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Channel: 大ぼら一代番外地
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柚子胡椒仕込むや、明日香村産唐辛子オイルとの初継投に挑まん

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毎度乍ら更新遅延し捲る、所謂隠遁独身五十路オヤジ自炊備忘録なれど、こればかりはどないもならねば、況して写真眺むれど果たして何の料理か記憶朧げと化す昨今、記憶消滅が早いか、執筆投稿が早いか、正に余談許さぬ状況なり。


今年初買いの勢い其の儘にて、大阪アジトより明日香の深山への帰路にて、帰り掛けの駄賃とばかり「BOOKOFF SUPER BAZAAR 25号八尾永畑店」急襲、案の定散財せりとは云わずもがな。

 

 

山芋摺り下ろし、ふわとろ仕上げ「お好み焼 豚玉」を、鉄板にて焼き上げれば、嘗て御贔屓にさせて頂きし「美舟」宜しく、ザクザクキャベツの食感とのコントラスト芳しくして、大いに堪能せり。

 

 

先達ては「ドネル擬き」を、欧州のケバブ屋にて見掛けしワンプレートに倣い、ピタやトルティーヤに代わり、簡易ピラフなんぞ炊き上げ、サラダ共々添えれば、ヨーグルトソースこそ欠けど、是にて懐かしき味わい「ドネル擬きプレート」堪能せり。

 

 

雪散らつく中、日課たる早朝山道入隊へ出撃、

 

 

定点観測。

 

 

山道中腹の展望地より、奈良盆地臨む之圖。往路は未だ見渡せ得れど、

 

 

折り返せし後の復路にては、中腹に於いても雪降り始るや、雲に覆われ視界遮られし。

 

 

70分余の早朝山道入隊より、山寺界隈へ帰還するや、雪も積もり始めし。

 

 

然りとて近年は、然したる積雪に見舞われず、嘗ての如く大雪にて閉じ込められ、下界への唯一の山道が塞がれる窮状もあらざる次第。

 

 

斯くも極寒の日は鍋に限ると、鉄鍋底に出汁昆布敷き、其処へもやし、牛蒡天、白菜、正月に興じし「豚大根鍋」残党等ぶち込み、

 

 

酒注入、白菜にて覆うや、火鍋の素こと麻辣湯火鍋底料と香辣醤投下、

 

 

面倒なれば取り敢えずストーブへON!

 

 

主菜たる豚切り落としと鱈召喚、

 

 

鱈もぶち込み更に煮れば、

 

 

仕上げに水菜投下、

 

 

斯くして朝鍋たる「四川風鱈火鍋&豚しゃぶ 二つ巴鍋」完成、豚しゃぶ用に 「自家製唐辛子オイル」召喚、所謂史上最強の万能辛味調味料「タケシオイル」亜流にして、そもそもはハバネロにて仕込めども、一昨年は海外遠征予定全滅にてハバネロ大量入手も叶わねば、明日香村産生唐辛子にて拵えし次第。勿論ハザードレベルは初心者級なれど、充分に熟成すれば大いに美味に仕上がりし。

 

 

その「自家製唐辛子オイル」惜し気なく投下、これにて食らう豚肉や大根、白菜、激烈に美味と知れ。

 

 

更には四川風火鍋的な味付け施されし鱈なれど、其処へも「自家製唐辛子オイル」投下、辛味のみならぬ美味さ滲めば、大いに堪能せり。

 

 

雪散らつく中、日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。

 

 

 

定点観測。

 

 

牛蒡、人参、葱、豚切り落とし、生姜を胡麻油にて軽く炒めるや、

 

 

更に油揚げや、チンマシーンんにて加熱済みな里芋等も加え、昆布出汁共々注水、ヤマサ昆布つゆもぶち込み、仕上げに酒粕投下、然れば「粕汁」完成せり。

 

 

上品な味わい、いとをかし。

 

 

自然薯を擦り下ろさんとすれば、

 

 

自然薯とろろ汁に、納豆と刻みオクラ、生玉子も投下、

 

 

豪快に攪拌刻み海苔投下すれば、是にて「ネバネバトリニティー」完成せり。

 

 

独活、人参、油揚げ、青唐辛子、赤唐辛子、実山椒、生姜を以て「独活の金平」仕込むや、

 

 

独活の芳しさと食感に、山椒の芳しさ相俟り、堪らぬ一品なるかな。

 

 

大好物「鰊昆布巻」は既製品なれど、粉山椒施し食らえば、大いに堪能得る次第。

 

 

