2020年春以来、コロナ狂騒の煽り食らい、2年連続海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」も、毎週2作品ずつアップせんと宣言すれば何とか有言実行、此処まで新旧190タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。愈々大台200タイトル達成目前、節目としての新企画も検討中なれど、先週は此処に来て均かのアップ叶わず、何やら暗雲漂う兆しも伺えんと憂慮しつつも、今週から性根入れ替え再開せんとす。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、コロナ狂騒勃発前夜たりし2020年2月に敢行せし「スケベ椅子 vs ヒューマンシャワー 『DEATH TECHNO DEATH』CD発売記念ツアー」を睨みリリースせし限定CDRを復刻、ヒューマンシャワーに由る2018年@高知Chaotic Noiseにてのライヴ音源「Live Dearth Techno Death (2020)」と、doravideoこと一楽さんとのデュオAcid Mothers Doravideoに由る、一楽さんドラムとの最後のコラボとなりし2010年@神戸Helluva Loungeにての未発表ライヴ音源「Solar and Horror」、以上計2作品を一挙公開せり。
NANI君との無次元アートユニットヒューマンシャワーは、2008年@ムジカジャポニカに於けるデビューライヴ以来、基本的にはギターとドラムに由る即興演奏に、即興に由るボーカルのみならず「MCの如きも実はMCにあらず、曲の一部なり」即ち即興寸劇漫才の如きさえ展開すれば、その初期衝動の勢いの儘、何と12年間も突っ走れど、流石に干支もひと回りすれば、我々も「新たなフェーズ」目指し、フォームチェンジ図らんと、この2018年2月@高知Chaotic Noiseに於けるライヴ辺りより、シンセサイザーやサンプラーを導入せり。2020年7月、第1回目の緊急事態宣言解除直後、営業再開されし難波Bearsにて行いしワンマンライヴを以て、我々は遂に「新たねフェーズ」へ突入、所謂「第2章」の扉開けば、その時の模様はYoutubeにて公開せし故、是非に御覧頂きたし。
新たなフォームへチェンジ叶いしヒューマンシャワー、再度の緊急事態宣言発令にて、昨年は1月から3月に延期され乍らも、無事行われし年中行事「鏡割りライヴ」@梅田ムジカジャポニカは、更に進化すべくアバターを駆使しての超未来型ライヴさえ実現、是亦完全版をYoutubeにて公開すれば、是非御覧頂きたし。
斯くも新たなフェーズへとフォームチェンジ果たせしヒューマンシャワーなれど、その正に過渡期の貴重なライヴ記録こそが、2018年2月@高知Chaotic Noiseに於けるライヴ完全収録せし本作「Live Dearth Techno Death」なり。即興に由る意味不明寸劇漫才交えてのカオスな演奏、シンセやサンプラー駆使しての「テクノぶりっ子」も御愛嬌。
先述の通りオリジナルリリースは、コロナ狂騒勃発前夜たりし2020年2月に敢行せし「スケベ椅子 vs ヒューマンシャワー 『DEATH TECHNO DEATH』CD発売記念ツアー」を睨みリリースせし限定CDRにして、
今回のBandcampに於けるデジタル復刻に際し、ジャケット刷新させて頂きし次第、悪しからず。
而してそのヒューマンシャワー、今年の「鏡割りライヴ」@梅田ムジカジャポニカは、来たる1月23日(日)なり。詳細やチケット予約はこちらから。
今やモジュラーシンセ界の首領(ドン)の如きdoravideoこと一楽さんなれど、ドラびでおと名乗られし当初の、未だドラムセットを以て映像をコントロールされし最初期、その当時既に、私との合体ユニットとしてのAcid Mothers Doravideo活動開始されれば、後日深刻な腰痛を以てドラマー引退されし一楽さんなれど、その一楽さんのドラム演奏との最後のセッションたる、2010年@神戸Helluva Loungeに於けるライヴ完全収録せしが、本作「Solar and Horror」なり。
全曲完全即興たりしとは云わずもがな。一楽さんは、当時ドラムのみならず、ドラムセットに由りコントロールされし映像に伴う音楽も繰り出されれば、正にドラムとサンプラーを同時演奏されるが如しと理解されたし。私はエレキギター1本勝負なれど、リングモジュレーターやハーモナイザーにて大いに変調すれば、こちらも所謂エレキギター然とせし音色とは、一線を画さんとせし次第。一楽さん特有の超メガトン級重戦車猛進グルーヴ爆裂、いと惜しむらくとも、嗚呼、懐かしきかな。
因みにこのAcid Mothers Doravideoは、一楽さんがドラマー引退されし後、演奏の方法論変化変遷されれど、現在まで継続中なり。最新ライヴ音源は、Acid Mothers Dora★Miho名義に由る「Solid Sate of Emergency Surviver」なれば、興味抱かれし御仁は、是非にチェック頂きたし。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも190タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め45作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple」Bandcampアルバムリストも新設、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、Bandcamp Friday期間中にデジタルアルバム全6タイトルを纏めてダウンロード購入頂く場合、30%offになる次第。是非にこちらもチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。