせり。ライヴの現場に於いては、轟音演奏に加え一楽さんの殺人レーザー大乱射あれど、録音作品の場合、レーザーたる視覚効果が介在せねば、改めて演奏耳を傾けて頂き得るか。ステージ上に於いては、極悪オヤジ2人たる私と一楽さんが、単に轟音垂れ流し乍ら、ほたえ捲るばかりかに映らんと思われれど、実は真面目に演奏せしたるを此処に実証せんとす。どうにもこの手の所謂「前衛音楽」に関せば、辛気臭く陰気に真面目風に演奏せねば「音楽をナメてる」なんぞと、矢鱈「形而上学」なんぞたる語彙振り回される輩共より、不毛に非難される風潮あれど、アホか云うねん。「前衛」即ち大多数が理解し得ぬ先鋭性孕めばこそ、妙な値打ちぶち壊し、不毛に高からんとする敷居下げるべく、御陽気に楽し気に演奏せんとする次第。

ネットモラル遵守せんとされるアメブロなれば、ジャケットに自主規制施させて頂く次第、悪しからず。

 

 

中屋さんと岡野君とに由るスペースプログレトリオAndromelos2の記念すべきデビューライヴ音源を「Sinking of Space Luxury Liner Gorgophone」として今回デジタルリリースせり。2009年3月、難波Bearsにて行われしサイケ系イベント「ホワイトサイケカーニバル」にて殿務めしが、Andromelos2のデビューにして、全編インプロにて怒涛の大暴走を以て駆け抜ければ、正に疾走系スペースロック、我々世代が愛聴せし旧き良きロックへの憧憬が、バトルロイヤル的混沌を介し、衝動的に具現化せしか。

「祝え!偉大なるロック歴々の力を受け継ぎ、時空を超え、衝動と反骨を知ろし食す宇宙の極悪オヤジ衆。その名もAndromelos2。正に生誕の瞬間である!」

 

 

グループサウンズ「オックス」オリジナルボーカリスト栗山純こと純さんとの付き合いは、今や奈良は明日香の深山に転居すれば、名古屋は円頓寺商店街にて純さんが営む「Rock Bar Terrazzo」へ赴くも侭ならず、随分御無沙汰なれど、既に大凡30年に及ぶものなり。

純さんとの共演は、2006年12月に行われし「第5回 Acid Mothers Temple祭」が初たりしや否や、既に記憶も朧げなれど、以来幾度か共演の機会あれば、本作「Narcotic Pulsation」は、2009年に名古屋得三にて行われしデュオライヴ音源を収録せり。然りとて実は、このライヴに関する記憶皆無にして、そもそも私の記憶回路は、ガキの頃より親父の教育方針「3日より前の事は全て忘れろ。過去を振り返っても無意味だ。それよりも今と未来を見よ。」の悪影響にて、長きに渡る記憶抹消努力の果て、記憶維持が極端に困難と化せば、況して脳細胞の経年劣化も相俟り、今や過去の記憶を辿るには、当拙ブログこそが「記憶の外付けハードディスク」なればこそ唯一の手掛かり、然れどブログ開始以前の記憶に関せば、最早回収不可とは云わずもがな。
斯くして本作録音時の経緯全く不明なれど、聴く限り、私のソロ演奏を軸に純さんのボーカルが絡む展開かと察せられつつも、妙なブルース擬きにて純さんボーカルを誘わんとせし場面もあり、普段披露せぬ趣きの演奏も交えれば、己れの演奏にも関わらず、なかなか興味深し。

ネットモラル遵守せんとされるアメブロなれば、是亦ジャケットに自主規制施させて頂く次第、悪しからず。

 

 

Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。

 

 

既にリリースも150タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め34作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。

 

 

インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、Bandcamp Friday期間中にデジタルアルバム全6タイトルを纏めてダウンロード購入頂く場合、30%offになる次第。是非にこちらもチェック頂きたし。

 

 

Bandcampアプリ入手はこちらから。
 

 


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