Quantcast
Channel: 大ぼら一代番外地
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128

天河弁財天参詣 2022新春

$
0
0

赤貧ドサ廻りミュージシャンを生業とする私なれど、昨年一昨年と2年に渡り、コロナ狂騒の煽り食らい海外遠征予定全滅、駄賃程度の収入さえ絶たれれば、今年は何としても芸にて身を立て得る可く、天川村は天河大弁財天社へ定例参詣せんとす。

 

道すがら、絵馬発祥の神社なる丹生川上神社へ立ち寄れば、

 

 

 

晴天を祈る白馬、雨天を祈る黒馬にも謁見させて頂きし。

 

 

而して天川村は天河大弁財天社へ到着せり。嘗て未だトンネル群あらざりし頃は、連峰に沿う曲がりくねりし山道を辿りて数時間も要せば秘境の名に相応しき様なれど、今やトンネル群を抜ければ天川村、何と明日香の深山より僅か1時間余にして、況して街道には小売店や土産物屋も並べば、私が居を構える明日香の深山の方が、世俗より隔絶するとは云うに及ばず、遥かに強烈なパワースポット然とせし人外魔境にして、仮令パワースポットとしてその名を馳せる天河大弁財天社界隈ですら、随分と俗っぽく感ずるも止む得ぬ次第かな。

昨冬も1月に訪れれば、天候に恵まれ好天、冬の風情漂わす程度の極僅かな残雪ぶりなれど、対して本日は雪散らつく天候にして、年始の残雪も未だ幾らか残る様なり。

 

 

本殿にて五十鈴鳴らさんと思えど、昨年に引き続き、此処も矢張りコロナ狂騒の煽り食らい、鈴紐が斯くなる有様。

 

 

然れば心の中にて五十鈴鳴らし参拝せり。

 

 

天河大弁財天社の御神籤と云えば「古代言霊御託宣」なる、古語にて綴られるのみならず達筆過ぎにて難読至極な代物、然も毎回諫言叱責連なれば、仮令大吉であれ全く以て喜べぬ次第、而して今年も散々窘め戒められれば、その訓戒を有り難く頂戴せし上にて、己れの信ずる儘に我が道を邁進暴走させて頂く可く、恐み恐みも乞祷奉らんと白す。

 

天河大弁財天社を後にするや、毎度御馴染み定番コースたる洞川へ向かわんとすれば、洞川へ向かう峠越え、既に大層な積雪ぶりにして、私の愛車はマニュアルミッション+スタッドレスタイヤ装着なれど、更に4WDも駆動、斯くして何とか洞川へ到着、先ずは天川村営日帰り入浴施設「洞川温泉センター」へ。広大な駐車場には車の姿皆無にして、白き大雪原状態なれば、何と本日休業日とは是如何に。

 

 

然れば毎度御贔屓にさせて頂く食堂「みやそい」へ赴くべく、いざ雪中行軍せんとす。

 

 

「みやそい」到着、

 

 

店頭の狸も雪塗れなり。

 

 

いざ暖簾潜れば、先ずは「猪串カツ」なんぞ堪能、

 

 

而して名物たる絶品「猪肉コロッケ」付き「あまご塩焼定食」堪能せり。

 

 

「味噌汁」御膳に乗り切らねば、別途配膳下さる次第。

 

 

大峯山から発し、熊野川の源流ともなりける山上川も斯くの如し。

 

 

夏季には川魚塩焼きのみならず、大将自家製の絶品アテあれこれに舌鼓乱打させて頂く「亀清」さんも、本日休業の様子なり。

 

 

雪に埋まる洞川温泉郷には、観光客どころか人影もほぼ皆無、雪掻きされる地元の方を見掛けし程度か。

 

 

トトロと思しきが雪の中を仁王立ち之圖。

 

 

本日の洞川は、雪掻きされる地元の方々さえ「今日は酷くなる」と語られれば、斯様な大雪原状態にして、恒例なる龍泉寺参詣も今回は断せざるを得じ。

 

 

温泉を求めるべく、天川村営日帰り入浴施設「天の川温泉」と「天川薬湯センター みずはの湯」より、後者を選択、洞川より雪道を20km走破、斯くして「天川薬湯センター みずはの湯」へ到着せり。

幸い他の客も殆ど居らねば、貸切気分にてのんびり湯に浸かり、正に気分は極楽天国。

 


斯くして今年の天河弁財天参詣之儀も恙無く終えれば、本日は大阪アジトへ帰還せり。

プチ打ち上げに興じるべく、御贔屓にさせて頂く界隈の「魚屋スタンドふじ」へ、果たしてコロナ狂騒勃発以来初訪問か、随分御無沙汰せし次第。

熱燗呷りつつ「縞鯵刺身」

 

 

「鰯ぬた和え」

 

 

「牡蠣フライ」

 

 

「銀むつ 西京焼」

 

 

而して「鯛の骨蒸し」等、久々の来店なれば大いに堪能、舌鼓乱打せり。

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4128