月が変わり、今年も早10月迎えれば、1日は今月唯一のライヴ河端一 solo@西心斎橋 火影「NANIWA AMBIENT」故に下山、大阪アジトへ。御留守居役たる出目金十兵衛の体色変化再び、ホンマ黒か赤黒斑かどっちやねん。
久々のライヴへ挑むべく腹拵えせんと「オムライス」拵え掻き込みし。
ライヴ当日は、Bandcamp Fridayの準備にて徹夜にて迎え、更に1日に食せしは結局「オムライス」のみにて随分空腹たりし上、久々の外酒にハメ外し過ぎしか、況して久しき隠遁生活にて酒量減れば、思いの外弱くなりし己れを自覚せざりしか、朝帰りせし後、珍しく猛烈な二日酔い襲来、ほぼ1日完全廃人状態にて機能停止。
夕方漸く動ける程に復活するや、明日香の深山へ帰還せり。
帰還すれば、此処は迎え酒にて応戦せんと回転円卓召喚。
旬の秋刀魚、刺身用と宣われしを贖えば、これを捌き三枚下ろしに処し「秋刀魚刺身」とするや、
愈々シーズン終了迎えんとする鱧を以て「鱧ちり」
山芋とろろを冷蔵庫にて冷やし置き、これを揚げ油へぶち込むや、外側が固まらんとする刹那、引き揚げれば、中身はとろろ状態なる逸品「山芋とろろ天」こと其の見て呉れより「人魂天」と、序でに拵えし「牛蒡素揚げ」
作り置きせし「茄子の阿蘭陀煮擬き」
「水茄子刺身」
「ピーマン肉詰め ヨーグルトソース添え」
而して「天婦羅盛り合わせ(海老、茄子、南瓜、椎茸、オクラ、茗荷、大葉)」等を以て、迎え酒呷るや、悲しき性かな完全復活迎えし。
流石に「天婦羅」食い切れねば、翌朝にリサイクルクッキング「天丼」とせり。「油揚げとワカメの味噌汁」添えるや「天丼セット」堪能せり。
境内に植えられしゴーヤー、今年も昨年同様9月に入り漸く結実し始めるスロースターターぶり、然れど既に今季最後の収穫と相成らん。
ゴーヤーの葉の上にて、透明の蜘蛛発見せり。透明とは最強の擬態ぶりかな。
流石に連日の深酒にて早朝山道入隊叶わねば、のんびり山道散歩に興じんとす。定点観測。
至る所に木通が実れば、路上に大量落下中。落下せしは野生動物が食い尽くし、その残骸夥き有様。中学生の頃、登下校の道中に、路傍に実る木通や柿を食らいしも、いと懐かしきかな。
昼酌に興じんと回転円卓召喚せり。
パッタイの素をベースに拵えし「タイ風チキンソテー」
「在り合わせ野菜の香草バターソテー」
収穫せし超ミニサイズのゴーヤーを以て「ゴーヤー肉詰め」と、オクラにモッツァレーラ施し電子レンジにて加熱調理施せし「オクラチーズ」
定番「ピーマン肉詰め」と、トルコ式つくねたるキョフテのアレンジクッキング「キョフテ椎茸」
刺身用秋刀魚捌けば、ワインに合わせるべく洋風アレンジ、ハーブと檸檬添えれば「洋風秋刀魚刺身と骨煎餅」
定番「有頭海老刺身 アリオリソース添え」
「ムール貝の酒蒸し」
御近所さんより御裾分け頂きし絶品トマトと、境内に繁殖中なるバジルを以て「トマトスライス バジル添え」
是等をアテに、ワインなんぞ調子良く呷る優雅な昼下がり、而して昼酒の回りっぷり強烈なれば、案の定轟沈せり。正に小原庄助さん気分にて自堕落の極み。
鯖を捌けば、亦しても「きずし」仕込みし。板昆布あらざれば、せめてととろろ昆布にて代用、悪しからず。
その「きずし」を以て「鯖寿司」再び。前回の反省の下、今回はスタンダードなレシピに添い拵えし次第。
余りし酢飯をリサイクルすべく、蟹蒲、細切り玉子焼、胡瓜、唐辛子、塩昆布をぶち込み攪拌、斯くして「バラ寿司」拵えし。
「鱧ちり」残党召喚、リサイクルクッキング「鱧のお吸い物」も添えれば、
更に「納豆」も添え、斯くして「バラ寿司御膳」堪能せり。
新月迫れば、最早爪の如き下弦の月仰ぎつつ、いざ日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。
定点観測撮影、見事に失敗之圖。悪しからず。
山道中腹より、朝焼けに染まる奈良盆地臨みし。
境内のゴーヤー、未だ続々と花咲かせる様なれど、これ以上結実の兆しなく、何とも空しきかな。
合挽ミンチを以て「メンチカツ」人生初挑戦、そもそもこれ迄の半世紀以上に及ぶ人生に於いて、所謂「メンチカツ」食らいしは、両手の指にて数え得るかと思う程に縁薄く、然れば今回の試みも全く以て単なる気紛れ、合挽ミンチを一気に銷却し得るレシピをと思えばこそ。
揚げ序でに「洋風野菜掻き揚げ」も拵え、その傍らにて「目玉焼」まで焼けば、千切りキャベツ添え盛り合わせ、
先達て捌きし鯖アラを以て出汁を取り、アラから丁寧に身を解せば、油揚げ、蟹蒲、葱を以て「鯖出汁味噌汁」なんぞも拵え、
斯くして「メンチカツ定食」堪能せり。
人生初「メンチカツ」の出来栄えは、自画自賛にて恐縮なれど、今まで食せし「メンチカツ」に対し、完全勝利収める素晴らしき出来栄え、余りの美味さに、これを機に「メンチカツ」もレギュラー入り果たさん。
先達て仕込みし「鯖寿司」召喚、
「南瓜とオクラと人参の味噌汁」拵えれば、
「水茄子刺身」も添え、
更には「納豆」も添え、斯くして「鯖寿司御膳」堪能せり。
前回の反省を下に、王道レシピを踏襲、更に前回の反省に由り酢飯の量減らせば、そのバランス芳しくして、堪らぬ程に美味なり。