下山し郵便局にて発送、食材買い出し等より帰還、夕日に染まる定点観測。
「堅焼そば」なんぞ食らわんとすれば、嘗ては米ツアー中に発案せし「揚げ素麺」を以て拵えれど、何せ素麺を茹でて揚げるなんぞと手間掛かれば面倒至極、此処は粉末スープ添えられぬ業務用麺を以て拵えんとす。然りとてそもそも上に載せられる八宝菜の如きを好まねば、此処はオリジナルレシピにて、トムヤムペーストをベースに拵え、更に一層食感芳しからんと天かすをON! 斯くしてインプロ似非ニッククッキング「タイ風トムヤム堅焼そば」完成、
いざ食らえば、大いに美味。私がガキの頃は、この「堅焼そば」を「長崎ちゃんぽん」と呼称、而して大学生時代、友人と長崎訪れし際、本場の「長崎ちゃんぽん」食らわんと注文するや、汁麺配膳され大いに困惑せし経緯あり。因みに津山さんも「長崎ちゃんぽん」と呼称されにければ、当時の関西(一部地域かも知れねど)に於いては「長崎ちゃんぽん」が間違えて伝えられしか。
実花椒を摺鉢にて潰せば、芳しき事この上なし。
而してその花椒を以て「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」拵えんとす。因みにこの「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」登場頻繁なるは、如何せん山寺が極寒なればこそ、更には手間掛からぬ簡単調理たるも要因なり。
斯くして「極私的激辛激痺れ麻婆豆腐」完成、挽きたて花椒芳しさ半端ならず、その痺れっぷりも強烈至極とは当然、唐辛子とハバネロの混成部隊にて挑めば、優にK点越えなるハザードレベル25程度か、
そもそも麻婆豆腐にごはん添えるを好まねど、辛さの彼岸より旨味到来するとは云え、今回は刺激緩和の為にごはん添えさせて頂きし。
鍋料理に興じんとすれば、鉄鍋の鍋底に出汁昆布忍ばせ、白菜を布陣、豆腐あらざれば油揚げを投下、生姜もぶち込み、
豚切り落としを投下、
白菜にて覆うや、ヤマサ昆布つゆ+酒を注入、是を以て加熱し蒸し上げんとするや、
白菜の水分にて十分に蒸し煮となれば、仕上げに水菜投下、斯くして「豚鉄鍋」堪能せんとす。
自家製唐辛子オイル添え食らえば、尚一層美味。
今宵はBandcamp Fridayミッションたる、アルバム8枚無事公開果たせば、プチ打ち上げに興じるべく、この「豚鉄鍋」をアテに熱燗呷る次第。
御来光に先駆け、日課たる早朝山道入隊へ出撃、
定点観測。
3月になるや鶯も囀り、春の訪れの兆しを実感、極寒のピークも漸く過ぎれば、今冬もこの深山にて何とか越冬果たせり。
うどん茹でる傍らにて「天婦羅(竹輪磯辺揚げ、独活の穂先、祝蕾)」揚げれば、
Bandcamp200作品公開を一区切りとして、フィジカル復刻目論めば、先ずは第1弾たる4タイトルの盤到着、別途発注せしジャケットの到着を待ち、販売準備進めんとす。
何やらどうにも凍て付く程に寒の戻り感ずれば、雪が散らつく有様。一旦春の到来の兆しなんぞと気を緩めれば、そのダメージは倍と化す不覚ぶり露呈。