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Channel: 大ぼら一代番外地
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AMT公式Bandcampにてレアライヴやリミックス含む4作品リリースせり

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コロナ狂騒の煽り受け困窮する世のミュージシャン達を憂い、Bandcamp側が売り上げを100%ミュージシャン側へ還元下さる太っ腹この上なき「Bandcamp Friday」再び到来、今月のAcid Mothers Temple公式Bandcampページは、今月にて既に20年目迎えんとするアメリカ同時多発テロ前夜に、ChicagoのFM局WNURにて生放送されしスタジオライヴ音源「The Night Before The Sky Fell In America Sept 10, 2001 (2004)」を筆頭に、2007年に行いし新女性ボーカリスト北川ハヲを擁しての唯一の海外遠征たる北米ツアーより、米Charlotteville公演を完全収録せし「The Dark Side Of The Monk (2021)」、2009年夏に行われし盟友Kinskiとの国内ツアーより、名古屋公演を完全収録せし「Blues For Alleluia (2021)」、更には先月に続き、先の「アシッドマザーズオリンピック 2021」スタンプラリー景品CDRとして製作せし、AMT宗家メンバー各々に由るリミックス集「Remixtasy - Pink Lady Lemonade (2021)」以上4作品をデジタルリリースせり。

 

 

既にあのアメリカ同時多発テロ事件より、今月11日を以て20年が経過せんとす。当時我々AMT宗家は全米ツアー真っ只中にして、ツアー直後に綴りし駄文が、AMT公式ウェブサイト内「人声天語」にあれば、当時の様子に興味抱かれる御仁はこちらよりチェックされたし。

改めて当時の駄文読み返せば、同時多発テロ前日たる9月10日は、Los Angelesより東君共々飛行機に乗り遅れる失策こそあれ、Chicagoへ到着するや、午後はReckless Recordsにてインストアライヴ、夜はFM局WNURにてスタジオライヴ生放送と、ダブルヘッダーたりしを思い出せり。而してその夜に行いしFM局WNURにて演奏は、2004年にアルゼンチンMandarinas Recordsより限定CDRにてリリースされれば、

 

 

然れば本作「The Night Before The Sky Fell In America Sept 10, 2001」は、今回ジャケットデザインも刷新しデジタル復刻されし代物。因みに海外に於いては、FM局にてのスタジオライヴ数多行えど、スタジオ内に用意される機材とは、当然爆音仕様にあらざれば、常々逆境窮状に際しては、逆にその状況を楽しむべく、通常のライヴとは全く異なるアプローチにて演奏せんとする我々AMT宗家、然ればこの夜も同様にして「Pink Lady Lemlonade」1曲を根幹としての即興演奏を展開せり。

 

 

因みに同日午後に行われしインストアライヴ@Reckless Recordsも、今やChicago地下音楽界重鎮にして、ミュージシャンPlastic Crimewaveとしてのみならず、サイケ専門誌「Galactic Zoo Dossier」執筆編集発行、更にはイラストレーターやDJとして等、八面六臂な活躍見せることSteve Krakowが主宰されるGalactic Zoo Diskより限定LP(後日CD復刻もあり)にてリリースされし。因みにこちらもインストアライヴなる特殊状況下なれば、通常セットとは異なり「La Novia」1曲を根幹とする即興演奏を披露せり。

 

 

北摂テクノシーンなんぞが注目集めしは、80年代半ばから90年代初頭たりしか、その中心的バンドのひとつ「Biscket Holic」女性ボーカリストたりし北川ハヲさん(旧姓 今尾ハヲ)と某所にて偶然再会、奇しくもCotton脱退後、求めて止まぬは女性ボーカリストたれば、是ぞ正に神の思し召しかと、ハヲさんをAMT宗家ボーカリストに迎えしは、2006年暮れたりしか。当時開催されし「第5回 Acid Mothers Temple祭」@名古屋 得三に、加入前夜のハヲさんが、Mani Neumeierことマニさんや、元オックスの栗山純さんと共にゲスト参加下されば、私の朧げな記憶も辛うじて繋がる次第。

