コロナ狂騒の煽り食らうや、海外遠征予定は全滅の憂き目に遭い、然れば徒然なる儘に始動、毎週2作品ずつアップせんと宣言せし「Kawabata Makoto official Bandcamp」此処まで新旧220タイトルを順調にリリース、御陰様にてぼちぼちな手応え、御試聴、御購入下さりし皆様、どうも有り難う御座います。而して200タイトル達成記念として、Bandcampにて公開せしデジタルリリース作品のフィジカルリリースにての復刻も、第1弾たる4作品をACID MOTHERS TEMPLE SHOPZONE B.O.にて絶賛通販請承り中。更に第2弾たる4作品も現在準備中。
扨、今週の「Weekly Kawabata」若しくは「週刊 スピードグル」は、1995年にライヴ会場のみにて販売されし狼の時間激レアカセット「La Musica Tapes 0038」リマスタリング施し復刻、AMT宗家結成前夜のスタジオ録音デモ発掘すれば、ソロ名義作品「Enigmatic Death Buddha」として今回デジタルリリース、以上計2作品を一挙公開せり。
High Rise南條さんとあれこれ活動せし90年代半ばから末に掛け、毎月上京しては南條さん宅に1週間以上滞在、二人して様々な録音行いしも今は昔。斯様な最中、私と南條さんが参加する4バンド、Musica Transonic、Mainliner、東方沙羅、狼の時間が一挙出演するライヴを、帝都にて二度程行えば、その際会場にて販売せしカセットの中の1本、狼の時間「La Musica Tapes 0038」をデジタル復刻せり。(この時に販売されし限定カセット6種あれば、その内の「恵美&神楽魑魅魍魎」と、狼の時間「La Musica Tapes 0060」は、既にデジタル復刻済み。)
この頃は、狼の時間のメンバーに由るレコーディングセッション繰り返し、膨大な量の音源を録音せしと記憶、然れば狼の時間名義のみならず他の名義にて、南條さんが主宰されしLa Musica Recordsよりリリースされしかと思えど、その詳細はミックス&編集及びリリースされし南條さんのみぞ知るばかり。本作もメンバー名とカタログナンバーこそ記されれど、アルバムタイトル、曲名のクレジットは一切無し。然れば今回の復刻に際し、そのカタログナンバーを以てアルバムタイトルとさせて頂けば、悪しからず。
今回リマスタリング施さんとすれど、オリジナルカセットテープ音源を聴くや、凡そミックスダウン時に生じしと思しき無数の電子ノイズが、全編に渡り聴こえれば、Mainliner宜しく轟音バンドなればいざ知らず、この静寂さなれば矢張り気になる次第、然りとて是等全てを除去せんとすれば、オリジナル音源の音質が極端に変わらざるを得ぬは必至、然ればノイズ除去を諦め、オリジナル音像の維持に重きを置きし次第、悪しからず。
1994年、上記の通り南條さんと様々なレコーディング活動行う傍ら、自らの作品も制作すべく試行錯誤すれば、時系列としてはAMT宗家結成前夜にして、つるばみ結成直後、即興セッションの録音繰り返しつつ、それ等を編集し何かしら形にせんと模索せし軌跡としてのデモ発掘すれば、その1年後に控えるAMT宗家結成へと至るひとつの道程として、然れば私のソロ作品「Enigmatic Death Buddha」として、今回デジタルリリースせり。スタジオにて録音せしセッション音源を加工編集、それを解体再構築すべく電子音の濁流へぶち込みし実験的作品なり。AMT宗家結成へ至る道として、Mainlinerから派生せしヘヴィサイケデリック由来の道と、予てよりの「Deep Purple meets Karlheinz Stockhausen」たるアイデアに起因せし電子音楽に由来する道、この二つの道あれば、本作はその後者を模索せしひとつの記録なるかな。
Bandcampページに於ける「Weekly Kawabata」一応毎週水曜に更新せんと思えば、旧譜のみならず録り下ろし新作も亦、然れば引き続き何卒御贔屓に御願い奉り候。
既にリリースも222タイトルに至れば、リストページ「Speed Guru's Time」も併せて更新中、こちらは「Solo」「Band & Collaboration」のページに分かれ、各々の内部にて項目毎に分類、而してリスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
AMT公式Bandcampも、未発表ライヴ音源等含め57作品を公開中なれば、是非にチェック頂きたし。
更に「Acid Mothers Temple」Bandcampアルバムリストも設営、バンド毎に「Unreleased live & rare recordings」と「Reissue」2項目に分け、リリース年次にて並べ分類整理、リスト上のタイトルをクリックすれば、リンクにてBandcamp各ページへ辿り着き得る次第。是非に御活用頂きたし。
インド古典音楽家としても活躍される金子ユキ嬢とカネコテツヤ君とのトリオFloating Flowerも、公式Bandcampページにて、スタジオ録音作品やライヴ録音作品を公開すれば、最新ライヴ「West Japan (京滋名) tour 2021」も公開中。是非にこちらよりチェック頂きたし。
Bandcampアプリ入手はこちらから。