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Channel: 大ぼら一代番外地
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アシッドマザーズ・ドラ☆美保 @茶屋町 NOON + CAFE

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個人的には4週間ぶりなるライヴ、アシッドマザーズ・ドラ☆美保@茶屋町 NOON + CAFEの為に下山、大阪アジト経由にて、会場たるNOON + CAFEへ到着せり。因みに今宵は、昨日誕生日迎えられし美保ちゃん居られれば「若林美保生誕祭 ドラ☆美保西日本ツアー2021」千秋楽なりけり。

 

 

手早くサウンドチェック完了。一楽さんのモジュラーセット、この重量にて腰痛再発されしと伺えば、加齢と共に懸念されるは、機材の小型化軽量化に他ならず、私も最近は心なしかギターが重く感じられる有様。

 

 

本日用意せし私の物販、フィジカルリリース作品は一切持参せず、デジタルリリースたるBandcampページへの御案内に留まりし。

 

 

一楽さん、坂口さんと、界隈のチェーン天婦羅屋へ繰り出せば「天ざるセット」なんぞ所望せり。コロナ狂騒勃発以来、外食や外飲みの機会激減どころかほぼ皆無なれば、久々に「他人が拵える料理」食せり。最近セルフ天婦羅修行中の身なれば、ついぞ己れの其れと比較せんとするも当然、些か揚がり過ぎかと思えども、斯くもクランチな食感が今風人気やも知れず、飽くまでも個人的感想なれば、悪しからず。

 

 

今宵、先方務めて下さりしは、新鋭女性ノイジシャンBRAINCORE PKにして、電子音のみならずヴォイスも駆使されれば、後半には抒情的キーボードプレイも飛び出し、或る意味ノイズプログレとでも呼ぶべきか。今回初見なれば、亦今後の展開にも大いに注目せんと思う次第。

 

 

 

次鋒務めて下さりしはSakaguchi Masayoshi + Juri Suzueなる、個人的に大いに注目する女性電子音楽化Juri Suzue女史と、個人的モジュラーの師たるSakaguchi Masayoshiこと坂口さんに因るデュオ。阿吽の間が醸し出す緊張感、重低音に導かれる陶酔感は、流石としか云い様なし。30分のセットが短か過ぎに感じれば、時間無制限一本勝負なんぞ観戦したきかな。

 

 

 

 

 

殿務めさせて頂きし我々アシッドマザーズ・ドラ☆美保、当初の予定はドラ☆美保にて30分、私が加わりトリオにて30分たれど、サウンドチェック時に、一楽さんより、トリオにて60分のセットへ変更と伺えば、60分ノンストップ轟音セットと相成りし次第。
一楽さんの新兵器たるエレドラパッドの如きが、矢張り元来ドラマーとして活躍されし一楽さんなれば、以前にも増して音楽的極悪度を増幅、況して公式Yourubeチャンネルにて公開されし新曲のプログレぶりも相俟れば、自ずからこちらも久しく封印せしフ*ップ奏法も解禁、地獄の轟音ノイズプログレ化すれども、我々を従えるかの如くパフォーマン披露される美保ちゃん、正に動く彫刻かと見紛う完成されし美しさに、屡々目を奪われれば、公式Facebookにて練習風景の動画公開されしを目にする度、毎回そのプロ根性に感銘受けるばかりなれど、日々その芸や技に磨き掛けるべく鍛錬惜しまれねばこそ、到達果たされし境地かな。

ライヴ写真ネット上にて拾遺し得れば、ここに無断借用転載させて頂く次第、悪しからず。

 

 

 

終演直後、ステージにて記念撮影之圖。

 

 

 

今宵、アシッドマザーズ・ドラ☆美保@NOON + CAFEへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

而して自転車にて大阪アジトへ帰還せんとす。

 

 

最近、個人的に注目する新鋭電子音楽家やノイジシャンは、何故か女性が多ければ、今宵出演されし御二人も亦然り。特にJuri Suzue女史は、昨秋リリースされしCD「ROTTEN MISO」愛聴させて頂く次第。いやはや斯様な実験音楽の現場に於いても、女性の台頭目覚ましく、今後も大いに注目せんとす。

 

 

 

 

 

 

 


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