彼女を新ボーカリストに迎え、津山さんと2人して入魂にて製作せしAMT宗家新譜「南無妙法蓮華経」携え、北米ツアーへ出撃すれば、Charlotteville公演を完全収録せしが、本作「The Dark Side Of The Monk」なり。ハヲさんがAMT宗家に在籍せしは、2007年初頭からこの北米ツアー終了までの半年間のみにして、行いしライヴも私が主催せし「Trad, Gras och Stenar vs Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O. Japan Tour 2007全4公演と、この「Crystal Rainbow Pyramid Tour in US & Canada 2007」全25公演、計29公演のみなれば、残されしライヴ録音も稀にして、本作は当時の演奏を知る貴重な音源資料とも云い得るかな。新譜「南無妙法蓮華経」が入魂たればこそ、ライヴに於いても毎日演奏すれど、結局2007年の1年間しか演奏せねば、ライヴバージョンを耳にし得るも珍しからん。

 

 

因みにこの「南無妙法蓮華経」先達て英Space Age Recordingsより2枚組LPにて復刻されれど、一切の宗教云々は無縁にして、実はカナダのブラスロックバンドLighthouseNam Myoho Renge' Kyo」のカヴァーたれば、呉々も誤解なきよう。然れど御陰様にて、世界各地のライヴ会場へ某宗教団体信者の方々が押し寄せては、御礼の言葉賜るなんぞと、今更貴公方の勘違いとも云い出せず、苦笑いを以て御迎えさせて頂きし次第、悪しからず。

 

 

ハヲさん脱退後は、再びオヤジ4人衆へと戻れば、極悪ぶりも愈々頂点へ至らんとす。2009年秋、盟友Kinskiの来日に際し「Kinski vs Acid Mothers Temple Japan Tour 2009」として共にツアー行えば、名古屋公演@得三を完全収録せしが「Blues For Alleluia」なり。当時はセットの半分が即興にて構成されれば、そもそもセットリストなんぞ皆無どころか、ステージ上にて突如新たなリフが始まり曲が展開なんぞ当然、然れば一夜限りにて消え行く曲も数知れず、然れば本作も亦然り。全く記憶あらざる楽曲連なり、更には今以てライヴに於けるスタンダード「Pink Lady Lemlonade」「Cometary Orbital Drive」「Dark Stars In The Duzziling Sky (aka. Dark Star Blues)」等も、現在とは全く異なるアレンジにして、大いに興味深き内容なるかな。演奏せし記憶さえあらざれど「Highway Star Blues」なんぞ、正に津山ワールド爆裂、ロック番長は永遠に不滅なり。

 

 

斯くも懐かしき過去ライヴ音源3種並べば、最後の1枚は、AMT宗家現在のラインナップに由るリミックスアルバムなり。

前回デジタルリリースせし「Remixtasy - Cometary Orbital Drive」に続く、AMT宗家メンバー各々に由るリミックス集第2弾「Remixtasy - Pink Lady Lemonade」も、先達ての「アシッドマザーズオリンピック 2021」に際してのスタンプラリー「銀メダル賞」の賞品として供されしCDRと同内容なり。これはメンバー5人各々が、AMT五輪記念CDたるライヴアルバム「Love The Bomb From Uranus」収録の「Disco Pink Lady Lemonade ~ Flying Teapot ~ Pink Lady Lemonade Coda」をリミックスせし代物にして、メンバー各々の音楽的センスや背景のみならず、キャラまで見事に反映される、強烈なトラック揃いなれば、是非にチェック頂きたし。 

 

 

私個人名義のBandcampページも、現在150タイトルを公開中なれば、こちらも併せて御贔屓にして頂きたし。

 

 

然りとてBandcampページ上にては、リストがリリース順に並ぶ次第にして、既にリリースも150タイトルに至れば、別途構えるリストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。

 

 

インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、Bandcamp Friday期間中にデジタルアルバム全6タイトルを纏めてダウンロード購入頂く場合、30%offになる次第。是非にこちらもチェック頂きたし。

 

 

Bandcampアプリ入手はこちらから。
 


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