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Channel: 大ぼら一代番外地
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葉月隠遁呆け続けて候 其ノ九

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海外遠征に明け暮れしも今は昔、深山にての隠遁暮らしも板に付けば、田舎暮らしジジイらしくメガ早寝早起き、今朝も目覚めれば、未だ空に月が輝く午前2時過ぎ。

 

 

長雨続きにて、最後に快晴たりしがいつかも思い出せぬ有様、今朝も曇り空の下、日課たる早朝山道入隊へ出撃、

 

 

定点観測。

 

 

道すがら奇妙なキノコ発見せり。

 

 

70分余の入隊完了すれば、立ち籠めし雲も去り、御来光拝み得、清々しきかな。

 

 

久々なる快晴の予感、漸く境内の百日紅を青空背景に拝み得るか。

 

 

郵便受けナナフシ発見、

 

 

私に見付かりしと急遽動作停止し擬態、然りとて郵便受けに枝とは、どない考えてもおかしいやろ、全く擬態機能せずとは、本人御気付きにならぬ様子か。

 

 

昨日仕込みし「小鯵マリネ」召喚、

 

 

斯くして「小鯵マリネ+稚鮎山椒甘露煮+玉子焼+和布蕪納豆+味付海苔+蟹蒲味噌汁+ごはん」食せり。

 

 

遂に今夏初、百日紅を青空背景に拝み得し。

 

 

久々の大快晴なれば、布団干すべし。

 

 

夕日眺めつつ定点観測。

 

 

「素麺」食らわんとす。自家製麺つゆ、薬味は茗荷と青唐辛子、具材は胡瓜、ハム、錦糸玉子ならぬ細切り玉子焼。

 

 

週末の御楽しみ晩酌に興じんとするや、回転円卓召喚。

 

 

ピーマンが旬なれば「ピーマン肉詰め」添えるは四川風麻辣ダレ、

 

 

こちらも夏の風物詩「鱧天」

 

 

「鰤刺身」

 

 

辛味と酸味が芳しき「台湾酢豚」台湾と称せど飽くまでも名古屋の銘店「台湾料理の味仙」が供される逸品にして、凡そ本場台湾に斯様な料理あるとは思えぬ次第。

 

 

「自家製鯖きずし」

 

 

夏の定番「ゴーヤー天 塩昆布和え」

 

 

更には「稚鮎山椒甘露煮」是等をアテに、奈良の銘酒堪能せんとす。

 

 

ヤブキリと思しきが、皿に飛来するや「ピーマン肉詰」に添えし四川風麻辣ダレの残りを舐め始めし始末、花椒や唐辛子が芳しき一品なれば、虫なれど果たしてその刺激に魅了されしか。

 

 

更には奈良の銘酒も堪能せんとする有様、前世の記憶に由来せしか。

 

 

「素麺」食らわんとすれば、

 

 

具材は、ハム、胡瓜、茗荷、細切り玉子焼、

 

 

更に晩酌アテ残党たる「ゴーヤー天塩昆布和え+鱧天」

 

 

諸子の南蛮漬なんぞ仕込まんとすれど、うっかり間違え衣を天婦羅とすれば、仕方なく其の儘「諸子天婦羅」として食らうべし。

 

 

斯くもコロナ狂騒盛り上がる渦中なれど、来客予定あれば料理仕込むべく、茄子の下拵えなんぞに興じし。チンマシーンへぶち込み電子レンジにて蒸し上げし茄子に切り目入れ、胡麻油+ポン酢+おろし生姜+おろし大蒜+唐辛子なる漬け汁に沈め冷蔵せん。

 

 

心地良き大快晴なれど、下界とは異なり気温26度、涼風も吹けば快適至極にして、短き深山の夏を堪能せんとす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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