斯くして「ネバネバトリニティー&粕汁定食」堪能せり。

 

 

女性美術家坂本実十里さんより頂戴せし「名古屋コーチン味醂粕漬け」召喚、日頃業務スーパーにて購う激安ブラジル産鶏腿肉しか食し得ぬ私なれば、高級地鶏たる名古屋コーチンなんぞ食らうは、嘗て名古屋の某CDレンタル屋店長務めし当時、未だバブル末期たれば、青年実業家気取りの社長の行き付けたりし名古屋コーチン専門店にて、時折馳走頂きし以来か。然ればこの「名古屋コーチン味醂粕漬け」炙る傍らにて「ジャガイモと玉葱入りスクランブルエッグ」なんぞ拵え、キャベツ千切り共々盛り合わせ、

 

 

「独活の金平」と「粕汁」も召喚、

 

 

斯くして「名古屋コーチン味醂粕漬け定食」堪能せり。

 

 

昨年末に高知遠征せし際、Chaotic Noise井上社長夫人より、大量の柚子を頂戴すれば、ぶんぶんチョッパーを以て「自家製柚子胡椒」なんぞ拵えんとす。

 

 

ぶんぶんチョッパーへ柚子皮ぶち込み、

 

 

ぶんぶん興じれば斯くの如し。

 

 

青唐辛子の代わりに、境内にて栽培せしハバネロ最終収穫分を召喚、是亦ぶんぶんチョッパーへぶち込み、

 

 

ぶんぶん興じれば、〆て斯くの如し。

 

 

刻まれし柚子皮とハバネロを、ぶんぶんチョッパーへ再度ぶち込み、其処へ塩も投下するや、ぶんぶんアゲイン。

 

 

これを今度は摺鉢へ移し、最後は擂粉木にて、円やかになるまで擂るばかり。
 

 

斯くして「自家製柚子胡椒」完成せり。然れど斯くも柚子胡椒を添える料理拵え得るや。

 

 

今宵は大いに冷え込めば、此処は刺激的味わい求め、鶏腿肉召喚するや隠し包丁施し、三種の神器(花椒醤+姜葱醤+麻蝦醤)と香辣醤、隠し味にパッタイペースト投下、其処へ葱をON! 藤椒油を垂らし、アルミホイルにて包むや、

 

 

タジン鍋にて8分間加熱調理、

 

 

斯くして見事蒸し上がるや、

 

 

仕上げに自家製「ハバネロ入り花椒油」垂らし、花椒粉投下、斯くしてインプロ似非ニッククッキング「四川風蒸し鶏」完成せり。

 

 

キャベツ、人参、玉葱、胡瓜を刻み、ポン酢+胡麻油にて和えれば「胡麻ポンサラダ」も完成、

 

 

作り置き「独活の金平」と、

 

 

「粕汁」も添えれば、

 

 

斯くして一見食い合わせ微妙なれど「四川風蒸し鶏定食」堪能せり。

 

 

如何せん明日香の深山の冷え込み厳しく、況して築400年を数える山寺は、建造物としての防寒対策皆無なれば、屋内たれど凡そ屋外と大差なく、建具も大概適当なれば、隙間風が吹き荒れる有様にして、鍋料理は大いに重宝する次第。然れば鶏腿肉召喚、笹掻きに処せし牛蒡、輪切りに処せし大根共々、鍋底に出汁昆布敷きし鉄鍋へぶち込みつつも、凡そ備蓄過剰気味な白菜を銷却すべく、此処は鍋半分に牛蒡天共々白菜敷き詰めんとす。豆腐の備蓄切れせば、油揚げにて代用せんとす。ヤマサ昆布つゆと酒注入すれば、アクセントとして火鍋の素こと麻辣湯火鍋底料と香辣醤投下、蓋を閉じ加熱、

 

 

白菜等の水分にて見事に煮上がるや、

 

 

白菜を以て覆い、更に加熱調理、

 

 

斯くしてインプロクッキング「鶏牛蒡ちゃんこ鍋」完成、

 

 

福岡名物「水炊き」にあらねど、此処は鶏腿肉なればと、早速「自家製柚子胡椒」召喚、いざ添えるや芳しさ半端ならず、更にはハバネロ特有の味わいも堪能し得る逸品なるかな。

 

 

然れば大いに堪能すれど、

 

 

矢張り更なる刺激と芳しさを求め、最後は「自家製唐辛子オイル」にて締め括りし。「自家製柚子胡椒」から「自家製唐辛子オイル」への素晴らしき継投、これは今後暫く主流と相成らん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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