薄ら雪積もれど快晴にして、少々出遅れれど日課たる早朝山道入隊へ出撃せり。
定点観測。
雪積もる梅の枝、能く能く見れば僅かに蕾む次第。
落葉せし紅葉に雪積もれば、花咲かせしが如し。
山寺界隈より連峰臨む之圖。
いつぞや萱澤君より北海道土産に頂戴せし蛸飯の素召喚、斯くして「蛸飯」炊き上げるや、
蛸の香り芳しき一品、
昨夜の「豚しゃぶ」残党をリサイクル、そもそも豚切り落としなんぞ使えば、汁に脂が浮く事もあらず、白菜溶解寸前あれば、出汁昆布も既に出涸らしにして、汁の旨味尋常ならねば、蟹蒲ぶち込み、ヤマサ昆布つゆ垂らすのみ、斯くしてリサイクルクッキング「豚白菜汁」添え、
その傍らにて、手持ち無沙汰を理由に「天婦羅(海老、海苔、祝蕾)」揚げれば、
三度豆をチンマシーンへぶち込み電子レンジにて1分加熱、そこへヤマサ昆布つゆ垂らし擂り胡麻投下するや「三度豆の胡麻和え」も拵え、
作り置き「鯵の南蛮漬け」と、
同じく牛蒡を笹掻きに処し「金平牛蒡」召喚、
斯くして「蛸飯天婦羅御膳」堪能せり。
在り合わせ野菜と赤ウインナーを炒め合わせ、其処へ僅か30秒のみ茹でし素麺投下、ヤマサ昆布つゆ施し手早く攪拌し更に加熱、其処へ先達てタケシさんより頂戴せし「タケシオイル 青唐辛子バージョン」投下するや、青唐辛子特有の風味芳しく、水菜飾るや、
竹輪磯辺揚とプチトマトも飾り、目玉焼をON! 既にその混迷極める様に、沖縄郷土料理「ソーミンチャンプルー」の面影すら失われれど、此処は飽くまでも「ソーミンチャンプルー」として堪能せり。
曇り空にて御来光仰ぎ得ぬ中、日課たる早朝山道入隊へ出撃、
定点観測。
芽キャベツと蕪あれば、所謂「Spaghetti aglio olio e peperoncino(スパゲッティー・ペペロンチーノ)」レシピ応用にて「Spaghetti aglio olio e peperoncino con rapa e cavoletti di Bruxelles (蕪と芽キャベツのスパゲッティー・ペペロンチーノ)」堪能せり。
野本さんより差し入れ頂きし小倉羊羹堪能すれば、どうも有り難う御座いました。
蕪の葉に大蒜、赤唐辛子、姜葱醤少々、粉末出汁加え炒めるや、是にて「蕪の葉炒め」完成せり。
山寺の余りの極寒ぶりに、再び「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えるべく、花椒を摺鉢にて挽けば、
仕上げに実花椒、花椒粉、自家製ハバネロ入り花椒油投下、斯くして「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」完成、
箸休めに「蕪の葉炒め」「三度豆の胡麻ダレ和え」も添え、
そもそも今回の「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」のハザードレベルは、優にK点越えなる危険値30オーバー、最近に於いては最凶極悪な仕上がりにして、亦しても刺激緩和剤としてごはん添え、然れば「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐セット」堪能せり。室温凡そ0度なる山寺なれど、この極悪な一品にていきなり全身より汗噴出、辛さ以上に痺れっぷり非情なれば、口内が長時間の正座にて痺れるが如し。然りとてその極悪な刺激の彼岸より、至福の美味さが到来すれば、正にこれこそが醍醐味にして法悦至極、文字通り一発昇天級の一品と知れ。