昨日のブログ記事にても綴りし通り、ツアー出発前日たりし一昨日夕方に、吉田達也氏が均かのコロナ陽性判定、然れば翌日より幕開けんとする「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」後半戦への参加不可と相成るや、そこは我々キャンセルなんぞたる選択肢ある筈もなく、津山さんと2人して決行せんとすれば、急遽その準備に大童、結局出発前夜は夜更けまで仕込みに明け暮れし。
流石に日課たる早朝入隊出撃の時間的余裕あらざれば、早々に下山、斑鳩の里の実家に愛車を預け置き、いざ大阪アジト目指すべく、我々が呼ぶ処の関西線たるJR大和路線から、大阪メトロこと旧称大阪市営地下鉄乗り継がんとするや、可動式ホーム柵に関する注意勧告パネルを眺めれば、描かれるアコギのまるでヘビメタ仕様かと思しき形状のエグさ満開なヘッドに、思わず視線釘付け。そらこれやったらケース無しにて自慢気に持ち歩かんとも理解可能か。
大阪アジトに無事漂着するや、赤天には不可欠なコンタクトマイクを求め、先日新調せしおニューの自転車を駆り梅田界隈へ、阪口組長が勤務される島村楽器を急襲、あれ程モジュラーシンセコーナーは充実すればこそか、コンタクトマイクも超高級な一品のみの取り扱い、然れば我々の如きが必要とする廉価版を求め、続けて石橋楽器へ突撃、こちらにて求める一品発見すれば、津山さんの分と2個無事確保叶いし。斯くして今宵より、赤天も問題なく演奏可能と相成るや、大阪アジトより最寄駅へ。
いざ博多目指し新幹線に乗車、
新大阪駅構内の「とんかつKYK」にて定番「へれとんかつ弁当」購うや、大いに堪能せり。
博多到着。一昨年7月以来、凡そ32ヶ月ぶりに九州の地踏めば、一足先に到着されし津山さんが御出迎え下さり、先ずはホテルへチェックイン。
津山さんと今回の顛末について歓談後、今宵の会場たるcafe and bar gigiへ到着せり。
今回の顛末を請け初挑戦する代物もあれば、機材セッティングには些か時間要せども、サウンドチェッするや手応えは充分か。
四半世紀に及ぶ「Japanese New Music Festival」の歴史紐解けば、津山さんが病欠にて欧州ツアー不参加たりしや、私がアメリカからの帰国便に乗り遅れ、間髪入れず幕開けし欧州ツアー序盤間に合わず欠席、亦、先達てのMoers Festivalも、私のみスケジュール合わず、前半日程不参加たりし等、これまでも2人にて演奏せざるを得ぬ、様々な難局を打破し現在に至れば、斯様な逆境窮状こそ、我々の如きは本領発揮し得る筈。
斯くして「Japanese New Music Festival」史上初なる、吉田氏を欠く我々2人にて決行せんとする「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」後半戦たる西日本ラウンド、いざ幕開けん。
因みに我々は事前リハーサル等一切行わねば、そもそも帝都在住なる吉田氏とは、先月の「Japanese New Music Festival」前半戦以来、一切の邂逅さえあらざりて、一部に於いては、我々も濃厚接触者たらんと疑念抱かれにける御仁もおられると伺えど、どうぞ御安心下さり結構毛だらけ猫灰だらけ。
「Welcome to Japanese New Music Festival!」一声にて幕開けるや、先鋒務めしはAcid Mothers Temple SWR、こちらは21世紀の科学の粋を結集せし未来派テクノロジーの権化「バーチャル吉田達也」召喚、高圧縮高濃度高速爆音演奏を以て、筒が無く駆け抜けし。
ライヴ写真の類い、ネット上にて発見拾遺し得ず、無断借用転載叶わねば、悪しからず。
次鋒は赤天、御馴染み「ジッパー」にて幕開け、先月の「Japanese New Music Festival」前半戦にて初披露されし「卵麺2」今宵は替歌「コロナバージョン」にてセルフカバー、而して「玉子切り器」と、全3曲を以て駆け抜けし。
三番手に登場せしは、今回の2人バージョン「Japanese New Music Festival」に於ける目玉のひとつにしてワールドプレミアなるRuins AloneならぬRuins Ahone(ルインズあほーん)なり。SNS上に於いて「津山さんがRuins Aloneを演奏?」なんぞと、一部の間にて既に話題騒然となれば、私がステージ上より撮影せし写真や動画を、皆様のリクエスト御応えすべく、ここに公開せんとす。
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「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」
「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL」とは?
