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Channel: 大ぼら一代番外地
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Japanese New Music Festival@岡山 PEPPERLAND

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ツアー出発前夜、吉田氏が均かのコロナ陽性発覚にて戦線離脱決定するや、津山さんと2人旅にて駆け抜けし「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」後半戦たる西日本行脚篇も、今宵岡山PEPPERLANDにて千秋楽迎えんとす。

 

 

投宿せしサウナ&カプセルにて、午前7時起床。昨夜の痛飲ダメージもほぼ皆無なれど、猛烈な空腹に苛まされ苦悶せり。然りとて館内着より着替えて外出するも面倒なれば、この艱難辛苦に直面するに当たり、チェックアウト時刻まで空想料理に舌舐めずりならぬ辛酸なんぞ舐め舐め、只管空腹に耐えんとす。

午前10時にチェックアウトすれど、界隈の飯屋は午前11時開店なれば、開店時刻と相成るや「とろさば専門店 SABAR」へ突撃、

 

 

「とろさば御前」所望すれば、天婦羅と唐揚げが配膳に間に合わず、後発部隊と相成ると告げられれど、一切問題なし。

 

 

「お造り」とあれど、厳密には「鯖きずし」なり。

 

 

後発隊たる天麩羅と唐揚げ着任、流石に危機的飢餓感に耐えきれず、ポテトサラダ少々摘めど、これにて「とろさば御前」コンプリートなり。様々な鯖料理を少しずつ堪能し得れば、大いに満足堪能せり。

 

 

生憎の雨天、況して楽器や機材抱えれば、移動も然う然う容易ならず、結局時間持て余せば、今宵投宿を予定するホテルへ赴き、ロビーにて時間潰させて頂きし。
昨夜は何処ぞの温泉を堪能されにける津山さんと合流すれば、ホテルの部屋にて、今宵のRuins Ahoneに新たなレパートリー追加すべく、エアドラム一人練習之圖。

 

 

今宵の会場たるPEPPERLANDへ到着せり。

 

 

 

サウンドチェックも筒が無く終了すれば、大黒天物産が岡山市内のみにてチェーン展開するメガ激安コンビニ「ら・む〜マート」突撃、税込価格が200円にも満たぬ「満福のり弁当」所望、

 

 

なかなかシュールな絵面なれど、この価格なら上等か。

 

 

是亦5個入りにて税込価格が200円に満たぬ「コロッケ」贖い、処分価格にて投げ売られし唐辛子ペースト「ハリッサ」施し食らえば、腹拵え完了せり。

 

 

今宵は、今回の「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」後半戦たる西日本行脚篇に於いて、唯一対バンあれば、先鋒務めて下さりしは、PEPPERLANDの能勢慶子さんにして、以前もバンド編成にて歌われる御姿拝見すれど、完全なるソロは初観戦なり。ハイパーなテクノトラックをバックに歌われしかと思えば、詩の朗読、無伴奏歌唱まで御披露下さり、その歌に秘められるメッセージも、会場内に共鳴せしか。

 

 

次鋒は今宵のオルガナイザー石原君率いるKETCHにして、毎度乍らの骨太な男のロック魂爆裂、ベースレスなれどベースレスに聴こえぬ重厚ぶり、岡君のエキセントリックなギターワークも伺えれば、愈々中堅から重鎮へと至られん。

 

 

三番手務めて下さりしは、現在要注目のオルタネイティヴトリオTHE NOUP率いる岡田君のソロユニットMANISDRON、アナログシンセやサンプリング駆使されつつの人力テクノ的展開、飽くまでもストイックに盛り上がる様に、会場内は大いにヒートアップせり。

 

 

而して我々の出番と相成るや、先月より幕開けし「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」千秋楽、勿論決め台詞「Welcome to Japanese New Music Festival!」一声にて幕開けるや、先鋒務めしはAcid Mothers Temple SWR、今宵も21世紀の科学の粋を結集せし未来派テクノロジーの権化「バーチャル吉田達也」召喚、高圧縮高濃度高速爆音演奏を以て、筒が無く駆け抜けし。

ライヴ写真の類い、ネット上にて発見拾遺し得ず、無断借用転載叶わねば、悪しからず。

 

次鋒は赤天、御馴染み「ジッパー」にて幕開け、先月の「Japanese New Music Festival」前半戦にて初披露されし「卵麺2」の替歌たる「コロナバージョン」から、最後は「玉子切り器」にて〆、全3曲を以て駆け抜けし。

 

三番手に登場せしは、既に動画再生6000回越えなりける、今回の2人バージョン「Japanese New Music Festival」に於ける最大の目玉Ruins AloneならぬRuins Ahone(ルインズあほーん)なり。結局ホテルにて練習されし新たなレパートリー追加こそ断念されれど、今宵も吉田氏の物真似MC挟みつつ、渾身の演奏披露されし。

然れば本日も、私がステージ上より撮影せしライヴ動画と写真を、皆様のリクエストに御応えすべく、ここに公開せんとす。

 

 

 

 
四番手務めしは河端一アコースティックギターソロ、何せ昨年末にアコースティックギターソロにて訪れし際、終演時刻を勘違いし、僅か10分弱たる超ショートセット披露せし顛末あれど、今宵はフルセットにて10分なれば、同じ10分間なれど、その心持ちは全く異なれば、今宵は機材由来のハプニングもなく、落ち着きを以て演奏に集中叶いし。今宵も最終盤には、津山さんがボーカリゼーションにて飛び入り下されば、所謂ヒーリング系トラッド的余韻残し幕。
 
