doravideoこと一楽さんの国内ツアー大阪公演「GIGANOISE大阪」に招聘頂けば、
今回はNANI君と、デュオユニットとして活動するヒューマンシャワーでもNANI∞GURUでもあらざる、歴とせしデュオ砂十島NANI × 河端一として招聘頂きし次第。
斯くして大阪アジトより自転車にて出動、斯くして会場たるNOON + CAFEへ到着せり。
一楽さんとNANI君歓談中之圖。
サウンドチェックも早々に済ませるや、NANI君と前打ち上げに興じと、果たして前打ち上げにて居酒屋へ赴くなんぞいつ以来か、然れば嘗て御贔屓にさせて頂きし「西成二代目にしかわや」へ。「きずし」「勘八刺身」なんぞアテに熱燗呷りつつ、久々の再会たるNANI君と歓談せり。
先鋒務められしBRAINSCORE PKと次鋒務められしAcidclank(Solo)見逃せば、写真あらずして、悪しからず。
3番手に登場されしMasayoshi Sakaguchiさん、以前にも増して凶暴度上がりしか、いやはや兇悪極まりなし。
4番手に登場されしJuri Suzue女史、こちらも先の阪口さんに負けず劣らず極悪危険音響、松本清張著「砂の器」に於ける電子音殺人の件りさえ想起せり。
而して我々砂十島NANI × 河端一出番と相成りし。如何せん今宵アンプやドラムセットなんぞ使用するは我々のみ、肉体を駆使する前時代的機材にて、いざ人力凶悪音響を大放射せんとす。当初は、NANI君が仕込みしサンプリングをベースに、私もギターのみならずシンセも駆使すれば、人力ノイズテクノなんぞ展開せんと目論めど、サウンドチェック時に、生楽器の音がデカ過ぎにてモニター不可たる事実発覚、然れば結局毎度御馴染み「出たとこ勝負」と相成りし顛末なり。斯くして轟音にて40分弱全力疾走、行き切れば幕。
ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂きし次第、悪しからず。
殿務められしはdoravideoこと一楽さん、果てしなき進化辿られれば、今回はプログレッシヴ・デジタル・ハード・コラージュ・ノイズ・コアと銘打たれし新ジャンルにて挑まれれど、一楽さんの音楽の根底には、仮令最新テクノロジーを駆使されれど、何処かに「ロックのえげつなさ」潜めば、自ずから血湧き肉躍る様なるかな。
今宵、砂十島NANI × 河端一@Noon + Cafe「GIGANOISE 大阪」へ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。
大阪アジトへの帰り掛けの駄賃にて、我等が桃源郷ムジカジャポニカへ。日本酒呷りつつ、せいちゃんが拵える珠玉の突き出し頂戴するや、これが激烈美味超絶品至極にして、いきなり一発昇天級なれば、ついぞ腰据えて飲まんとす。
月刊かえる発行される倉本高弘氏が、Youtubeへライヴ動画公開下されば、是非に御覧頂きたし。
因みにこの夜のライヴの模様は、デジタルライヴアルバム「Zero Degree Flames」として、Bandcampにても公開すれば、こちらもチェック頂きたし。