吉田達也(Ruins)、津山篤(サイケ奉行)、河端一(Acid Mothers Termple) の3人によって、様々なユニットが演奏されるショウケースツアー。
サイケデリック、プログレ、ジャズ、クラシックから現代音楽、実験音楽、民族音楽、等々をミックスしつつも解体再構築、音楽にはユーモアが必要だとばかり、フランク・ザッパさえ思わせるバカバカしささえも内包した、カテゴライズ不可能な内容は、それぞれ3人の多岐にわたる音楽的素養や経験、知識に裏付けられている。
今回はラインナップを大幅に刷新、各会場毎にてそのラインナップは微妙に異なるが、3人で6〜9プロジェクトを演奏。益々以て混迷を極めるか!?
ツアー前日に吉田達也のコロナ陽性発覚、残念ながら不参加となりましたが、津山篤と河端一の2人にて、全8バンドの演奏は予定通り行います。21世紀ならではか、バーチャル吉田達也も登場!未来派テクノロジーの粋を結集した、逆にこんな機会でもない限り見られない超レアなセットを披露の予定!是非!
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■ 4月21日(木)@防府 印度洋 (0835-38-5324)
●RUINS AHONE(津山)
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(津山・河端)
●2人シンセ(津山・河端)
●SHLIMP WARC(津山・河端)
●聖家族(バーチャル吉田・津山・河端)
●AID MOTHERS TEMPLE SWR (バーチャル吉田・津山・河端)
(※ その日の気分で多少変更あり)
open 19:00 / start 19:30
door ¥3000
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■ 4月22日(金)@広島 OTIS! (082-249-3885)
●RUINS AHONE(津山)
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(津山・河端)
●2人シンセ(津山・河端)
●SHLIMP WARC(津山・河端)
●聖家族(バーチャル吉田・津山・河端)
●AID MOTHERS TEMPLE SWR (バーチャル吉田・津山・河端)
(※ その日の気分で多少変更あり)
open 18:30 / start 19:00
door ¥4000 (20名限定)
door ¥4000 (20名限定)
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■ 4月23日(土)@福山 Boogie Man's Cafe POLEPOLE (084-925-5004)
https://www.cafe-polepole.com/
キャンセル!!!!
●RUINS ALONE(吉田)
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(吉田・津山)
●SHLIMP WARC(吉田・河端)
●ZUBI ZUVA-X(吉田・津山・河端)
●聖家族(吉田・津山・河端)
(※ その日の気分で多少変更あり)
open 18:30 / start 19:00
adv ¥3000 / door ¥3500
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■ 4月24日(日)@岡山 Pepperland (086-253-9758)
●RUINS AHONE(津山)
●津山篤ソロ
●河端一アコースティックギターソロ
●JAZZOFFY(津山・河端)
●赤天(津山・河端)
●2人シンセ(津山・河端)
●SHLIMP WARC(津山・河端)
●聖家族(バーチャル吉田・津山・河端)
●AID MOTHERS TEMPLE SWR (バーチャル吉田・津山・河端)
(※ その日の気分で多少変更あり)
open 18:00 / start 18:30
adv ¥3000 / door ¥3500
w/ ロバQ, MANISDRON KETCH, 能勢慶子