五番手務めしは津山篤ソロ、千秋楽なれば持参せし「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」コンピレーションCD売り切るべく、今宵も勿論販促ソング「Compilation CD」3バージョンを、メドレーにて披露、3曲目に於いては再び私もギター参戦、斯くして見事な程の実演販売パフォーマンスを以て駆け抜けられし。然れば私がステージ上より撮影せし写真を、ここに貼り付けんとす。
 
 

六番手務めしは前回の「Japanese New Music Festival」前半戦にて緊急結成されし3人シンセならぬ2人シンセ、今宵もジャーマンエレクトロ系を以て駆け抜けし。

 

七番手務めしはJAZZOFFY、今宵もジャズの「very very famous song」披露すべく、先ずは「Round Midnight」を究極の雰囲気ジャズと称し「ECM系」バージョンにて披露するや、続けて真骨頂たる「組曲 マイルス・デイヴィス」を以て駆け抜けし。

 

八番手務めしはSHLIMP WARC、津山さんがドラム、ベース、キーボードを、私がギターとキーボードを同時演奏すれば、SHLIMP WARC初期のThis Heatを想起させる、コールドウェイヴな演奏を以て駆け抜けし。

 

殿務めしは聖家族、アコースティックギターを基調にすれば、津山さんに由る絶唱「DJANGO」も飛び出し乍ら、中盤より再び「バーチャル吉田達也」召喚、怒涛の展開へ雪崩れ込めば、カオス爆発の果て、ポリフォニーへ至り幕。

 

予定調和アンコールは、昨夜遂にオフィシャルバンドとして命名公認されしストラビンスキーズ、今宵もチェンバープログレからオーケストラ指揮パフォーマンスとギター弓弾きへ至り大団円迎えれば、是にて2人にて全10プロジェクト披露せし「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」後半戦たる西日本行脚篇、全4公演盛況にて無事終了せり。

 

今宵「Japanese New Music Festival Japan Tour 2022」@PEPPERLANDへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

 

終演後、PEPPERLAND能勢さんを筆頭に、岡山の皆様に見送り頂き、ホテルへ帰還すれば、津山さんと2人して、メガ激安コンビニ「ら・む〜マート」にて閉店前の捨て値投げ売りされし惣菜をアテに、プチ打ち上げに興じし。

 
 
斯くして岡山第2夜は更け行きし。
 
今回のツアー各会場にて先行販売させて頂きし『Japanese New Music Festival Japan Tour 2022』CDは、5月4日に一般発売開始なれば、

 


Disk Unionにて通販予約受付中。こちらから。

Tower Recordsにても通販予約受付中。こちらから。

 

河端一・津山篤・吉田達也のトリオによる、様々な驚異のユニットが演奏されるショウケースツアー「ジャパニーズ・ニュー・ミュージック・フェスティバル」今年2022年3月に行われたジャパンツアーPart1の全録音からの捧腹絶倒のベスト音源をセレクトし、全11ユニット・17曲を収録した驚愕のコンピレーションCDを緊急リリース決定!
サイケデリックロック、プログレッシヴロック、ジャズ、クラシックから現代音楽、実験音楽、民族音楽、等々をミックスしつつ解体再構築したカテゴライズ不可能な音楽が次々と繰り出される!!


[JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL]
津山篤 : bass, guitar, vocal, etc.
吉田達也 : drums, keyboard, vocal, etc.
河端一 : guitar, synth, vocal, etc.


[全11ユニット収録]
・Acid Mothers Temple SWR
・津山篤ソロ
・RUINS alone
・河端一アコースティックギター・ソロ
・3人シンセ
・吉田達也のジロキチピアノ十番勝負・番外編
・ZOFFY
・赤天
・SHLIMP WARC
・ズビズバ X
・聖家族

 

[収録曲]

01. 噂された饗宴NGを否定する傍観者の申し出 / Acid Mothers Temple SWR

02. 関西電気保安協会のつぶやき / 津山篤ソロ

03. 懺悔の値打ちもない男 / 津山篤ソロ

04. KorromdaPeimm〜Improv〜DAGDAD〜Laiptchig / RUINS alone

05. Perpetual Affection / 河端一アコースティックギター・ソロ

06. Trinity Electrique / 3人シンセ

07. 吉田達也のジロキチピアノ十番勝負・番外編

08. JAPANESQUE / ZOFFY

09. Let’s Zeppelin’ 2022 / ZOFFY

10. ジッパー / 赤天

11. ワイン / 赤天

12. 卵切り器 / 赤天

13. Parallel Action / SHLIMP WARC

14. ZUBI ZUVA I / ズビズバ X

15. BITA VITA / ズビズバ X

16. ドバイバイバイサラバイ / 聖家族

17. インシャアッラー / 聖家族

 

 

今回残念乍ら各会場へ御運び叶わざりし御仁は、是非に本作コンピレーションCD御購入を以て、御楽しみ頂きたし。

 

 

先月の「JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL Japan Tour 2022」前半戦に続き、今回の後半戦たる西日本行脚篇も、ツアー道中譚を当拙ブログへリアタイ投稿すべく、己へのミッションとすれど、此処に脱稿せんとすれば、見事ミッションコンプリート。然りとて今週は、水曜から再びギタートリオ「虹音侍 三人旅!」関西行脚5公演控えれば、再びツアー道中譚のリアタイ投稿ミッションを己れへ課さんとす。

 

 
 

 


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